俳優の北村有起哉(きたむら・ゆきや)さんは、2026年11月現在、映画・ドラマ・配信作品で幅広く活躍を続けています。2027年にはNHK大河ドラマ『逆賊の幕臣』への出演も決定。松坂桃李さん演じる主人公・小栗忠順の父、小栗忠高役という重要な役どころを務めます。
プライベートでは、女優の高野志穂さんと2013年に結婚し、2人の男の子を育てる父親です。父は昭和を代表する名優・北村和夫さん、姉も女優の北村由里さんという俳優一家に生まれました。1998年のデビューから、映画初主演作『太陽の蓋』、連続ドラマ初主演作『ムショぼけ』を経て、現在の活躍に至るまで、その歩みには興味深い転機があります。
【2026年最新】北村有起哉の現在は?2027年大河ドラマ出演も決定

北村有起哉さんは、1974年4月29日生まれ、東京都出身。2026年11月6日現在、52歳です。所属事務所はTOM companyで、映画、テレビドラマ、舞台、配信作品などを中心に活動しています。
2026年の活動で目を引くのが、Prime Videoで配信されているドラマ『おいしいのつくりかた』です。松重豊さんが企画・プロデュース・脚本・監督を担当した作品で、北村さんは主人公の料理人・水橋英二を演じています。
テレビ東京プラスの2026年10月のインタビューでは、料理人役への挑戦や、寡黙で頑固な人物をどのように表現したのかについて語っています。役柄の背景を細かく考え、限られたせりふや立ち居振る舞いから人物像を組み立てる姿勢がうかがえます。
2027年大河ドラマ『逆賊の幕臣』で小栗忠高役2026年の大きな話題となったのが、NHK大河ドラマ第66作『逆賊の幕臣』への出演です。2026年2月24日のキャスト発表で、北村さんが小栗忠高役を演じることが明らかになりました。
同作は松坂桃李さんが主演を務め、小栗上野介忠順という幕末の幕臣を主人公に描く歴史ドラマです。小栗忠順は、江戸幕府の近代化を推進した人物であり、明治新政府から逆賊とされた歴史的背景を持っています。
北村さんが演じる小栗忠高は、その主人公・小栗忠順の父親です。鈴木京香さんが母・くに役、上白石萌音さんが妻・みち役を演じるなど、主人公を取り巻く家族の配役も発表されています。
北村さん本人も公式Instagramで出演を報告し、松坂桃李さん演じる主人公の父親という大役を務めることを伝えています。所属事務所の公式プロフィールにも出演情報が掲載されています。
放送開始日は2027年1月10日。初回は15分拡大版が予定されています。北村さんは過去に『江〜姫たちの戦国〜』『八重の桜』『西郷どん』にも出演しており、今回の大河ドラマは再び時代劇で存在感を発揮する機会となります。
2026年の主な出演作品TOM companyの公式プロフィールには、2026年の映画・ドラマ出演作として次の作品が掲載されています。
- ドラマ『おいしいのつくりかた』:主演・水橋英二役
- NHK『事件は、その周りで起きている』シリーズ3:谷崎誠役
- TBS『日曜劇場 リブート』:合六亘役
- 映画『わたしの知らない子どもたち』:鴨井四郎役
- 映画『開戦前夜』:近衛文麿役
- 映画『廃用身』:矢倉俊太郎役
さらに2025年には、内田英治監督の映画『逆火』で主演・野島役を務めています。脇役として作品を支えるだけでなく、主演として物語を引っ張る仕事も着実に増えています。
【家族構成】妻・高野志穂との結婚と馴れ初め、子どもは何人?
北村有起哉さんの妻は、女優の高野志穂さんです。高野さんは2002年のNHK連続テレビ小説『さくら』でヒロインを務めたことで知られています。
2人は同じ俳優という職業を持つ夫婦です。結婚したのは2013年6月4日。約4年間の交際を経て婚姻届を提出しました。
妻・高野志穂との出会いは舞台公演後の飲み会2人の出会いについては、2025年2月に高野さんがCHANTO WEBのインタビューで詳しく明かしています。
きっかけは、北村さんが主演する舞台でした。高野さんは共演者だった俳優から舞台に誘われ、観客として公演を見に行ったそうです。公演後、演劇仲間たちと飲みに行った席で北村さんと知り合いました。
その後も公演後の飲み会で偶然顔を合わせることが続き、3回ほど同じような機会があったといいます。北村さんは、高野さんの飲みっぷりや、お酒を飲んでも態度が変わらないところに魅力を感じたと伝えられています。
単なる仕事上の知り合いから、飲み会を通じて少しずつ距離を縮めていった2人。交際は約4年間続きました。
プロポーズは2時間の説得だった結婚に至るまでのエピソードも印象的です。
高野さんのインタビューによると、2人は同居を始めるために物件を33軒も内見し、気に入った住まいを選んだそうです。その後、北村さんから結婚を提案されました。
ところが、高野さんは当時、強い結婚願望を持っていたわけではありませんでした。一緒に暮らすことには賛成でも、結婚することには迷いがあったといいます。
そこで北村さんは、結婚するか別れるかという考えを伝え、2人は真冬の夜に約2時間話し合うことになりました。最終的に高野さんが結婚を受け入れると、北村さんはコートのポケットからドンペリを取り出し、2人で乾杯したそうです。
このエピソードは、2025年の高野さん本人へのインタビューで紹介されたものです。2人らしいユーモアのあるプロポーズとして知られています。
子どもは男の子が2人北村有起哉さんと高野志穂さんの間には、男の子が2人います。
- 長男:2014年11月に誕生。
- 次男:2020年2月に誕生。北村さんが同月13日に第2子の誕生を公表。
2024年12月の婦人公論.jpのインタビューでは、北村さん自身が2人の息子を育てている生活について語っています。幼稚園や習い事の送り迎え、一緒に入浴すること、寝かしつけ、食器洗いなどを主に担当しているとのことです。
また、仕事で大阪と東京を行き来することになった際には、まず妻に相談したことも明かしています。俳優としての仕事と家庭生活を両立するため、夫婦で話し合いながら生活を組み立てている様子が伝わります。
子どもたちの名前や学校など、個人的な情報は広く公表されていません。公の場で語られているのは、主に子育てへの考え方や家族との日常です。
【俳優一家のルーツ】父・北村和夫と姉・北村由里、太田道灌との関係
北村有起哉さんの家族を語るうえで欠かせないのが、父・北村和夫さんの存在です。加えて、姉の北村由里さんも女優として活動しています。
父は文学座の名優・北村和夫父親の北村和夫さんは、文学座を代表する俳優の一人です。映画、テレビドラマ、舞台などで長く活躍し、紫綬褒章も受章した昭和を代表する名優でした。2007年5月6日に亡くなっています。
北村有起哉さんは俳優の父を持つ二世俳優ですが、父親から直接、俳優になるよう勧められたわけではありません。
2026年5月のスポニチの報道によると、北村さんはテレビ番組で俳優を目指した理由を振り返り、高校の文化祭でクラスの演劇に参加したことがきっかけだったと話しています。
父親の仕事を間近に見ていたことは影響していたものの、演劇そのものに面白さを感じ、自分の意思で俳優を志すようになったという経緯です。
姉は文学座の女優・北村由里姉の北村由里さんも女優です。文学座附属演劇研究所に1994年に入所し、1999年に文学座の座員となりました。
舞台を中心に活動しており、『僕らは少年探偵団―怪人二十面相最後の事件―』『おかしな二人~女性版~』などの出演歴があります。
父の北村和夫さん、姉の北村由里さん、弟の有起哉さんと、家族に複数の俳優がいることは北村家の特徴です。ただし、有起哉さん自身の俳優としての出発点は、あくまで高校時代の演劇経験にありました。
太田道灌の末裔という家系の伝承北村有起哉さんには、戦国時代の武将・太田道灌につながる家系の伝承もあります。
この話は、北村さんが2022年に出演したNHKの『ファミリーヒストリー』でも取り上げられました。MANTANWEBの番組紹介によると、母方の祖母が出た代田家の先祖が太田道灌につながるという言い伝えが紹介されています。
つまり、北村さんの父方ではなく、母方に関係するルーツです。江戸城を築いたことで知られる太田道灌の血筋につながるという伝承が、家族の歴史として語り継がれています。
2017年10月15日の伊勢原観光道灌まつりでは、北村さんが太田道灌役、妻の高野志穂さんが北条政子役としてパレードに参加しました。本人の家系にゆかりがあるとされる歴史上の人物を演じ、夫婦で祭りを盛り上げた出来事です。
家族と歴史的なルーツを整理すると、次のようになります。
| 人物・対象 | 北村有起哉との関係 | 公表されている情報 |
|---|---|---|
| 北村和夫 | 父 | 文学座の名優。2007年没。紫綬褒章受章。 |
| 北村由里 | 姉 | 女優。1994年に文学座附属演劇研究所へ入所。 |
| 高野志穂 | 妻 | 2013年6月4日結婚。女優として活動。 |
| 長男 | 第1子 | 2014年11月誕生。 |
| 次男 | 第2子 | 2020年2月誕生。 |
| 太田道灌 | 母方の家系に伝わる歴史的ルーツ | 代田家に太田道灌につながるという伝承がある。 |
| 小栗忠高 | 2027年大河ドラマの役柄 | 『逆賊の幕臣』で小栗忠順の父を演じる。 |
【経歴・デビュー】1998年『春のめざめ』『カンゾー先生』から始まった俳優人生
北村有起哉さんは、1974年4月29日に東京都で生まれました。東京都立富士高等学校時代、文化祭で演劇に参加したことが俳優を志すきっかけになったとされています。
大学受験を経験した後、日本映画学校へ進学。俳優養成所やワークショップなどで学びながら、アルバイトをして俳優を目指しました。
俳優としてのデビューは1998年。舞台『春のめざめ』と映画『カンゾー先生』の2作品が出発点です。
舞台を軸に経験を積んだ下積み時代デビュー後は特定の劇団に所属するのではなく、さまざまな演出家や劇団のプロデュース公演に参加。舞台で演技の幅を広げていきました。
野田秀樹さんの作品や、こまつ座、劇団新感線など、多様な演劇の現場を経験しています。2007年には舞台『CLEANSKINS/きれいな肌』で朝日舞台芸術賞寺山修司賞、読売演劇大賞優秀男優賞を受賞しました。
テレビドラマへの出演も増え、2012年には日本テレビ系『トッカン 特別国税徴収官』での演技が評価され、第74回ザテレビジョンドラマアカデミー賞の最優秀助演男優賞を受賞しています。
北村有起哉の主な経歴と転換点- 1974年:東京都に生まれる。
- 高校時代:文化祭での演劇をきっかけに俳優を志す。
- 1998年:舞台『春のめざめ』、映画『カンゾー先生』でデビュー。
- 2007年:舞台『CLEANSKINS/きれいな肌』で演劇賞を受賞。
- 2012年:『トッカン 特別国税徴収官』で最優秀助演男優賞を受賞。
- 2016年:映画『太陽の蓋』で映画初主演。
- 2021年:ドラマ『ムショぼけ』で連続ドラマ初主演。
- 2023年:ドラマ『たそがれ優作』で主演。
- 2025年:映画『逆火』で主演。ドラマ『小さい頃は、神様がいて』では地上波GP帯ドラマ初主演。
- 2026年:ドラマ『おいしいのつくりかた』で主演。
- 2027年:NHK大河ドラマ『逆賊の幕臣』に出演予定。
【出演ドラマ・映画・舞台】北村有起哉の代表作と初主演作品
北村有起哉さんの出演作品を振り返ると、特定のジャンルに限定されず、現代劇、時代劇、社会派作品、コメディーなど幅広い分野に出演していることが分かります。
映画初主演は2016年の『太陽の蓋』2016年公開の映画『太陽の蓋』は、北村さんにとって映画初主演作品です。
同作は東日本大震災に伴う福島第一原発事故を題材に、事故発生から5日間を中心に官邸や報道、社会の動きを描いた作品です。北村さんは原発事故の真相を追う新聞記者・鍋島役を演じました。
社会的なテーマを扱う作品で物語の中心を担ったことは、俳優としての新たな転機となりました。
連続ドラマ初主演は『ムショぼけ』2021年10月に放送された朝日放送テレビのドラマ『ムショぼけ』では、北村さんが連続ドラマ初主演を務めました。
演じたのは、長年の刑務所生活を終えて社会に戻った元ヤクザの陣内宗介です。刑務所の外の世界に戸惑いながら生き直そうとする人物を、全編関西弁で表現しました。
藤井道人さんが企画・プロデュースに携わった同作は、北村さんのコミカルな演技と人間味を引き出す作品となりました。
ドラマで評価された代表作- 『アンナチュラル』(2018年):宍戸理一役。社会派サスペンスで印象を残した作品。
- 『西郷どん』(2018年):大山綱良役。大河ドラマへの出演。
- 『エール』(2020年):池田二郎役。NHK連続テレビ小説への出演。
- 『ムショぼけ』(2021年):陣内宗介役。連続ドラマ初主演。
- 『たそがれ優作』(2023年):北見優作役。主演を務めたグルメドラマ。
- 『おむすび』(2024年):米田聖人役。主人公の父親を演じた。
- 『小さい頃は、神様がいて』(2025年):小倉渉役。主演。
- 『リブート』(2026年):合六亘役。
映画では『新聞記者』『すばらしき世界』『ヤクザと家族 The Family』『前科者』『キリエのうた』『愛にイナズマ』などに出演しています。
2022年公開の『終末の探偵』では連城新次郎役で主演を務め、2025年の『逆火』でも主演・野島役を担当しました。
舞台ではデビュー作『春のめざめ』をはじめ、『メタルマクベス』『CLEANSKINS/きれいな肌』『浮標』『かもめ』などに出演。映像作品だけではなく、舞台で培った表現力が現在の演技にもつながっています。
【徹底検証】北村有起哉について検索される疑問と俳優としての評価
北村さんについて調べると、家族の知名度や初主演の時期、歴史上の人物との関係など、いくつか混同されやすいポイントがあります。
父が有名な俳優だから二世として活動してきた?父親が北村和夫さんであることは事実ですが、北村さん自身は高校時代の演劇経験をきっかけに俳優を志しています。父親から直接俳優になるよう勧められたわけではないと、2026年のテレビ出演でも振り返っています。
また、デビュー後は舞台を中心に経験を重ね、演劇賞やドラマの助演男優賞を受賞してきました。家族の知名度だけでは説明できない、長年の現場経験が現在のキャリアを支えています。
映画初主演と連続ドラマ初主演は同じ時期?この2つは異なります。映画初主演は2016年の『太陽の蓋』、連続ドラマ初主演は2021年の『ムショぼけ』です。
加えて、2025年には『小さい頃は、神様がいて』で地上波GP帯ドラマ初主演を果たしています。主演という肩書きにも、映画、連続ドラマ、地上波ゴールデン・プライム帯という異なる区分があります。
2027年の大河ドラマは主演なの?北村さんは『逆賊の幕臣』の主演ではありません。主演は松坂桃李さんで、北村さんは主人公・小栗忠順の父親である小栗忠高を演じます。
主人公の家族を支える重要な人物を担当するため、物語の背景や小栗家の人間関係を描くうえで注目される配役です。
北村さんの演技の特徴は、主役か脇役かという立場にかかわらず、人物の背景や心理を細かく表現できる点にあります。主演作で見せる存在感だけでなく、脇役として作品全体のリアリティーを支える演技にも評価が集まってきました。
その意味で、2027年の大河ドラマは、これまで積み重ねてきた舞台・映画・ドラマでの経験を生かせる作品です。
【北村有起哉の現在】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:北村有起哉は2026年現在、何歳ですか?
A1:1974年4月29日生まれで、2026年11月6日現在52歳です。所属事務所はTOM companyで、映画やドラマ、配信作品などに出演しています。
Q2:北村有起哉の妻は誰で、子どもは何人いますか?
A2:妻は女優の高野志穂さんです。2013年6月4日に結婚し、2014年11月に長男、2020年2月に次男が誕生しています。子どもは男の子が2人です。
Q3:2027年の大河ドラマ『逆賊の幕臣』では何役ですか?
A3:小栗忠順の父親である小栗忠高役です。主演の松坂桃李さんをはじめ、鈴木京香さん、上白石萌音さんらと共演します。放送開始は2027年1月10日です。
北村有起哉さんは、父・北村和夫さんという名優を持つ家庭に生まれながら、自らの演劇経験をきっかけに俳優の道へ進みました。1998年のデビューから舞台で経験を積み、映画『太陽の蓋』、ドラマ『ムショぼけ』などで主演を務めるまでに成長しています。
私生活では高野志穂さんと2013年に結婚し、2人の息子を育てています。妻との出会いやプロポーズ、日常の子育てについて本人や妻がインタビューで語っていることからも、仕事と家庭の双方を大切にしている姿が見えてきます。
2026年は『おいしいのつくりかた』などで新たな役柄に挑戦し、2027年には大河ドラマ『逆賊の幕臣』で小栗忠高役を演じる予定です。
北村有起哉さんの歩みを理解するうえで注目したいのは、二世俳優という出自だけではなく、舞台で培った演技力、多彩な作品への挑戦、そして主演と助演の両方で存在感を発揮してきたキャリアです。2027年の大河ドラマでどのような父親像を見せるのか、今後の活躍にも期待が高まります。