2026年11月現在、俳優・前田航基は、子役時代から積み重ねてきたキャリアを土台に、映画・ドラマ・舞台と幅広い分野で活動を続けている。かつて実弟の前田旺志郎と結成した兄弟お笑いコンビ「まえだまえだ」のツッコミ担当として人気を集めた人物だが、現在は俳優としての仕事が活動の中心だ。
大きな転機となったのは2026年4月の所属事務所の変更である。約25年間所属した松竹エンタテインメントとの専属契約を終了し、BLUE LABELへの所属を発表。加えて、2026年11月13日配信開始予定のPrime Originalドラマ『地雷グリコ』では、新妻晴夫役を演じる。27歳を迎えた前田航基の現在、子役時代からの経歴、弟との関係、出演作品、そして今後の注目ポイントを整理する。
【前田航基の現在】2026年はBLUE LABEL所属の俳優として活動

2026年11月5日時点
前田航基は、1998年12月13日生まれ。2026年11月現在は27歳で、12月の誕生日に28歳を迎える。
BLUE LABELの公式プロフィールによると、生年月日は1998年12月13日、出身地は大阪府、身長は164cm。趣味・特技として日本舞踊とトランペットが掲載されている。
大阪府吹田市出身としても紹介されており、幼少期から芸能活動を経験してきた俳優だ。
2026年4月、約25年間所属した松竹エンタテインメントを退所2026年の前田航基を語るうえで欠かせないのが、所属事務所の変更である。
2026年3月31日、前田航基と弟の前田旺志郎は、長年所属していた松竹エンタテインメントとの専属契約を終了した。
子役時代から約25年間にわたって所属してきた事務所を離れるという節目だった。
その後、4月22日に前田航基は自身のInstagramを更新し、芸能事務所BLUE LABELへの所属を発表した。
本人は新しい所属先での活動について、次のように報告している。
「気持ちも新たに、真摯にお芝居に取り組んでいく所存でございます」
この発表から読み取れるのは、本人が俳優業への意欲を明確に示していることだ。
ORICON NEWSやテレビ朝日系の報道も、松竹エンタテインメントとの契約終了とBLUE LABELへの所属を伝えている。
2026年の主な活動状況BLUE LABELの公式プロフィールには、2026年の出演情報として複数の作品が掲載されている。
- カンテレ『絶望できない男』:小柳役
- 映画『見上げてごらん』:2026年10月30日公開
- 映画『台風なんだって、明日』:布往亮介役、2026年公開予定
- 舞台『フードコートファミリー』:2026年4月22日~26日、ユーロライブ
特に注目したいのは、映像作品だけでなく舞台にも出演している点だ。
テレビドラマ、映画、舞台という複数の表現領域で活動しており、単に子役時代の知名度を維持しているだけではない。俳優として新しい仕事を積み重ねている状況が確認できる。
【子役時代から現在まで】前田航基の経歴とまえだまえだの歩み
前田航基の芸能活動は幼少期に始まった。
現在の俳優としての姿からは想像しにくいかもしれないが、幼い頃からテレビドラマや映画に出演し、弟との漫才でも注目を集めていた。
2007年に弟・前田旺志郎と「まえだまえだ」を結成前田航基の知名度を大きく高めたのが、兄弟お笑いコンビ「まえだまえだ」だ。
2007年、弟の前田旺志郎とコンビを結成。兄の航基がツッコミ、弟の旺志郎がボケを担当した。
当時、航基は8歳、旺志郎は6歳。小学生の兄弟による本格的な漫才は大きな話題となった。
同年のM-1グランプリでは準決勝まで進出。幼い兄弟ながら、舞台上での掛け合いやテンポのよい漫才が注目を集めた。
テレビ出演も増え、日本テレビ系『エンタの神様』などで幅広い視聴者に知られるようになった。
2011年の映画『奇跡』で兄弟そろって主演漫才師としての知名度を得た前田航基だが、俳優としても重要な転機を迎えている。
それが、2011年公開の是枝裕和監督作品『奇跡』だ。
この映画では、実弟の前田旺志郎とともに主演を務めた。兄弟ならではの自然な掛け合いを生かし、物語の中心人物を演じている。
『奇跡』への出演は、前田航基が子役から本格的な俳優へと進んでいく過程を考えるうえで重要な作品だ。
その後も映画『ソロモンの偽証』や『ハルチカ』、ドラマ『おんな城主 直虎』などに出演。漫才コンビとしての印象だけにとどまらないキャリアを形成していった。
まえだまえだの活動は現在どうなっている?まえだまえだについては、解散したのか、活動を再開する予定があるのか気になる人も多い。
2019年、前田航基は『ワイドナショー』でコンビ活動について質問された際、兄弟それぞれが別の活動を通じて成長し、その経験を漫才に持ち寄れればという趣旨の考えを語っていた。
一方、2026年6月には弟の前田旺志郎が、短編映画『BREAK SHOT』のイベントでコンビの現状について言及している。
ENCOUNTの報道によれば、旺志郎は「無期限の活動休止」と表現し、漫才復活についても現時点では可能性が低いという見方を示した。
したがって、2026年11月現在は、コンビとしての活動再開が具体的に発表されている状況ではない。解散と断定するよりも、兄弟それぞれが俳優業に取り組んでいると理解するのが適切だ。
【経歴・出演作品一覧】前田航基のキャリアを年表と関係者から整理
前田航基の経歴を理解するには、子役時代、お笑い活動、映画・ドラマへの出演、2026年の所属変更という流れを押さえると分かりやすい。
以下はBLUE LABELの公式プロフィールと報道資料を中心にまとめた主な経歴だ。
BLUE LABELの公式プロフィールに掲載されている主な出演作を分野別に整理すると、次のようになる。
テレビドラマ
- 『絶望できない男』(2026年):小柳役
- 『ちょっとだけエスパー』(2025年)
- 『晩酌の流儀4』(2025年)
- 『日本統一 東京編』(2025年)
- 『金田一少年の事件簿』(2022年):尾ノ上貴裕役
- 『おかえりモネ』(2021年):後藤三生役
- 『どんぶり委員長』(2020年):太田役
- 『べしゃり暮らし』(2019年):梅垣望役
- 『Missデビル 人事の悪魔・椿眞子』(2018年):南雲陽一役
- 『おんな城主 直虎』(2017年)
映画
- 『見上げてごらん』(2026年)
- 『台風なんだって、明日』(2026年公開予定):布往亮介役
- 『フィリピンパブ嬢の社会学』(2023年):主演・中島翔太役
- 『今夜、世界からこの恋が消えても』(2022年)
- 『20歳のソウル』(2022年):秋田豪役
- 『任侠学園』(2019年):徹役
- 『町田くんの世界』(2019年)
- 『ハルチカ』(2017年):片桐誠治役
- 『ソロモンの偽証 後篇・裁判』(2015年):野田健一役
- 『奇跡』(2011年):主演・大迫航一役
舞台
- 『フードコートファミリー』(2026年)
- 『かがみの孤城』(2020年):ウレシノ役
- 『みみばしる』(2019年):ヒロミツ役
- 『ポセイドンの牙』(2017年):主演・須永宇宙期役
この出演歴から分かるのは、前田航基がコメディーだけでなく、青春映画、社会派作品、テレビドラマ、舞台など幅広いジャンルに参加していることだ。
特に『フィリピンパブ嬢の社会学』で主演を務めた経験は、脇役としての出演だけではなく、物語を担う俳優としての実績を示している。
【地雷グリコ】前田航基は新妻晴夫役!2026年11月13日配信の注目作
2026年の前田航基の出演作で、特に注目したいのがPrime Originalドラマ『地雷グリコ』だ。
本作は、青崎有吾の小説を原作とした頭脳バトルドラマ。森七菜と蒔田彩珠がダブル主演を務め、誰もが知る遊びに特殊なルールを加えた心理戦を描く。
Amazonおよび制作会社THE SEVENの公式発表によると、2026年11月13日(金)からPrime Videoで世界独占配信される。11月5日時点では、配信開始前の作品である。
前田航基が演じる新妻晴夫とは?THE SEVENが2026年10月16日に発表したキャスト情報では、前田航基が演じるのは新妻晴夫(にいづま・はるお)役と明記されている。
新妻は、エリート高校の生徒会役員という立場の人物だ。
劇中では「だるまさんがかぞえた」で対決する相手として登場する。
同じ作品には、弟の前田旺志郎も出演している。旺志郎が演じるのは塗辺というキャラクターで、学園祭実行委員としてゲームを考案する人物だ。
兄弟が同じ作品に出演するという点でも、二人のファンにとって興味深いキャスティングとなっている。
『地雷グリコ』の主な出演者と人物関係| 出演者 | 役名・立場 |
|---|---|
| 森七菜 | 射守矢真兎・主演 |
| 蒔田彩珠 | 鉱田風日・主演 |
| 前田航基 | 新妻晴夫・エリート高校の生徒会役員 |
| 前田旺志郎 | 塗辺・学園祭実行委員 |
| 前田拳太郎 | 椚迅人 |
| 髙橋大翔 | 江角進一 |
| 井上祐貴 | 巣藤 |
| 片桐仁 | 旗野隆 |
| 山下美月 | 佐分利錵子 |
| 堀田真由 | 雨季田絵空 |
『地雷グリコ』では、日常的な遊びに独自のルールを加えた5種類のゲームが登場する。
- 地雷グリコ
- 坊主衰弱
- 自由律ジャンケン
- だるまさんがかぞえた
- フォールームポーカー
なかでも前田航基演じる新妻晴夫が関わるのが「だるまさんがかぞえた」だ。
通常の「だるまさんがころんだ」をベースに、歩数と文字数を競うという特殊なルールが組み込まれている。
単純な運動能力だけではなく、状況判断や心理的な駆け引きが求められるゲームであり、生徒会役員という新妻の立場も物語上のポイントになる。
原作小説はミステリー関連の賞やランキングで計9冠を獲得した作品として知られている。実写版では、関和亮監督が映像化を担当する。
前田航基にとっては、これまでのドラマ・映画出演に続く新しい映像作品であり、2026年後半の活動を代表する出演作の一つになりそうだ。
【前田旺志郎との兄弟関係】現在の活動と公式Instagramを確認
前田航基を語るうえで、弟の前田旺志郎の存在は欠かせない。
二人は実の兄弟であり、幼少期に「まえだまえだ」として活動していた。
前田航基と前田旺志郎の関係航基は1998年生まれ、旺志郎は2000年生まれ。2歳ほど年齢が離れた兄弟だ。
子役時代から同じ芸能活動を経験し、漫才コンビとしてテレビ出演やM-1グランプリへの出場を果たした。
2011年の映画『奇跡』では兄弟役として主演を務め、芸人としてだけでなく俳優としても共演している。
その後はそれぞれ俳優として活動の幅を広げた。
旺志郎はNHK連続テレビ小説『おちょやん』などに出演し、航基も『おかえりモネ』や『フィリピンパブ嬢の社会学』などで俳優としての実績を重ねている。
2026年には両者とも松竹エンタテインメントとの専属契約を終了しており、BLUE LABELの公式所属者一覧には前田航基と前田旺志郎の名前が掲載されている。
ただし、同じ事務所に所属していることと、兄弟コンビとして漫才活動を再開することは別の話だ。現状はそれぞれの俳優活動を中心に見守る必要がある。
前田航基の公式Instagramは?前田航基のInstagramとして報道で紹介されているアカウントは、次のものだ。
前田航基
@koki_maeda_
2026年4月22日のBLUE LABEL所属発表も、このInstagramを通じて行われた。
出典:ORICON NEWS
※フォロワー数や投稿数は変動するため、固定的な数字は記載していない。
公式プロフィールと本人のInstagramを確認することで、出演情報や所属変更など、本人に関する最新情報を追いやすくなる。
【前田航基に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:前田航基は2026年現在、何歳ですか?
A1:1998年12月13日生まれで、2026年11月5日時点では27歳です。2026年12月13日に28歳になります。
Q2:前田航基は現在もお笑い芸人として活動していますか?
A2:現在の主な活動は俳優業です。弟の前田旺志郎とのコンビ「まえだまえだ」は無期限の活動休止状態とされています。
Q3:前田航基はどこの事務所に所属していますか?
A3:2026年4月22日にBLUE LABELへの所属を発表しています。それ以前は松竹エンタテインメントに約25年間所属していました。
Q4:前田航基は『地雷グリコ』で何役を演じますか?
A4:新妻晴夫役です。エリート高校の生徒会役員で、「だるまさんがかぞえた」で対決する人物です。作品は2026年11月13日からPrime Videoで配信予定です。
Q5:前田航基と前田旺志郎は実の兄弟ですか?
A5:実の兄弟です。航基が兄、旺志郎が弟で、二人で兄弟お笑いコンビ「まえだまえだ」を結成しました。映画『奇跡』でも兄弟役として共演しています。
【プロの結論】前田航基の本当の転機は子役から俳優への成長にある
前田航基の経歴を振り返ると、単なる「元子役」「元お笑い芸人」という肩書きでは説明できないキャリアが見えてくる。
幼少期には弟と組んだ「まえだまえだ」で漫才の経験を積み、2011年には是枝裕和監督の『奇跡』で主演。その後も映画、テレビドラマ、舞台と出演領域を広げてきた。
2026年の動向には、特に3つの注目点がある。
第一に、所属事務所の変更だ。
約25年間所属した松竹エンタテインメントを離れ、BLUE LABELに移籍したことは、俳優として新しい環境に挑戦する節目となった。
第二に、俳優としての出演領域の広さだ。
主演映画『フィリピンパブ嬢の社会学』をはじめ、NHK作品、民放ドラマ、映画、舞台と、出演ジャンルは多岐にわたる。子役時代からの経験を生かしながら、役柄の幅を広げている。
第三に、『地雷グリコ』への出演だ。
2026年11月13日配信予定の本作では、新妻晴夫という役を担当する。弟の旺志郎も出演するため、兄弟それぞれの演技にも注目が集まる。
前田航基をこれから追いかけるなら、過去の「まえだまえだ」の印象だけで判断するのではなく、BLUE LABELの公式出演情報、映画・ドラマの新作、本人のInstagramを基準にするのがおすすめだ。
2026年は所属環境の変化と新作出演が重なった重要な年である。子役時代に築いた知名度を、成熟した俳優としての実績へとつなげられるか。『地雷グリコ』をはじめ、今後の出演作が前田航基の次のキャリアを占うポイントになりそうだ。