2026年11月現在、大人になっても苦手な食べ物として名前が挙がるのは、パクチー、くさや、ホヤ、セロリ、レバー、ゴーヤなど、独特の香りや苦味、食感を持つ食材だ。特に2026年の大規模投票ではパクチーが1位となり、野菜を対象にした成人調査ではセロリとゴーヤが上位を占めた。調査によって順位が異なる点も興味深い。
そこで、タキイ種苗の2026年度野菜調査、2025年度との比較、1万人以上が参加した「みんなのランキング」の投票結果をもとに、大人が嫌いな食べ物ランキングを検証する。男女別・年代別の傾向、パクチーやくさやが苦手な理由、納豆やレバーなどの好き嫌い、苦手な食材を克服するための具体的な工夫まで紹介する。
【2026年最新版】大人が嫌いな食べ物ランキングTOP10!1位はパクチー

2026年の嫌いな食べ物ランキングで注目したいのが、インフォニアが運営するユーザー参加型サイト「みんなのランキング」の集計結果だ。
2026年11月2日更新のランキングでは、参加者10,462人、総投票数64,158票、ランクイン数367品目という規模になっている。
ランキングは料理・食材を対象に、利用者が1~100点で評価する方式だ。50点が中立の基準となり、好き嫌いの程度が順位に反映される。
2026年の嫌いな食べ物ランキングTOP10| 順位 | 食べ物 | 主な苦手ポイント |
|---|---|---|
| 1位 | パクチー | 独特の香り、石けんのような風味 |
| 2位 | くさや | 発酵による強烈な臭い |
| 3位 | ホヤ | 磯の香り、独特の風味、見た目 |
| 4位 | セロリ | 青臭さ、香り、後味 |
| 5位 | レバー | 臭み、独特の舌触り |
| 6位 | ゴーヤ | 強い苦味 |
| 7位 | 銀杏 | 苦味、独特の臭気 |
| 8位 | 蜂の子 | 見た目、食感 |
| 9位 | 肉の脂身 | 脂っぽさ、口当たり |
| 10位 | らっきょう漬 | 酸味、漬物特有の香り |
出典:みんなのランキング「嫌いな食べ物ランキング」2026年11月2日更新。
1位パクチー:好き嫌いが極端に分かれる香味野菜パクチーは、2026年の総合ランキングで1位を獲得した。
香りの強さが特徴で、タイ料理やベトナム料理などでは欠かせない食材として親しまれている。一方、苦手な人にとっては、料理に少量入っているだけでも全体の風味を支配するように感じられる。
ランキングの評価コメントにも、カメムシや石けんを連想させる香りが苦手という意見が見られる。
興味深いのは、単に香草が嫌いという話ではないことだ。パクチー特有の香りをどのように感じ取るかには、嗅覚受容体の遺伝的な違いも関係している。
2位くさや:発酵食品ならではの強烈な臭いくさやは伊豆諸島の伝統的な発酵干物だ。
独特のくさや汁に魚を漬け込んでから乾燥させるため、一般的な干物とは異なる強い香りが生まれる。
好きな人にとっては濃厚な旨味が魅力だが、苦手な人にとっては焼いているときの臭いそのものが大きなハードルになる。
3位ホヤ:鮮度によって印象が変わる海産物ホヤは三陸地方などで親しまれている海産物で、独特の磯の香りと甘味、苦味、塩味など複雑な風味を持つ。
食べた経験が少ない人には、見た目も心理的な抵抗につながりやすい。
ただし、ホヤは鮮度によって香りや風味が変化する食材でもある。農林水産省の郷土料理紹介でも、鮮度の重要性が説明されている。
4位以下にも共通する特徴4位のセロリ、5位のレバー、6位のゴーヤにも共通するのは、一般的な野菜や肉とは異なる個性が強いことだ。
特にセロリは、料理に少し加えただけでも独特の香りが残る。レバーは臭みと食感、ゴーヤは苦味が苦手意識につながりやすい。
一方、ランキング上位に入った食材は、すべての人から嫌われているわけではない。熱心な愛好者が存在することも、これらの食材に共通する特徴である。
【成人600人を調査】大人が嫌いな野菜ランキングはゴーヤとセロリが上位
総合ランキングだけでは、本当に大人が苦手な野菜を判断できない。
そこで参考になるのが、種苗会社のタキイ種苗が公表した「2026年度 野菜に関する調査」だ。
同調査は2026年6月上旬に実施され、全国の20~69歳の男女600人が回答した。インターネット調査であり、農業関連従事者など一部の業種は対象から除外されている。
タキイ種苗2026年調査の嫌いな野菜TOP5| 順位 | 野菜 | 嫌いと回答した割合 |
|---|---|---|
| 1位 | セロリ | 19.3% |
| 2位 | ゴーヤ | 16.0% |
| 3位 | ケール | 12.8% |
| 4位 | モロヘイヤ | 12.0% |
| 5位 | 春菊 | 11.2% |
※複数回答。出典:タキイ種苗「2026年度 野菜に関する調査」。
この結果から分かるのは、成人の苦手な野菜には、香りや苦味に特徴のある品目が多いことだ。
特にセロリとゴーヤは、ほかの野菜よりも苦手とする人の割合が高い。
2025年と2026年を比較するとどう変わった?2025年度の調査でも、ゴーヤとセロリはトップ2だった。
| 野菜 | 2025年 | 2026年 | 変化 |
|---|---|---|---|
| ゴーヤ | 20.3% | 16.0% | −4.3ポイント |
| セロリ | 19.8% | 19.3% | −0.5ポイント |
| ケール | 14.7% | 12.8% | −1.9ポイント |
2年間の比較で最も目立つのは、ゴーヤを嫌いと回答した割合の低下だ。
2025年の20.3%から2026年には16.0%となり、4.3ポイント減少した。
一方、セロリは19.8%から19.3%と、ほぼ横ばいである。
2026年の調査では「嫌いな野菜は特にない」と答えた人が42.3%に達した。2025年の39.5%、2024年の33.3%から増加している。
つまり、野菜全体への苦手意識は薄れる傾向にあるものの、セロリやゴーヤなどの個性が強い野菜は依然として苦手な人が多い。
ゴーヤが嫌いな人の割合は16%?調査によって違う理由ゴーヤが嫌いな人の割合を調べると、調査によって数字が異なる。
タキイ種苗の2026年度調査では16.0%だった一方、2025年度には20.3%だった。
また、マイボイスコムが2026年3月1~7日に実施した野菜に関する調査では、11,105人の回答を集め、ゴーヤーとセロリはいずれも嫌いな野菜として2割強の人から挙げられている。
この違いは、調査対象者の構成や質問の表現、回答方法などが異なるためだ。
「ゴーヤが嫌いな人は必ず16%」と固定的に考えるのではなく、調査ごとの条件を確認することが大切だ。
【なぜ嫌いになる?】パクチー・くさや・ゴーヤ・セロリの苦手な理由を科学的に検証
嫌いな食べ物には、それぞれ異なる特徴がある。
しかし、ランキング上位の食材を詳しく見ると、香り、苦味、食感という3つの感覚が大きく関係している。
パクチーが嫌いな理由は遺伝子と嗅覚の違い?パクチーの苦手意識については、遺伝学の研究も存在する。
2012年に学術誌「Flavour」で発表されたErikssonらの研究では、ヨーロッパ系の参加者14,604人を対象に、パクチーの香りを石けんのように感じるかどうかを調べた。
さらに別の11,851人の集団で検証したところ、嗅覚受容体遺伝子が集まる領域に、パクチーの香りの感じ方と関連する遺伝的変異が見つかった。
注目されたのがOR6A2という嗅覚受容体遺伝子だ。
パクチーに含まれるアルデヒド類の一部を検知する働きと関係する可能性が示されている。
つまり、同じパクチーを食べても、人によって石けんのように感じたり、爽やかな香草として感じたりする違いが生じる可能性がある。
ただし、この遺伝的変異だけで好き嫌いが決まるわけではない。研究では、特定の変異が説明する個人差は小さく、食経験などの環境要因も関係すると考えられている。
くさやが苦手な理由は発酵による独特の臭気くさやの臭いには、科学的な背景がある。
東京農業大学の2023年12月の研究発表では、伝統的な水産発酵食品であるくさやの製造に使われる「くさや汁」について、微生物と臭い成分との関係が研究された。
また、J-STAGEに掲載されたくさやの臭気成分に関する研究では、酢酸、プロピオン酸、酪酸などの揮発性成分が確認されている。
特に酪酸などの揮発性脂肪酸は、独特の臭いに関係する。
発酵によって生まれる香りは、くさやの旨味や個性でもある。しかし、普段から発酵臭に慣れていない人には、強い不快臭として認識されることがある。
ゴーヤが苦手なのはモモルデシンによる苦味ゴーヤの代表的な特徴は、口に入れた瞬間に広がる強い苦味だ。
農林水産省によると、ゴーヤの苦味にはモモルデシンという成分が関係している。
苦味の感じ方には個人差があり、同じゴーヤでもおいしいと感じる人と、強烈に苦いと感じる人がいる。
ゴーヤが嫌いな人の中には、少量でも苦味が口の中に残ることを嫌う人もいる。
セロリが苦手な人の特徴は香りと後味への敏感さセロリは、野菜の中でも香りに強い個性がある。
苦手な人の意見では、青臭さ、独特の風味、後味が残ることなどが問題になりやすい。
特にサラダやスープに入っていると、ほかの食材の味よりもセロリの香りが目立つと感じる人もいる。
ただし、セロリが苦手だからといって、特定の性格や体質を持っていると判断することはできない。
苦味や香りの感じ方には個人差があり、過去に食べたときの印象も影響する。
ホヤ・レバー・納豆が苦手な人に共通する感覚ホヤ、レバー、納豆も、独特の風味が好き嫌いを分ける食材だ。
ホヤは鮮度が重要で、時間が経つと独特の臭いが強くなる。農林水産省も、新鮮なホヤは潮の香りと複雑な味わいを楽しめる食材として紹介している。
レバーの場合は、鉄分を含む独特の風味や、加熱した際のパサつき、粉っぽい食感が苦手という人がいる。
納豆は発酵による香りと粘りが特徴だ。2026年6月までのmacaroniのにおいが苦手な食べ物ランキングでは、パクチー、くさやに続いて3位に入っている。
これらの食材は、味だけでなく、鼻で感じる香りや口の中に残る感覚まで含めて好き嫌いが決まる。
【男女別・年代別】嫌いな食べ物ランキングは性別や年齢で変わる?
嫌いな食べ物の男女差や年代差を調べる際には、単純な総合順位だけで判断しないことが大切だ。
2026年のタキイ種苗調査では、20~69歳の男女600人を対象に性年代別の比較も行われている。
男女別では何が違う?タキイ種苗の2026年度調査で特徴的だったのは、トマトへの苦手意識だ。
嫌いな野菜ランキングでトマトは2025年の10位から2026年には6位に上昇し、回答割合も7.0%から9.0%に増えた。
性年代別では、特に20~30代女性でトマトの順位が高い傾向が確認されている。
ただし、これはトマトについての特徴であり、女性全体が男性より野菜嫌いだという意味ではない。
年代別では野菜への関心にも違いがある2026年度のタキイ種苗調査では、好きな野菜を挙げる割合は若年層で低く、年齢が高くなるにつれて高まる傾向が見られた。
また、トマトについては男女ともに50~60代で支持が高く、若年層では低い傾向がある。
こうした結果から、食べ物の好みは年齢とともに変化する可能性がある。
男女別・年代別ランキングを読む際の注意点「みんなのランキング」には男性・女性、20代・30代・40代・50代・60代以上などの絞り込み機能が用意されている。
ただし、2026年11月2日時点で確認できる総合ランキングは、全年代・全性別を合わせた集計だ。
一方、タキイ種苗の調査は成人600人の調査だが、公開されているランキングは全体の割合が中心で、すべての食材について男女別の完全な順位が示されているわけではない。
男女別の順位を比較するときは、対象者数や回答方法が一致しているかを確認する必要がある。
【大人になっても嫌いな食べ物が多い理由】味覚・経験・心理的要因を分析
大人になれば、自然に好き嫌いがなくなると思われがちだ。
しかし、成人を対象にした好き嫌いの研究を見ると、食べ物の好みは単純な年齢だけでは説明できない。
1. 苦味や酸味を強く感じる味覚には個人差がある。
例えば、TAS2R38という苦味受容体に関係する遺伝的な違いは、ブロッコリーなどの苦味を感じる強さに影響することが研究で示されている。
苦味に敏感な人にとっては、一般的には軽い苦味とされる食材でも、かなり強い刺激として感じられることがある。
2. 香りに対する感受性が異なる食べ物のおいしさは、舌だけで決まるものではない。
口に入れたときに鼻へ抜ける香りも、味の印象を大きく左右する。
パクチーやくさや、納豆などが苦手な人は、食材特有の香りに強い抵抗を感じることがある。
3. 食感や見た目が受け入れられない成人の偏食に関する研究では、苦味や酸味、ぬめりのある食感、特定の色など、感覚的な特徴を理由に食品を避ける傾向が報告されている。
特に、ぬるぬるした食感や独特の舌触りは、味そのものとは別の拒否反応につながる。
レバーの粉っぽさ、ホヤの食感、納豆の粘りなどが代表例だ。
4. 過去の嫌な食経験が記憶に残っている子どもの頃に無理に食べさせられた経験や、食べた後に気分が悪くなった経験が、その食材への抵抗につながる場合もある。
一度強い嫌悪感を覚えると、次に同じ食材を見たり、香りを嗅いだりしただけで不快感が生じることもある。
5. 新しい食材を試すこと自体に抵抗がある食べた経験が少ない食材に対して、警戒心を持つことをフードネオフォビアという。
見慣れない食材や調理方法に抵抗を感じるのは、必ずしも珍しいことではない。
ホヤや蜂の子、くさやなど、日常的に食べる機会が少ない食材がランキング上位に入る背景にも、食経験の違いが関係している可能性がある。
【嫌いな食べ物を克服する方法】大人でも試せる調理と食べ方の工夫
苦手な食べ物を克服する方法は、無理に食べることだけではない。
食材の特徴を理解して、香りや苦味、食感を調整することが現実的な方法になる。
ゴーヤは塩もみと油を使って苦味を調整ゴーヤの苦味が苦手な人は、薄く切って塩もみし、水にさらす方法がある。
日本educe食育総合研究所では、ゴーヤの苦味成分であるモモルデシンは水に溶けやすく、塩もみや水さらしで苦味を軽減できると紹介している。
加えて、油と組み合わせたり、かつお節などの旨味を加えたりすると、苦味の印象を和らげやすい。
最初から厚切りのゴーヤチャンプルーに挑戦するより、薄切りにして少量から試す方が取り入れやすい。
セロリは加熱して香りをなじませるセロリの生の香りが苦手な場合は、スープや煮込み料理に少量加える方法がある。
加熱することで香りの印象や食感が変わり、ほかの食材ともなじみやすくなる。
特に、玉ねぎやにんじんなどと一緒に調理すると、セロリだけが強く主張する状態を避けやすい。
パクチーは少量から料理との相性を試すパクチーが苦手な人は、葉を大量に使う料理ではなく、少量を薬味として使う方法がある。
香りが強すぎると感じる場合は、最初から大量に食べる必要はない。
料理の味付けとの相性を見ながら、自分が受け入れやすい量を探すことがポイントだ。
レバーは調理方法と食材の種類を変えてみるレバーは種類や調理方法によって、臭みや食感の印象が変わる。
例えば、下処理を丁寧に行ったレバーパテや、しっかり加熱したレバー料理など、異なる食べ方を試す方法がある。
ただし、レバーは食中毒予防のため十分な加熱が必要だ。生食や加熱不十分な状態での摂取は避けたい。
大人になってから克服した食材にはピーマンが多いカゴメが2025年5月21~23日に全国の15~69歳の男女4,680人を対象に実施した「野菜定点調査2025」も参考になる。
子どもの頃は嫌いだったが、大人になって食べられるようになった野菜のランキングは次の通りだ。
| 順位 | 克服した野菜 | 割合 |
|---|---|---|
| 1位 | ピーマン | 21.6% |
| 2位 | なす | 13.0% |
| 3位 | にんじん | 8.8% |
克服した理由として最も多かったのは、子どもの頃からの味覚の変化だった。
そのほか、大人の味として受け入れられるようになったことや、調理方法を変えたことも理由に挙がっている。
この結果から、子どもの頃に嫌いだった食材でも、大人になってから好みが変わる可能性があることが分かる。
【プロの結論】苦手な食べ物は無理に克服しなくてもいい苦手な食べ物を克服したい場合は、次の3つを意識したい。
1. 苦手の原因を分ける: 味なのか、香りなのか、食感なのかを把握する。
2. 調理方法を変える: 生食、加熱、刻む、混ぜるなど、食材の特徴を調整する。
3. 少量から試す: 無理に完食せず、受け入れられる範囲で食経験を増やす。
ただし、すべての食材を好きになる必要はない。
アレルギーや強い吐き気がある場合は無理に食べず、食事の選択肢が極端に狭くなって生活や健康に影響している場合は、医療機関や管理栄養士に相談することも大切だ。
【嫌いな食べ物ランキング大人】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年の嫌いな食べ物ランキング1位は何ですか?
A1:2026年11月2日更新の「みんなのランキング」では、パクチーが1位です。続いてくさや、ホヤ、セロリ、レバーが上位に入っています。ただし、全年代・全性別のユーザー参加型ランキングであり、成人だけの調査ではありません。
Q2:大人が嫌いな野菜1位は何ですか?
A2:タキイ種苗の2026年度調査では、セロリが19.3%で1位でした。2位はゴーヤの16.0%、3位はケールの12.8%です。
Q3:ゴーヤが嫌いな人は何%いますか?
A3:タキイ種苗の2026年度調査では16.0%です。2025年度は20.3%でした。調査時期や対象者、質問方法によって割合は異なります。
Q4:パクチーが嫌いな人が多いのはなぜですか?
A4:パクチー特有のアルデヒド類を石けんのような香りとして感じる人がいるためです。嗅覚受容体に関係する遺伝的な違いも研究されています。
Q5:大人になっても嫌いな食べ物があるのはおかしいですか?
A5:おかしくありません。味覚や嗅覚、食感への感受性、過去の食経験などによって、成人後も苦手な食材が残ることがあります。無理に克服する必要はありません。
2026年の嫌いな食べ物ランキングでは、パクチーが総合1位となり、くさや、ホヤ、セロリ、レバー、ゴーヤなどが上位に並んだ。
一方、成人を対象としたタキイ種苗の野菜調査では、セロリが19.3%で1位、ゴーヤが16.0%で2位という結果になっている。
ここで重要なのは、総合ランキングと野菜限定の成人調査では、対象者も質問方法も異なることだ。順位をそのまま比較するのではなく、調査規模や回答形式まで確認することで、数字の意味を正しく理解できる。
また、嫌いな食べ物が多い理由には、遺伝的な味覚・嗅覚の違い、食感への敏感さ、過去の食経験など、複数の要因が関係している。
カゴメの2025年調査では、ピーマンを大人になって克服した人が21.6%に達した。味覚や食経験は変化する可能性がある。
好き嫌いは単純に努力不足で決まるものではない。自分に合った食べ方を探し、食べられるものを少しずつ増やしていくことが、無理のない食生活につながる。