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BBクリームとは?役割・歴史・CCクリームとの違いと選び方を徹底解説【2026年版】

雨宮 沙夜 雨宮 沙夜 • 更新: • 公開: • 読了約 26 分
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BBクリームとは、美容液や乳液、保湿クリーム、日焼け止め、化粧下地、ファンデーションなどの機能を1本にまとめた、多機能型のベースメイクアイテムです。肌の色ムラや毛穴、シミ、そばかすなどを自然にカバーしながら、複数のメイク工程を簡略化できることから、忙しい朝の時短メイクにも活用されています。

そのルーツは1960年代のドイツにあり、ピーリングなどの皮膚科施術後の肌を保護する目的で生まれたとされています。その後、韓国で一般向けの化粧品として発展し、日本では2008年ごろから大きなブームになりました。2026年現在は、保湿力やカバー力、紫外線防止機能、仕上がりの質感など、さまざまな特徴を持つ製品が販売されています。

【基本知識】BBクリームとは?意味とベースメイクで担う6つの役割

bbクリームとは

BBクリームは、スキンケアとメイクアップの機能を組み合わせた化粧品です。一般的なファンデーションよりも多機能な製品が多く、1本でベースメイクの複数の工程を済ませられることが大きな特徴です。

BBは「Blemish Balm」の略称

BBは「Blemish Balm(ブレミッシュバーム)」の略称として知られています。Blemishはシミ、傷、肌の欠点などを意味し、Balmは肌を保護する軟膏やバームを意味する言葉です。

つまり、もともとのBBクリームは、肌の気になる部分をカバーしながら保護する目的を持ったクリームでした。

現在の日本市場では、肌色を整えるメイクアップ効果に加え、保湿や紫外線防止などの機能を持たせた製品が広く販売されています。

BBクリームが担う主な6つの役割

一般的なBBクリームには、次のような機能が組み合わされています。ただし、すべての商品が6つの機能を同じ程度に備えているわけではありません。

1.美容液のような保湿・整肌機能

ヒアルロン酸や植物由来成分など、保湿や整肌を目的とした成分を配合した商品があります。乾燥しやすい肌をしっとり見せ、メイク中のうるおいを保つことを目指した設計です。

2.乳液・保湿クリームのような機能

油性成分や保湿成分によって、肌の乾燥を防ぎながらなめらかな使用感を実現します。商品によっては、乳液やクリームに近い使い心地を持っています。

3.日焼け止め機能

SPFやPAが表示されたBBクリームには、紫外線防止機能があります。日常生活での紫外線対策をメイクと同時に行える点がメリットです。ただし、紫外線防止効果は製品ごとに異なります。

4.化粧下地の機能

肌表面をなめらかに整え、後から重ねるメイクとのなじみをよくする働きがあります。毛穴や凹凸を目立ちにくくするタイプや、皮脂による化粧崩れを抑えるタイプもあります。

5.ファンデーションの機能

肌色に合わせた色材を配合し、くすみや色ムラ、毛穴などを目立ちにくくします。BBクリームの中核となる役割であり、製品によってはファンデーションに近いカバー力を持っています。

6.コンシーラーに近い部分カバー機能

カバー力の高い製品は、薄いシミやそばかす、ニキビ跡などを目立ちにくくできます。ただし、濃いシミや広範囲の色素沈着まで完全に隠すには、専用コンシーラーを併用したほうが自然に仕上がる場合があります。

BBクリームのベースメイクはどのような仕組み?

BBクリームは、保湿成分や油性成分、色材、紫外線防止成分などを製品ごとに組み合わせて作られています。

肌に塗ると、保湿成分などがうるおいを与える一方、肌表面には色材を含む化粧膜が形成されます。この化粧膜によって肌の色ムラや毛穴などが目立ちにくくなり、均一な肌印象に整います。

紫外線防止機能を持つ商品では、紫外線防止剤などの働きも加わります。つまり、BBクリームはスキンケア成分だけで肌を整えるものではなく、保湿とメイクアップを組み合わせた製品です。

なお、化粧品としてのBBクリームには、すべての商品に共通する統一的な機能構成があるわけではありません。化粧品用語の解説でも、製品によって化粧下地やファンデーションなどの分類が異なることが紹介されています。

【誕生の歴史】BBクリームはドイツの皮膚科医から韓国、日本へ広がった

現在では身近なメイク用品となったBBクリームですが、もともとは一般消費者向けのファンデーションとして誕生したわけではありません。

開発の背景には、ピーリングなどの皮膚科施術を受けた後の肌を保護し、赤みや肌の色ムラをカバーしたいというニーズがありました。

1960年代のドイツで生まれたBBクリーム

BBクリームの原型を開発した人物として知られるのが、ドイツのChristine Schrammek(クリスティーネ・シュラメク)です。

当時のBBクリームは、ピーリングや皮膚科施術などによって刺激を受けた肌を保護し、赤みをカバーするためのクリームとして位置づけられていました。

開発者の経歴については、医学・皮膚科の専門家として紹介する資料がある一方、シュラメク社の公式沿革では、創業者が第二次世界大戦の影響で医学研究を断念し、プロフェッショナル向けの美容分野に進んだ経緯も説明されています。

同社の公式企業沿革では、1967年に初代BBクリームを発売したと記録されています。1960年代に生まれたという歴史を具体的な年で示す重要な情報です。

韓国で一般向け化粧品として発展

ドイツで生まれたBBクリームが世界的に知られるようになった背景には、韓国の化粧品市場があります。

韓国では美容施術後の肌を保護するという従来の用途を出発点に、日焼け止めや化粧下地、ファンデーションなどの機能を組み合わせた一般消費者向けの商品へと発展しました。

韓国の化粧品メーカーが使いやすさやカバー力を追求したことで、BBクリームは専門的な美容アイテムから日常的なベースメイク用品へと変化していきました。

なお、1985年という年は、一部の業界資料で韓国への導入時期として紹介されています。日本への導入年として扱うのは適切ではありません。

日本での普及は2008年ごろから

日本でBBクリームが広く知られるようになったのは、韓国コスメの人気が高まった2008年ごろです。

資生堂が監修する時事用語事典「imidas」でも、日本での流行は2008年ごろからと説明されています。また、韓国メーカーのHANSKINは、2008年4月に日本でBBクリームの販売を開始したと、2009年の聯合ニュースで報じられています。

その後、韓国ブランドだけでなく、日本の化粧品メーカーや海外ブランドも市場に参入。保湿重視、皮脂対策重視、紫外線防止重視など、製品の選択肢が広がっていきました。

BBクリームの歴史と関係者・市場の変遷
時期 人物・企業・市場 主な出来事と意味
1960年代 Christine Schrammek ドイツで皮膚科施術後の肌を保護するBBクリームの原型が生まれる。
1967年 シュラメク社 公式沿革で初代BBクリームの発売を記録。
1980年代 韓国の化粧品市場 施術後の肌を保護する発想を生かし、一般向け化粧品として発展。
2008年ごろ 日本の化粧品市場 韓国コスメの人気とともにBBクリームが広く普及。
2010年代 国内外の化粧品メーカー 保湿力やカバー力、UV機能などを差別化した商品が増加。
2026年 国内外の美容市場 肌質や仕上がり、使用シーンに合わせて選べる多機能ベースメイクとして定着。

この歴史から分かるのは、BBクリームが単なるファンデーションの代用品ではないということです。肌を保護する目的から始まり、韓国でメイクアップ機能が進化し、日本では時短メイクの需要と結びついて普及しました。

【徹底比較】BBクリーム・CCクリーム・ファンデーション・化粧下地の違い

BBクリームを購入する際に迷いやすいのが、CCクリームやファンデーション、化粧下地との違いです。いずれもベースメイクに使用しますが、重視する機能や仕上がりには違いがあります。

BBクリームとCCクリームの違い

BBクリームは、肌悩みをカバーする機能を重視した製品が多く、ファンデーションに近い仕上がりを得られることが特徴です。

一方、CCクリームはColor ControlやColor Correctionなどの言葉に由来し、肌の色味や明るさを補正することを重視する傾向があります。

例えば、肌の赤みが気になる場合はグリーン系、血色感を補いたい場合はピンク系など、色の働きを利用して肌印象を整える商品があります。

ファンケルの公式FAQでも、BBクリームはファンデーションやコンシーラーに近いカバー力、CCクリームは肌全体の色調補正と軽やかな仕上がりを特徴として紹介しています。

BBクリームとファンデーションの違い

ファンデーションの主な目的は、肌の色ムラや毛穴などをカバーして、肌全体を美しく見せることです。

BBクリームは、ファンデーションに近いカバー機能を持ちながら、保湿や化粧下地、紫外線防止などの機能を組み合わせている点が特徴です。

ただし、BBクリームのカバー力は製品によって異なります。薄づきで自然な仕上がりのものもあれば、ファンデーションに近いカバー力を持つものもあります。

しっかりメイクを仕上げたい場合や、色味・質感を細かく調整したい場合は、ファンデーションのほうが適していることがあります。

BBクリームと化粧下地の違い

化粧下地は、ファンデーションを塗る前に肌表面を整えるためのアイテムです。毛穴を目立ちにくくするもの、皮脂によるテカリを抑えるもの、肌色を補正するものなどがあります。

BBクリームは化粧下地の役割を兼ねる商品が多く、単体でベースメイクを完成させられる設計になっています。

ただし、毛穴の凹凸や皮脂崩れが気になる人は、BBクリームの前に専用下地を使うことで、より好みの仕上がりに調整できます。

4種類のベースメイクアイテムを比較
アイテム 主な役割 仕上がりの特徴 おすすめの人
BBクリーム 保湿・下地・UV・肌悩みのカバー 色ムラを整え、比較的カバー力のある仕上がり 時短とカバー力を両立したい人
CCクリーム 肌色・色ムラの補正 軽やかでナチュラルな仕上がり 赤みやくすみを自然に整えたい人
ファンデーション 肌全体の色・質感の補正 カバー力や質感を細かく調整できる 仕上がりにこだわりたい人
化粧下地 メイク前の肌表面の調整 毛穴や皮脂、肌色などを補正 ファンデーションの仕上がりを高めたい人

なお、これらの役割は絶対的な区分ではありません。BBクリームでも薄づきの商品があり、CCクリームでもカバー力を備えた商品があります。商品名だけで判断せず、実際の機能や仕上がりを確認することが大切です。

【失敗しない選び方】肌質・カバー力・色味・UV機能の4つを確認

BBクリームは、同じカテゴリーでも使用感や仕上がりが大きく異なります。購入時は価格やブランドだけでなく、自分の肌質とメイクの目的に合っているかを確認しましょう。

1.乾燥肌・脂性肌・混合肌に合わせる

乾燥肌の人には、保湿成分を配合し、しっとりした使用感を持つBBクリームが向いています。保湿力が不足すると、時間が経過した際に粉っぽさや乾燥によるメイク崩れが目立つ場合があります。

脂性肌の人には、皮脂吸着成分などを配合した、軽い使用感やさらっとした仕上がりの商品が候補になります。油分の多いタイプはテカリが気になることもあるため、商品説明を確認しましょう。

混合肌の人は、頬の乾燥とTゾーンの皮脂の両方を考慮する必要があります。全顔に厚く塗るのではなく、乾燥する部分は保湿を意識し、皮脂が出やすい部分は薄く仕上げる方法も有効です。

2.カバー力は肌悩みに合わせる

BBクリームのカバー力は、製品を選ぶうえで大きな判断材料になります。

  • 毛穴が気になる人: 毛穴や凹凸を目立ちにくくするタイプ。
  • シミ・そばかすが気になる人: 色材を配合し、適度なカバー力を持つタイプ。
  • ニキビ跡や赤みが気になる人: 肌色を均一に整えるタイプ。
  • 素肌感を重視する人: 薄づきで透明感のある仕上がりを目指したタイプ。

カバー力が高ければ高いほどよいわけではありません。厚塗りになると、毛穴や小じわに入り込んで目立つこともあります。肌悩みを必要な範囲だけカバーできる商品を選ぶのが基本です。

3.自分の肌色に合う色を選ぶ

BBクリームは、色味が肌に合っているかどうかで仕上がりが大きく変わります。

色を選ぶ際は、手の甲だけで判断せず、可能であればフェイスラインに少量を塗り、首との色のつながりを確認しましょう。

明るすぎる色は顔だけが白く浮いて見える原因になり、暗すぎる色は顔色が沈んで見えることがあります。自然光の下でも確認すると、色選びの失敗を減らせます。

4.SPF・PAと使用シーンを確認する

紫外線防止機能を重視するなら、SPFとPAの表示を確認しましょう。

  • SPF: 主にUVBによるサンバーンを防ぐ効果の指標。
  • PA: 主にUVAに対する防御効果の指標。

通勤や買い物などの日常生活と、海や山で長時間過ごす場合では、必要な紫外線対策が異なります。屋外で過ごす時間が長い場合は、BBクリームだけに頼らず、専用の日焼け止めや帽子、日傘なども組み合わせましょう。

敏感肌の人は、香料やアルコールなどの配合成分も確認し、必要に応じて少量で使用感を試すことをおすすめします。肌に合わない場合は使用を中止してください。

【正しい使い方】BBクリームをきれいに仕上げる5つのステップ

BBクリームは、基本的な塗り方を押さえるだけでも仕上がりが変わります。特に大切なのは、スキンケアで肌を整えることと、最初から大量に塗らないことです。

ステップ1:洗顔後にスキンケアで肌を整える

まず洗顔を行い、化粧水や乳液など、普段使用しているスキンケアアイテムで肌を整えます。

BBクリームには保湿機能を備えた商品もありますが、必ずしも洗顔後のスキンケアをすべて代用できるわけではありません。乾燥しやすい肌は、先に十分な保湿を行いましょう。

スキンケアの水分や油分が肌になじいてから塗ると、BBクリームが均一に広がりやすくなります。

ステップ2:適量を5点に置く

BBクリームを額、両頬、鼻、あごの5か所に少量ずつ置きます。

資生堂の美容情報でも紹介されている基本的な塗り方で、顔の中央から外側に向かって広げることで、厚塗りを防ぎやすくなります。

最初から大量に使うのではなく、商品の推奨使用量を目安に調整しましょう。

ステップ3:顔の内側から外側へ伸ばす

指やスポンジなどを使い、顔の中央から外側に向かって均一に伸ばします。

頬や額など面積の広い部分からなじませ、小鼻や目元、口元など細かい部分は薄く整えます。強くこすらず、優しく押さえるようになじませるのがポイントです。

ステップ4:気になる部分だけ重ねづけする

シミや毛穴、ニキビ跡などが気になる場合は、全体に厚く塗り重ねるのではなく、その部分に少量を追加します。

特に目の下や小鼻などは、厚塗りするとヨレやすくなるため、少しずつ重ねることが大切です。

濃いシミなどをしっかり隠したい場合は、BBクリームだけで無理にカバーしようとせず、コンシーラーを併用すると自然な仕上がりになります。

ステップ5:必要に応じてフェイスパウダーで仕上げる

皮脂が気になる人やメイク崩れを防ぎたい人は、最後にフェイスパウダーを薄く重ねます。

特に額や鼻などのTゾーンは、皮脂によってテカリが出やすい部分です。パウダーを適量使用することで、さらっとした肌印象を維持しやすくなります。

BBクリームと日焼け止めはどちらを先に塗る?

日焼け止めを別に使う場合は、基本的にスキンケアの後、BBクリームなどのベースメイクの前に使用します。

ただし、BBクリームのSPFやPAが高くても、塗布量が不足すれば表示どおりの紫外線防止効果は期待できません。

日本化粧品工業会は、紫外線防止化粧品を十分な量でムラなく使用し、少なくとも2~3時間ごとに塗り直すことを案内しています。汗や摩擦で落ちることもあるため、屋外で長時間過ごす場合は、BBクリームだけで紫外線対策を完結させないようにしましょう。

また、SPFの数値は複数の商品を重ねても単純に足し算できません。例えばSPF15の下地とSPF25のBBクリームを使っても、SPF40になるわけではありません。

【誤解を解消】BBクリームを使うメリット・デメリットと向いている人

BBクリームは便利なアイテムですが、すべての人にとって最適とは限りません。購入後に後悔しないためには、メリットとデメリットの両方を理解することが大切です。

BBクリームを使う4つのメリット

1.ベースメイクの工程を減らせる

化粧下地、ファンデーション、日焼け止めなどの機能を兼ねる商品なら、複数のアイテムを使う工程を減らせます。朝の準備時間を短縮したい人にとって大きな魅力です。

2.肌悩みを自然にカバーできる

毛穴や色ムラ、薄いシミなどを目立ちにくくし、肌全体を均一に見せられます。ナチュラルメイクにも活用できます。

3.持ち運びしやすい

複数のベースメイク用品を持ち歩く必要が減るため、旅行や出張、外出先でのメイク直しにも便利です。

4.スキンケアとメイクを組み合わせられる

保湿成分などを配合した商品なら、メイクをしながら肌の乾燥にも配慮できます。保湿力を重視した商品を選べば、乾燥しやすい季節にも使いやすくなります。

購入前に知っておきたい3つのデメリット

1.色展開が限られる商品がある

一般的なファンデーションと比べて色展開が少ない商品もあり、自分の肌色に合う色を見つけにくい場合があります。

2.すべての機能が高性能とは限らない

多機能であることと、各機能の性能が高いことは別です。カバー力、保湿力、UV機能などをすべて高い水準で求める場合は、専用アイテムを組み合わせたほうが満足できることもあります。

3.厚塗りや化粧崩れが起きることがある

使用量が多すぎたり、肌質に合わない商品を選んだりすると、毛穴落ちやテカリ、ヨレにつながる場合があります。

BBクリームがおすすめの人
  • 朝のメイク時間を短縮したい人
  • ベースメイクを簡単に済ませたい人
  • 毛穴や色ムラを自然にカバーしたい人
  • ナチュラルな肌づくりを好む人
  • 旅行や出張で化粧品の持ち物を減らしたい人
  • 保湿とメイクアップを同時に取り入れたい人
BBクリームがあまり向いていない人
  • ファンデーションの色味や質感を細かく調整したい人
  • 濃いシミや肌悩みを高いカバー力で隠したい人
  • 肌色に合う色展開が見つからない人
  • 皮脂崩れや乾燥など、特定の悩みに特化した製品を求める人

こうした人は、ファンデーションやコンシーラー、化粧下地などを組み合わせる方法も検討するとよいでしょう。

BBクリームに関するよくある誤解

誤解1:BBクリームだけでスキンケアが完了する

保湿機能を持つ商品はありますが、洗顔後の化粧水や乳液などを必ずしも代用できるわけではありません。肌の乾燥状態に応じてスキンケアを組み合わせましょう。

誤解2:BBクリームなら必ずファンデーションが不要になる

BBクリームだけで十分な仕上がりになる商品もありますが、カバー力や肌色の調整が必要ならファンデーションを重ねても問題ありません。

誤解3:すべてのBBクリームに日焼け止め効果がある

紫外線防止機能は製品によって異なります。SPF・PAの表示がない商品もあるため、日焼け止めとして使いたい場合は表示を確認する必要があります。

誤解4:施術後の肌にも普通のBBクリームを使える

BBクリームの歴史には施術後の肌を保護する目的がありましたが、現在市販されているすべての商品が医療施術後の肌に適しているわけではありません。施術後や肌に傷がある場合は、医師の指示を優先してください。

【プロの結論】BBクリームは時短だけでなく肌悩みに合わせて選ぶ時代

BBクリームを選ぶ際に最も大切なのは、1本で何役をこなすかという数字だけで判断しないことです。

もともと肌を保護する目的で生まれたBBクリームは、韓国でメイクアップ機能を備えた化粧品へと発展し、日本では時短メイクの代表的なアイテムとして定着しました。その背景には、ベースメイクの工程を簡単にしたいという消費者のニーズがあります。

一方、2026年のBBクリーム選びでは、単純な多機能性だけでなく、肌質やカバー力、色展開、UV機能、仕上がりの質感まで考慮することが欠かせません。

選ぶ際の判断基準は次の3点です。

  • 時短を優先するなら: 化粧下地やファンデーション、UV機能を備えたオールインワンタイプ。
  • 肌悩みのカバーを優先するなら: シミや毛穴、色ムラへのカバー力を重視したタイプ。
  • 自然な仕上がりを優先するなら: 薄づきで保湿力があり、肌色になじみやすいタイプ。

BBクリームは、すべてのメイク工程を無条件に置き換える万能アイテムではありません。しかし、自分の肌に合った商品を選べば、メイクの負担を減らしながら、肌をきれいに見せることができます。

BBクリームとは何かに関するよくある質問(FAQ)

Q1:BBクリームとは簡単にいうと何ですか?
A1:美容液や乳液、日焼け止め、化粧下地、ファンデーションなどの機能を組み合わせた多機能ベースメイクアイテムです。肌の色ムラや毛穴などをカバーしながら、メイクの工程を減らせます。

Q2:BBクリームはファンデーションの代わりになりますか?
A2:なります。ファンデーションに近いカバー力を持つ商品なら、BBクリームだけでベースメイクを仕上げられます。ただし、カバー力や色味の調整が必要な場合は、ファンデーションやコンシーラーを併用できます。

Q3:BBクリームとCCクリームはどちらがおすすめですか?
A3:シミや毛穴などをカバーしたい人にはBBクリーム、赤みやくすみなどを自然に補正したい人にはCCクリームが向いています。商品の設計によって違いがあるため、仕上がりを確認して選びましょう。

Q4:BBクリームは化粧水や乳液の代わりになりますか?
A4:保湿機能を備えた商品はありますが、すべてのBBクリームが化粧水や乳液の代わりになるわけではありません。乾燥が気になる場合は、通常のスキンケアを行ってから使用することをおすすめします。

Q5:BBクリームは日焼け止めなしでも使えますか?
A5:SPF・PA表示のある商品には紫外線防止機能があります。ただし、十分な量を塗らないと期待する効果が得られない場合があります。長時間の屋外活動では専用の日焼け止めも活用しましょう。

Q6:BBクリームは化粧下地なしで使えますか?
A6:化粧下地の機能を備えた商品なら、基本的に単体で使用できます。ただし、皮脂崩れや毛穴などが気になる場合は、専用下地を併用する方法もあります。

Q7:BBクリームはどのように落とせばよいですか?
A7:商品に記載された使用方法や落とし方に従ってください。クレンジングが必要な商品もあれば、洗顔料で落とせる商品もあります。ウォータープルーフタイプや密着力の高い商品は、専用のクレンジングが必要な場合があります。

BBクリームとは、保湿や紫外線防止、化粧下地、ファンデーションなどの機能を組み合わせた多機能型のベースメイクアイテムです。

1960年代のドイツで生まれ、韓国で一般向け化粧品として発展し、2008年ごろから日本でも広く普及しました。現在は、時短メイクだけでなく、肌悩みや仕上がりの好みに応じて選べるアイテムになっています。

CCクリームは肌色補正、ファンデーションは肌全体のカバー、化粧下地はメイク前の肌表面の調整を得意とする傾向があります。BBクリームはそれらの機能を組み合わせている点が特徴です。

大切なのは、商品名や多機能性だけで選ばず、自分の肌質、カバーしたい悩み、色味、保湿力、紫外線防止機能を確認することです。自分に合ったBBクリームを取り入れれば、毎日のベースメイクをより手軽で快適なものにできます。

主な参考資料・根拠

- シュラメク社公式企業沿革:BBクリームの開発・1967年の発売記録。
- 資生堂「Beauty Journey」:BBクリームの特徴、選び方、塗り方。
- ファンケル公式FAQ:BBクリームとCCクリームの違い。
- 資生堂監修「imidas」:日本でのBBクリーム普及時期。
- 日本化粧品工業会:紫外線防止化粧品の使用方法。

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雨宮 沙夜
デジタルマーケター 雨宮 沙夜
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芸能と音楽の動向を7年追うデスク。所属事務所の公式リリース、番組公式ページ、配信サービスの告知を一次情報として照合し、確認できない情報は記事にしません。

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