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【何をした?】緊急事態宣言中の外出・酒席報道で何が問題になったのか

藤咲 昂 藤咲 昂 • 更新: • 公開: • 読了約 19 分
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騒動の中心は、2020年春、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて外出自粛が求められていた時期に、手越が女性を伴う外出や酒席に参加していたと報じられたことだ。

当時、ジャニーズ事務所は所属タレントに対して不要不急の外出を控えるよう要請していた。また、所属タレントが参加する社会貢献活動「Smile Up! Project」でも、世間にSTAY HOMEを呼びかけていた。

そのような状況で、手越自身が外出や酒席への参加を認めることになり、単なるプライベートの問題ではなく、所属タレントとしての自覚や社会的責任が問われる問題へと発展した。

2020年4月下旬の女性を伴う外出報道

2020年5月13日発売の「週刊文春」では、緊急事態宣言中の4月下旬、手越が女性を伴って都内の飲食店に出かけていたことなどが報じられた。

これに対してジャニーズ事務所は、本人への確認を実施。5月15日の発表では、記事の掲載内容と事実関係に相違はあるものの、女性を伴う外出そのものは本人が認めたと説明した。

事務所が問題視したのは、外出自体に加えて、所属タレントに不要不急の外出を控えるよう繰り返し伝えていた状況で行動があったことだった。

この判断を受け、手越は期間限定チャリティーユニット「TwentyTwenty」への参加を見合わせることになった。同ユニットは、嵐やKinKi Kidsなどを含む76人が参加する大型企画で、新型コロナウイルスに苦しむ人々を支援する目的で結成されていた。

5月23日にも酒席への参加が報道される

騒動がさらに大きくなったのは、2020年5月23日の「文春オンライン」の報道だった。

同報道では、外出自粛期間中に東京・六本木で複数の男女が参加する飲み会が開かれ、手越もその席にいたと伝えられた。

ジャニーズ事務所は本人に再度確認し、一部の事実関係に相違があるとしながらも、報道されたような酒席への参加を認めたと発表した。

問題は、最初の報道を受けて注意を受けた後にも、同様の酒席への参加が確認されたことだった。事務所は、感染拡大防止のため多くの人が生活や仕事を制限している状況を踏まえ、本人の自覚と責任が著しく欠けていたと判断した。

つまり、手越の活動自粛は、単に女性との食事が報じられたからではない。事務所からの説明や要請があったにもかかわらず、緊急事態宣言中に再び酒席への参加が確認されたことが、決定的な要因になった。

【処分の時系列】TwentyTwenty不参加から活動自粛・契約解除まで

手越祐也何した

2020年5月から6月にかけて、手越の立場は短期間で大きく変化した。最初の報道、チャリティーユニットへの不参加、無期限の活動自粛、そしてジャニーズ事務所との契約終了という順番で進んでいる。

一連の出来事を整理すると、次のようになる。

時期 出来事 内容・意味 2020年4月下旬 女性を伴う外出 緊急事態宣言中の飲食店への外出が報じられる。 5月13日 週刊誌報道 女性を伴う外出について報道される。 5月15日 TwentyTwenty不参加 事務所が女性を伴う外出を認め、チャリティーユニットへの参加見合わせを発表。 5月23日 再度の酒席報道 六本木での飲み会への参加が報じられる。 5月26日 芸能活動自粛 ジャニーズ事務所がすべての芸能活動の自粛を発表。 6月19日 ジャニーズ事務所退所 専属契約を合意解除。NEWSは3人体制へ。 6月23日 緊急記者会見 外出の理由、退所を考えた時期、今後の活動について本人が説明。

出典:ジャニーズ事務所の発表を伝えたシネマトゥデイ、RBB TODAY、テレビ朝日、スポーツ紙各社の報道。

活動自粛はなぜ無期限だったのか

2020年5月26日、ジャニーズ事務所は手越のすべての芸能活動を無期限で自粛すると発表した。

公式発表では、今回の件について本人の自覚の欠如を指摘。以前から行動に注意するよう伝えていたにもかかわらず、再び酒席への参加が確認されたことを重く受け止めたと説明している。

ここで重要なのは、活動自粛が単発の外出報道に対する対応ではなかったことだ。最初の報道を受けてTwentyTwentyへの参加見合わせが決まり、その後も新たな酒席報道が出たことで、事務所が活動全体の自粛に踏み切った。

なお、発表された処分は芸能活動の自粛であり、契約解除そのものとは別の出来事である。契約終了はその後の6月19日に発表された。

【本人会見と報道の違い】手越祐也は何を認め、何を説明したのか

2020年6月23日、手越はジャニーズ事務所を退所した4日後に、都内で緊急記者会見を開いた。会見は自身のYouTubeチャンネルでも生配信され、約1時間55分にわたって行われた。

騒動について本人が直接説明する場となったが、報道と本人の主張には違いもあった。

本人が認めたこと

手越は、緊急事態宣言中に女性が同席する食事をしたことや、ワインを飲んだことについて認めた。

一方で、週刊誌で使われた「手越キャバクラ」という表現については否定的な説明をしている。本人の説明では、会合は独立後の仕事や将来の活動について相談するためのもので、女性を伴う外出もその準備の一環だったという。

また、事務所のチーフマネジャーには食事やフットサルの予定を伝えていたものの、女性が同席することや飲酒することまでは伝えていなかったと説明した。

本人が説明した外出の目的

会見で手越が繰り返し説明したのは、独立後の活動に向けた準備だった。

本人によると、ジャニーズ事務所を離れた後も芸能活動を続けるためには、仕事上のパートナーや支援してくれる人々との話し合いが必要だったという。

「僕としては不要不急ではなかった」

これは、緊急事態宣言中の外出について質問された際の本人の説明として報じられた言葉だ。手越は、世間から見れば不要不急の外出と受け取られることを理解しながらも、自分にとっては独立後の将来を左右する準備だったと主張した。

加えて、15歳からジャニーズ事務所で活動してきたため、独立後の仕事や生活に対する不安があったことも明かしている。

報道と本人説明の比較
論点 報道・事務所側の説明 本人の説明
女性との外出 女性を伴う外出を確認 女性の同席を認めた
酒席 事務所が酒席参加を確認 ワインを飲んだことを認めた
会食の目的 緊急事態宣言中の行動として問題視 独立後の仕事の準備と説明
キャバクラ報道 週刊誌による表現 そのような会合ではないと否定
事務所への連絡 事務所は繰り返し自粛を要請 食事などの予定は報告したと説明
退所の時期 6月19日付で専属契約を合意解除 3月に退所の意向を伝えたと説明

この比較から分かるのは、外出や飲酒そのものを手越が全面否定していたわけではないということだ。認めた行動と、週刊誌が描いた会合の性質や目的についての本人の主張は分けて理解する必要がある。

また、本人が仕事の準備だったと説明したことと、事務所がその行動を問題視したことは両立する。本人にとって仕事上の必要性があったとしても、感染拡大防止のために外出を控えるよう求められていた社会状況や、所属タレントとしての立場は別の問題だった。

【NEWS脱退の経緯】ジャニーズ事務所との契約解除は突然だったのか

手越のNEWS脱退は、2020年の騒動によって突然決まったように受け止められがちだ。しかし、本人の会見では、独立を考え始めたのはもっと前だったと説明されている。

2003年にNEWSへ加入、約17年間活動

手越は1987年11月11日生まれ、神奈川県横浜市出身。2003年9月に結成された9人組NEWSのメンバーとして芸能活動を始めた。

NEWSでは歌手として活動するだけでなく、増田貴久とのユニット「テゴマス」でも活動。俳優として映画やドラマに出演したほか、「世界の果てまでイッテQ!」などのバラエティー番組でも人気を集めた。

サッカーへの関心も高く、FIFAクラブワールドカップやFIFAワールドカップでメインキャスターを担当するなど、音楽以外の分野にも活躍の場を広げていた。

退所を考えたのは5〜6年前から

2020年6月23日の会見で、手越はジャニーズ事務所を離れることについて、5〜6年前から心のどこかで考えていたと説明した。

本人によると、もっと自分自身で新しい挑戦をしたいという気持ちがあり、2020年3月には事務所に退所の意向を伝えていたという。

当初はNEWSのライブツアー「STORY」が終わったタイミングで次の夢に進むことを想定していた。しかし、新型コロナウイルスの影響で予定していた活動が不透明になり、独立後の仕事を準備する必要性を感じていたと説明した。

つまり、本人の説明では、退所の意思そのものは騒動以前から存在していた。緊急事態宣言中の外出や酒席報道だけが、独立を考えた理由だったわけではない。

2020年6月19日に専属契約を合意解除

ジャニーズ事務所は2020年6月19日、手越との専属契約を同日付で合意解除したと公式発表した。

発表では、契約終了について双方で話し合った結果、合意解除することになったと説明。NEWSについては、小山慶一郎、加藤シゲアキ、増田貴久の3人で活動を継続するとした。

ここで押さえておきたいのは、事務所の公式発表が「専属契約の合意解除」という表現を用いていることだ。一般的に「手越がクビになった」と説明されることもあるが、公式に発表された契約上の扱いは一方的な解雇ではなく、合意による契約終了だった。

一方で、退所までの経緯が完全に円満だったと断定できるわけでもない。本人は会見で退所を希望した時期や交渉の経緯について説明しており、騒動と独立のタイミングが重なったことで、ファンや関係者に大きな衝撃を与えた。

【退所後の活動】ソロアーティストとT.N.T、2026年現在の手越祐也

2026年11月5日時点

ジャニーズ事務所を退所した手越は、芸能界から姿を消したわけではない。独立後はYouTubeやSNSを活用しながら、ソロアーティストとして音楽活動を本格化させた。

ソロ活動では全国ツアーやシンフォニックコンサートを展開

独立後の手越は、2021年7月から6か月連続で新曲を配信するなど、音楽活動に力を入れてきた。

2022年には初の全国ソロツアーを開催。その後もライブ活動を継続し、オーケストラと共演するシンフォニックコンサートにも取り組んでいる。

2026年には5月27日に17th Digital Single「SUPER STAR」をリリース。同曲を掲げた「手越祐也 LIVE TOUR 2026 SUPER STAR」は6月3日から全国9か所16公演で開催された。

ツアーのファイナルは9月12日に東京・Shibuya LOVEZで行われた。WOWOWでは、このファイナル公演が2026年11月11日午後4時15分から放送予定となっている。

2026年の活動を見ると、手越は独立直後のYouTube中心の活動から、ライブや音楽作品を軸にしたアーティスト活動へと展開している。

T.N.Tとは?手越祐也がボーカルを務めるロックバンド

2025年には、手越がボーカルを務めるロックバンド「T.N.T(ティー・エヌ・ティー)」の活動も始まった。

T.N.Tは、2024年のスタジオセッションをきっかけに結成されたバンド。手越のほか、Furutatsu、kyohey、Ryu.の4人で構成されている。

バンド名は「The Next Trigger」の略称。音楽シーンに新たな刺激を与えたいというメンバーの思いが込められている。

2025年2月に結成を発表し、同年4月には横浜・ぴあアリーナMMで初パフォーマンスを披露。2025年12月23日には、それまでサポートギターを担当していたRyu.が正式メンバーとして加入した。

2026年1月11日からは初のライブツアー「THE NEXT TRIGGER」を開催。さらに全国ツアーや楽曲制作を通じて活動範囲を広げている。

2026年10月にはT.N.Tの冠番組もスタート

2026年の新しい動きとして注目されるのが、日本テレビ系の音楽ドキュメンタリー番組「T.N.T meets…」だ。

2026年10月28日から全4回の放送が始まり、T.N.Tのメンバーが先輩アーティストと交流し、音楽について語り合う内容となっている。

加えて、T.N.Tは2027年2月4日に日本武道館で初の単独公演「T.N.T SPECIAL ONEMAN LIVE at 日本武道館『SUPERNOVA』」を開催する予定だ。

これは手越個人のソロライブとは別の、バンドとしての挑戦である。ソロアーティストとしての活動と、ロックバンドのボーカリストとしての活動を並行させている点が、2026年現在の大きな特徴だ。

【評判・世間の反応】手越祐也への批判と応援が分かれた理由

2020年の騒動では、手越の行動そのものだけでなく、記者会見での説明の仕方も大きな議論になった。

批判の中心にあったのは、国全体で感染拡大防止のために外出を控えていた時期に、著名人が複数回の酒席に参加したことだった。

特に、仕事の準備だったという説明に対しては、仕事上の必要性があっても対面での飲食を避けるべきだったのではないか、という疑問が寄せられた。

会見直後のSNSでは批判的な反応が優勢

J-CASTニュースが2020年6月24日に紹介したSNS分析では、6月23日の会見開始から翌24日昼までに投稿された「手越」を含むツイート8,939件を分析している。




35.3%


ネガティブな反応
分析対象ツイート内の割合




8.6%


ポジティブな反応
分析対象ツイート内の割合


否定的な反応では、外出自粛中の行動や会見での説明に対する疑問が目立った。一方、肯定的な反応では、独立後の挑戦を応援する声や、NEWSを離れることを残念に思う声も見られた。

なお、この数字は特定の期間に投稿されたツイートを対象にした分析であり、日本国民全体の意見を示す世論調査ではない。

手越を応援するファンもいた

スポニチが会見直後に報じた反応には、「ずっと応援し続けます」「未来に期待します」といった応援の声があった一方、「一言謝るのが筋」「反省が見られない」という批判も紹介されている。

また、NEWSを離れること自体を悲しむファンも少なくなかった。約17年間グループの一員として活動してきた手越の退所は、単なる所属事務所の変更ではなく、長年応援してきたファンにとってグループの形が変わる出来事だった。

こうした反応の違いには、手越の個人としての活動を応援したい気持ちと、NEWSのメンバーとして果たしてほしかった役割への期待が同時に存在していたことが関係している。

【プロの結論】騒動の評価と現在の活動は分けて考えるべき

手越の2020年の騒動を理解するうえで、重要なのは次の3つを混同しないことだ。

  • 行動の問題: 緊急事態宣言中に女性を伴う外出や酒席への参加があり、本人も主要な事実を認めた。
  • 組織との関係: 事務所からの要請後も酒席への参加が確認され、活動自粛と契約終了に至った。
  • 独立後の評価: 退所後はソロ音楽活動やT.N.Tの活動を継続し、新しいキャリアを築いている。

独立後に音楽活動で成果を重ねていることは、2020年の行動への評価を自動的に変えるものではない。反対に、過去の騒動だけで現在のアーティストとしての実績まで否定することも適切ではない。

過去の出来事と現在の活動を分けて見ることが、手越祐也という人物を正確に理解するための判断基準になる。

【手越祐也は何した?】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:手越祐也は結局何をしたの?

2020年の緊急事態宣言中に女性を伴う外出や酒席への参加が報じられました。本人も女性との食事や飲酒を認めています。その後、TwentyTwentyへの不参加、芸能活動自粛を経て、ジャニーズ事務所との契約を解除しました。

Q2:手越祐也は不祥事が原因でNEWSを脱退したの?

騒動が退所時期と重なったことは事実です。ただし、本人は2020年3月に退所の意向を伝えていたと会見で説明しています。事務所の公式発表は専属契約の合意解除であり、騒動だけが退所理由だったと断定することはできません。

Q3:手越祐也は2026年現在何をしている?

ソロアーティストとして楽曲のリリースや全国ツアー、シンフォニックコンサートを行っています。また、ロックバンドT.N.Tのボーカルとしても活動中です。2026年10月にはT.N.Tの冠番組が始まり、2027年2月4日には日本武道館での単独公演を予定しています。

手越祐也が何をしたのかという疑問の答えは、2020年の緊急事態宣言中に女性を伴う外出や酒席への参加が報じられ、本人もその一部を認めたことにある。

事務所は5月15日にTwentyTwentyへの参加見合わせを発表し、5月26日にはすべての芸能活動の自粛を決定。6月19日には専属契約を合意解除した。6月23日の会見では、手越自身が外出の目的や独立を考えた経緯を説明している。

退所後はソロアーティストとして活動を続け、2025年にはT.N.Tを結成。2026年にはソロ全国ツアーやバンドのテレビ番組出演など、音楽を中心に活動の幅を広げている。

そして2027年2月にはT.N.Tとして日本武道館での単独公演を控えている。2020年の騒動によってNEWSを離れた手越は、現在、ソロとバンドという2つの音楽活動を通じて新たなキャリアを築いている。

過去の騒動を正しく把握することと、現在の活動を評価すること。その両方を分けて考えることが、手越祐也のこれまでと現在を理解するうえで大切だ。

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コンテンツディレクター 藤咲 昂
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