2026年の冨士眞奈美さんは、テレビ番組への出演を通じて、長年の芸能活動で培った経験や交友関係を語っています。
特に注目されたのが、2026年1月26日放送のテレビ朝日系『徹子の部屋』です。60年来の親友である加賀まりこさんと一緒に出演し、若い頃から続く友情や、共通の親友だった吉行和子さんとの思い出などを語りました。
番組では、40年以上前に2人が出演した過去の映像も紹介されました。長い芸能生活を振り返る内容となり、冨士さんの変わらないユーモアも話題になりました。テレビ朝日の番組案内でも、2人の長年の交流が紹介されています。
また、2026年2月27日にはBSテレ東『武田鉄矢の昭和は輝いていた』に出演映像が登場しました。この放送は前年に放送された内容から4人の女性の青春時代を振り返る特集で、新たなドラマ出演とは区別する必要があります。
10月には過去の出演作『奥様は警視総監』の放送情報も掲載されています。
つまり、2026年の冨士眞奈美さんは、往年の作品が再び放送される一方、トーク番組にも出演し、自身の人生や芸能界での経験を伝える活動を続けています。
現在の活動を考えるうえでは、連続ドラマへの出演本数だけでなく、俳優としての出演、過去の作品の再放送、文化的な活動を分けて見ることが大切です。
【プロフィール】冨士眞奈美の本名・生年月日・年齢・俳号

冨士眞奈美さんは、静岡県出身の女優です。
本名は岩崎真奈美。芸名の「冨士眞奈美」とは異なる名前で、俳句を作る際には「衾去(きんきょ)」という俳号を使用しています。
基本プロフィールを整理すると、次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 芸名 | 冨士眞奈美 |
| 読み方 | ふじ・まなみ |
| 本名 | 岩崎真奈美 |
| 生年月日 | 1938年1月15日 |
| 2026年11月現在の年齢 | 88歳 |
| 出身地 | 静岡県 |
| 血液型 | A型 |
| 職業 | 女優・随筆家・俳人 |
| 俳号 | 衾去(きんきょ) |
| 所属 | アンテーヌ |
生年月日や本名などの基本情報は人物プロフィールにも掲載されています。
1956年に女優デビュー、NHK専属女優第1号に冨士さんが芸能界に入ったのは1956年です。
NHKのテレビドラマ『この瞳』で主演を務め、翌1957年にはNHK専属女優第1号となりました。
当時のテレビ放送は、現在のように多くのチャンネルや娯楽番組が存在する時代ではありません。テレビそのものが家庭に普及していく過渡期であり、NHKで活躍する女優には大きな注目が集まっていました。
冨士さんは、その時代に若手女優として存在感を発揮します。
代表作は『細うで繁盛記』や『パパと呼ばないで』特に知られている出演作の一つが、1970年のドラマ『細うで繁盛記』です。
冨士さんは、主人公を取り巻く強烈な人物を演じ、視聴者に強い印象を残しました。
そのほか、1972年の『パパと呼ばないで』などにも出演。映画やテレビドラマを中心に幅広い役柄を経験しました。
単に清純派女優として活動するのではなく、個性的な人物や印象に残る脇役も演じられることが、長く活躍する基盤になっています。
【経歴・年表】結婚から1984年の離婚、女優復帰まで
冨士眞奈美さんの人生を理解するうえで重要なのが、1974年の結婚と、その後の芸能活動休止です。
30代半ばで脚本家の林秀彦さんと結婚し、家庭生活を優先するため、女優としての仕事を大幅に減らしました。
その後、1984年に離婚。娘を育てるために芸能活動を本格的に再開します。
| 年代 | 出来事 | 主な内容 |
|---|---|---|
| 1938年 | 誕生 | 1月15日、静岡県生まれ |
| 1956年 | 女優デビュー | NHK『この瞳』で主演 |
| 1957年 | NHK専属女優 | 専属第1号となる |
| 1970年 | 代表作に出演 | 『細うで繁盛記』 |
| 1974年 | 林秀彦さんと結婚 | 女優業を休止 |
| 結婚後 | 娘が誕生 | 一人娘の岩崎リズさんを育てる |
| 1984年 | 離婚 | 芸能活動を本格的に再開 |
| 1980年代 | 復帰後の活動 | 『新伍のお待ちどおさま』など |
| 2003年 | ドラマ出演 | TBS『末っ子長男姉三人』 |
| 2025年 | 母娘でテレビ出演 | 『徹子の部屋』に岩崎リズさんと出演 |
| 2026年 | テレビ出演 | 『徹子の部屋』などに登場 |
この年表から分かるのは、冨士さんの芸能人生が一度途切れたのではなく、結婚・出産・子育てを経て、新しい形で再出発したことです。
1984年の女優復帰は人生の大きな転換点結婚中、冨士さんはエッセイや小説などの執筆活動を続けていました。
一方、本人が2022年の週刊女性PRIMEのインタビューで振り返ったところによると、ドラマや映画には出演せず、芸能界から距離を置いていたといいます。
離婚後には、俳優座養成所時代の同期だった柳生博さんと共演する『エプロンおばさん』の仕事がありました。
その後、1985年から1990年までTBSの昼のワイドショー『新伍のお待ちどおさま』にレギュラー出演。女優としてだけでなく、トークでも持ち味を発揮しました。
この復帰は、単なる芸能界への再登場ではありません。
母親として娘を育てるために働くという、生活に根差した選択でもありました。
なお、『エプロンおばさん』については本人の回顧記事で離婚直後の仕事として紹介されていますが、作品の放送年は1983年と記載されています。1984年の離婚年との関係には年次上のずれがあるため、作品の放送年と復帰の経緯は分けて理解する必要があります。
【結婚・離婚の真相】元夫の林秀彦とはどんな人物?
冨士眞奈美さんの元夫は、脚本家の林秀彦さんです。
林さんは脚本家として活動していた人物で、1974年に冨士さんと結婚しました。
2人の結婚生活は約10年続きましたが、1984年に離婚しています。
結婚を決めたきっかけは山岡久乃さんの言葉冨士さんが結婚を意識するきっかけになった人物として、先輩女優の山岡久乃さんが知られています。
冨士さんは、30代半ばまで独身で女優業に取り組んでいました。
そんなとき、山岡さんから未婚のまま女優を続けたことへの後悔を聞き、一人の女性として結婚や家庭について考えるようになったとされています。
すでに決まっていた仕事を終えた後、林さんとの交際に時間を割き、結婚へと進みました。
林秀彦さんとの離婚理由は?結婚生活について、冨士さん自身が過去のインタビューで率直に語っています。
2022年4月の週刊女性PRIMEのインタビューでは、林さんが芸能活動を嫌がっていたことや、仕事のオファーを断っていた経緯を明かしました。
撮影で何日も家を空ければ、幼い娘の子育てや家庭生活に影響が出ると考えていたことも理由の一つでした。
冨士さんは、女優として活動を続けていれば、違った人生になっていたかもしれないという思いも振り返っています。
しかし、家庭に入った選択そのものを後悔しているわけではなく、子育てや家庭生活にも充実感を感じていたと語っています。
ここで重要なのは、芸能活動を休止した背景と、離婚そのものの理由を混同しないことです。
本人の回顧から分かるのは、仕事に対する夫婦の考え方の違いや、家庭を優先する生活があったということです。離婚の法的な理由や詳細な夫婦間の事情まで、本人の発言以上に断定することはできません。
離婚後は慰謝料・養育費を受け取らずに娘を育てた2023年3月の週刊女性PRIMEのインタビューでは、冨士さんが離婚後の生活についてさらに詳しく語っています。
当時、娘のリズさんは8歳でした。
冨士さんによると、離婚に際して慰謝料も養育費も受け取らなかったため、これから娘を育てるには自分で働く必要がありました。
そのため、芸能界に戻ることを決めたのです。
女優復帰の背景には、華やかな世界への未練だけでなく、母親としての現実的な責任がありました。
このエピソードは、冨士さんの仕事に対する姿勢を理解するうえでも重要です。
【娘・子供】岩崎リズとの母娘関係と現在の暮らし
冨士眞奈美さんには、一人娘の岩崎リズさんがいます。
林秀彦さんとの結婚生活の中で誕生した娘で、離婚後は冨士さんが育ててきました。
娘の存在は、芸能活動を再開するきっかけにもなっています。
娘の岩崎リズとは?岩崎リズさんは、冨士さんの一人娘です。
母娘はこれまでテレビ番組や雑誌の対談などで、それぞれの関係について語ってきました。
2021年6月には、テレビ朝日系『徹子の部屋』に親子で出演しています。
さらに2025年7月28日にも、母娘で同番組に登場しました。
同時期に『婦人公論』では、母娘の対談記事が再掲載され、子育て時代のエピソードや、それぞれの性格について紹介されました。
現在も近い距離で交流している2024年12月号の『婦人公論』に掲載された母娘対談では、2人の現在の関係も語られています。
岩崎リズさんは母親の自宅から徒歩約5分のマンションに住んでいると紹介されました。
同居はしていないものの、朝晩の電話を通じて連絡を取るなど、独立した生活を保ちながら交流しています。
また、冨士さんは70代半ばで運転免許を自主返納したことも語っています。
以前は車で娘を連れて出かけていたものの、現在は娘が生活面で主導する場面も増えたようです。
この母娘関係で興味深いのは、親子であっても適度な距離を保っている点です。
娘が独立した後も、必要なときに支え合いながら、それぞれの生活を大切にしています。
2026年1月の『婦人公論』でも、母娘対談の後編が再掲載されました。長年にわたって親子関係を語り続けていることからも、2人の交流が関心を集めていることが分かります。
【俳人・随筆家】俳号「衾去」と文学活動、深津絵里との共演
冨士眞奈美さんは、女優という肩書だけでは語り尽くせない人物です。
俳人としても長い活動歴があり、随筆家・作家として著書を発表してきました。
俳号「衾去」で俳句を続ける冨士さんが俳句を始めたのは20代半ばの頃です。
俳人の中村汀女さんが主宰する『テレビ句会』への出演がきっかけでした。
その後、雑誌『話の特集』に関わる文化人たちとの交流から句会にも参加するようになります。
当時の句会には、和田誠さん、谷川俊太郎さん、小沢昭一さん、野坂昭如さん、山藤章二さんなど、さまざまな分野の文化人が参加していました。
俳句の面白さは、肩書や年齢に関係なく作品そのものが評価されることです。
冨士さん自身も、無記名で作品を披講する句会の仕組みに魅力を感じていたと、2023年の週刊女性PRIMEの連載で振り返っています。
俳号は衾去(きんきょ)。
俳句の世界では、吉行和子さんや岸田今日子さんとも交流がありました。
吉行和子さんとの共著『おんなふたり奥の細道 迷い道』では、俳句や人生について語り合っています。集英社の書籍紹介でも、冨士さんの俳号と自選句が紹介されています。
また、『婦人公論』の著者プロフィールによると、俳句専門誌「俳壇賞」の選考委員を11年間務めた経歴もあります。
随筆家・作家としての著書冨士さんは、若い頃から読書が好きでした。
父親が新聞記者だったこともあり、幼少期から本や文章に親しむ環境がありました。
その後、女優として活動する一方で、エッセイや小説も執筆するようになります。
代表的な著作として、次の作品が挙げられます。
- 『身ひとつの今が倖せ』
- 『てのひらに落花』
- 『瀧の裏』
- 『ろくでなし』
これらの作品には、俳句や人生観、日常の出来事などが反映されています。
俳句は単なる趣味ではなく、長年にわたって続けてきた表現活動の一つです。
『末っ子長男姉三人』で深津絵里と共演テレビドラマでの印象的な出演作として、2003年のTBS系『末っ子長男姉三人』があります。
主演は深津絵里さん、岡田准一さん。
冨士さんも出演しており、深津さん演じる春子が関わるラジオ番組のパーソナリティーとして登場しました。
第3話では、春子が義姉との関係に悩む場面で、冨士さん演じるパーソナリティーの助言が物語に関わっています。
TBSの作品情報や各話の出演情報でも、2003年のドラマとして確認できます。
冨士さんの持ち味である、自然体の会話やユーモアが生かされた出演でした。
このように、女優としての仕事と文学活動を並行してきたことが、冨士眞奈美さんの大きな特徴です。
【よくある質問】冨士眞奈美の現在に関するFAQ
Q1:冨士眞奈美は2026年現在何歳ですか?
A:1938年1月15日生まれで、2026年11月現在88歳です。
Q2:冨士眞奈美の元夫は誰ですか?
A:脚本家の林秀彦さんです。1974年に結婚し、1984年に離婚しました。
Q3:冨士眞奈美に子供はいますか?
A:一人娘の岩崎リズさんがいます。離婚後は冨士さんが育てました。
Q4:冨士眞奈美の本名と俳号は何ですか?
A:本名は岩崎真奈美、俳号は衾去(きんきょ)です。
Q5:冨士眞奈美は現在も女優を続けていますか?
A:2026年にもテレビ番組への出演が確認できます。近年は過去作品の放送やトーク番組への出演も見られます。
冨士眞奈美さんの現在を知るうえで押さえておきたいのは、88歳を迎えた現在もテレビ出演などを通じて芸能界とのつながりを保っていることです。
その人生には、次の3つの大きな特徴があります。
1. 女優としての実績:1956年のデビュー以来、ドラマや映画、バラエティーなどで幅広く活躍。
2. 家庭と仕事の転換:林秀彦さんとの結婚、出産、1984年の離婚を経て、娘を育てるために芸能活動を再開。
3. 文学的な才能:俳号「衾去」で俳句を続け、随筆家・作家としても著書を発表。
特に注目したいのは、女優業を休止した時期も、人生の表現者としての活動が途切れていたわけではないことです。
家庭生活を経験し、母親として娘を育て、離婚後には仕事に復帰する。そして俳句や随筆を通じて、自分の人生を言葉にしてきました。
2026年の『徹子の部屋』出演でも、加賀まりこさんとの長年の友情を語るなど、過去の経験を現在の活動につなげています。
冨士眞奈美さんは、女優・俳人・随筆家という複数の顔を持ち、自分らしい人生を歩んできた人物です。 その魅力は、出演作品だけでなく、結婚や子育て、文学活動を含めた人生全体にあります。
主な参考資料
- テレビ朝日『徹子の部屋』2026年1月26日放送情報。
- BSテレ東『武田鉄矢の昭和は輝いていた』2026年2月27日番組情報。
- 週刊女性PRIME「不思議な10年間の結婚生活」(2022年4月18日)。
- 週刊女性PRIME「娘のリズのために芸能界復帰を決めた冨士眞奈美」(2023年3月10日)。
- 婦人公論.jp「冨士眞奈美」著者プロフィール・母娘対談(2025~2026年)。
- 週刊女性PRIME「冨士眞奈美が“民主的だからハマった句会”」(2023年1月12日)。
- TBSチャンネル『末っ子長男姉三人』作品情報。