ホーム 芸能ニュース・ゴシップ 【2021年スペシャル】黒革の手帖~拐帯行~のキャストと役柄

【2021年スペシャル】黒革の手帖~拐帯行~のキャストと役柄

藤咲 昂 藤咲 昂 • 更新: • 公開: • 読了約 12 分
目次

2017年版の続編

『黒革の手帖~拐帯行~』は、2021年1月7日午後8時からテレビ朝日系で放送されたドラマスペシャルです。

2017年版の最終回で逮捕された原口元子が、3年間の刑期を終えて出所するところから物語が始まります。

銀座での成功を失った元子は、新天地を求めて金沢へ向かいます。そこで出会うのが、渡部篤郎演じる神代周吾です。新しいクラブ「アルテローズ」を舞台に、元子は再び夜の世界で頂点を目指します。

拐帯行の出演者一覧

- 武井咲:原口元子
2017年版から続く主人公。出所後、金沢で再起を図る。
- 渡部篤郎:神代周吾
巨額の売上を誇るITビジネス企業のCEO。高級クラブ「アルテローズ」を経営する重要人物。
- 仲里依紗:山田波子
元子の銀座時代からのライバル。再び元子の前に姿を現す。
- 高畑淳子:中岡市子
楢林クリニックの看護師長。元子の過去に関わる人物。
- 高嶋政伸:橋田常雄
上星ゼミナールの理事長。元子と因縁のある人物。
- 安達祐実:板橋レイナ
金沢の高級クラブ「アルテローズ」の元ママ。元子にママの座を奪われ、対抗心を燃やす。
- 毎熊克哉:森村隆志
金沢で派遣社員として働く男性。神代への復讐心を抱えている。
- 風間杜夫:佐藤良樹
妻と旅行中に元子たちと出会う男性。

このほか、佐藤の妻も物語に登場します。

渡部篤郎が演じる神代周吾とは?


/神代周吾役

2021年スペシャルの重要人物
神代は、総売上1,000億円を誇るITビジネス企業のCEO。元子を自分の経営する高級クラブに迎え入れ、物語の中心的な対立を生み出す人物です。

神代の特徴は、単なるクラブ経営者ではないことです。

テレビ朝日の公式紹介では、神代は森村の父親を死に追いやった人物としても描かれています。つまり、森村の復讐劇と元子の再起が神代という人物を介して交差します。

元子にとって神代は、金沢で成功するための足掛かりであると同時に、新たな危険をもたらす相手でもあります。

安達祐実が演じる板橋レイナの人物像


/板橋レイナ役

金沢のクラブ「アルテローズ」の元ママ
元子が金沢で働き始める前から店を任されていた女性。元子にママの座を奪われ、プライドを傷つけられる。

板橋レイナは、元子とは異なるタイプの女性です。

テレビ朝日の公式記事で安達祐実は、レイナについて、元子に対抗しようとするものの、したたかになりきれない人物として紹介しています。

ここがレイナの面白さです。元子のように先を読み、相手の弱点を巧みに利用するタイプではなく、感情が表に出やすい女性として描かれています。

そのため、元子とレイナの対立は、単なる経営者同士の競争ではありません。女性としてのプライドや、クラブのママという立場をめぐる心理戦でもあります。

【徹底比較】米倉涼子版と武井咲版は何が違う?

黒革の手帖キャスト


米倉涼子版

2004年
仲村トオル、釈由美子らが出演。

武井咲版

2017年
江口洋介、仲里依紗らが出演。

両作品は同じ松本清張の原作をもとにしていますが、主演女優の個性だけでなく、脇を固める俳優の顔ぶれも大きく異なります。

主要人物のキャスト変更

特に比較しやすいのが、両作品で共通する登場人物です。

- 原口元子:米倉涼子 → 武井咲
- 安島富夫:仲村トオル → 江口洋介
- 山田波子:釈由美子 → 仲里依紗
- 中岡市子:室井滋 → 高畑淳子
- 橋田常雄:柳葉敏郎 → 高嶋政伸
- 岩村叡子:山本陽子 → 真矢ミキ
- 楢林謙治:小林稔侍 → 奥田瑛二
- 長谷川庄司:津川雅彦 → 伊東四朗
- 村井亨:渡辺いっけい → 滝藤賢一

2つの作品を比較すると見えてくる演出の違い

1.米倉涼子版は、原口元子の強さと存在感が際立つ

2004年版の米倉涼子は、銀座という厳しい世界に飛び込み、男性社会の権力構造に真正面から挑む元子を演じています。

仲村トオルの安島富夫、釈由美子の山田波子との関係も見どころです。元子の野心と、周囲の人物の欲望がぶつかる構成になっています。

2.武井咲版は、若い元子の上昇と転落が大きな軸

2017年版の武井咲は、当時23歳で原口元子を演じました。

若さと美しさを武器にしながら、銀座の人間関係に入り込んでいく姿が印象的です。

また、江口洋介、高嶋政伸、奥田瑛二ら、男性陣のキャラクターもそれぞれ強烈です。仲里依紗や高畑淳子による女性同士の対立も、作品を盛り上げています。

3.拐帯行は、成功後の転落と再起を描く

2021年版では、元子が一度すべてを失っています。

銀座で成功をつかむまでを描いた2017年版とは違い、金沢という新しい土地で再び人間関係を築き、権力者と対峙する展開です。

そのため、2021年版は2017年版を見てから視聴すると、元子の変化や過去の因縁がより理解しやすくなります。

どちらがおすすめ?作品の選び方
視聴目的 おすすめ作品 注目ポイント
重厚なキャストを楽しみたい 2004年版 米倉涼子・仲村トオル・釈由美子
若い元子の野望を見たい 2017年版 武井咲・江口洋介・仲里依紗
元子のその後を知りたい 2021年版 渡部篤郎・安達祐実・毎熊克哉
歴代の演技を見比べたい 2004年版と2017年版 共通人物のキャスト変更

【歴代作品の整理】1982年から2021年までの映像化と2026年現在

『黒革の手帖』は、米倉涼子版と武井咲版だけの作品ではありません。

原作の映像化には、1982年のテレビ朝日版、1984年のTBS版、1996年のテレビ朝日版などもあります。

ここで注意したいのが、同じ『黒革の手帖』というタイトルでも、放送枠やドラマの長さ、出演者、脚色が異なることです。

原口元子を演じた歴代女優

- 1982年:山本陽子
- 1984年:大谷直子
- 1996年:浅野ゆう子
- 2004年:米倉涼子
- 2017年:武井咲
- 2021年:武井咲

1982年版はテレビ朝日系で全6回の連続ドラマとして制作され、山本陽子が原口元子を演じました。1984年版はTBS系の昼ドラマで、大谷直子が主演。1996年版は浅野ゆう子主演の2時間ドラマとして放送されています。

2005年の米倉涼子版スペシャルにも注意

もう一つ混同されやすいのが、2005年7月2日に放送された『黒革の手帖スペシャル~白い闇』です。

こちらも米倉涼子が原口元子を演じていますが、原作は松本清張の別作品『白い闇』をアレンジしたものです。

そのため、2004年の連続ドラマの単純な続編として扱うのではなく、同じ元子を主人公にした別のスペシャルドラマとして区別するのが適切です。

2026年現在、最新のキャストは誰?

2026年11月時点で、今回取り上げたテレビドラマ系列の最新作として確認できるのは、2021年の『黒革の手帖~拐帯行~』です。

そのため、作品別の最新キャストを調べる場合は、次のように整理すると間違いがありません。

- 米倉涼子版の元子:2004年の連続ドラマ。
- 武井咲版の元子:2017年の連続ドラマ。
- 武井咲版の元子のその後:2021年のスペシャルドラマ。
- 2026年の新作キャスト:今回確認できたテレビ朝日の公式番組資料には、新作の出演者発表は掲載されていません。

また、2004年版と2017年版では、同じ俳優が同じ役を演じているわけではありません。キャストの現在を調べるときにも、俳優本人の活動状況と、ドラマ内の役柄を分けて考える必要があります。

【よくある疑問を解決】黒革の手帖キャストに関するよくある質問(FAQ)

Q1:黒革の手帖で米倉涼子と共演した男性俳優は誰?

A1:代表的な共演者は仲村トオルです。2004年版で安島富夫を演じました。そのほか、柳葉敏郎、津川雅彦、小林稔侍、渡辺いっけいらが出演しています。

Q2:武井咲版の黒革の手帖で仲里依紗は何役?

A2:山田波子役です。元子と東林銀行で同僚だった派遣社員で、のちに銀座の夜の世界でライバルになります。2021年の『拐帯行』にも同じ役で出演しています。

Q3:渡部篤郎は黒革の手帖で何役を演じた?

A3:2021年の『黒革の手帖~拐帯行~』で神代周吾を演じています。金沢の高級クラブ「アルテローズ」を経営するIT企業のCEOで、物語の重要なキーパーソンです。

Q4:安達祐実は黒革の手帖に何役で出演した?

A4:板橋レイナ役です。金沢のクラブ「アルテローズ」のママでしたが、武井咲演じる元子にその座を奪われ、対立することになります。

Q5:仲里依紗、高畑淳子、高嶋政伸は拐帯行にも出演している?

A5:はい。仲里依紗は山田波子、高畑淳子は中岡市子、高嶋政伸は橋田常雄を演じ、2017年版から続投しています。

Q6:米倉涼子版と武井咲版はストーリーも同じ?

A6:基本的な設定は共通していますが、出演者や脚本、演出が異なる別作品です。2021年の『拐帯行』は武井咲版の続編にあたります。

Q7:拐帯行の原作も黒革の手帖?

A7:厳密には異なります。テレビ朝日の公式スタッフ情報では、2021年版の原作は松本清張の短編小説『拐帯行』とされています。新潮文庫『黒地の絵 傑作短編集〔二〕』に収録された作品です。2017年版の続編というドラマ上の位置づけと、原作小説の違いを押さえておくと理解しやすくなります。

『黒革の手帖』は、原口元子という一人の女性を中心に、時代ごとに異なる俳優陣が権力や欲望、人間関係を描いてきた作品です。

特に押さえておきたいのは、次の3つです。

- 2004年版: 米倉涼子、仲村トオル、釈由美子が出演する歴代の代表的なドラマ版。
- 2017年版: 武井咲、江口洋介、仲里依紗、高畑淳子、高嶋政伸らによる新たな連続ドラマ。
- 2021年版: 武井咲が元子を再演し、渡部篤郎、安達祐実、毎熊克哉らが加わった『拐帯行』。

【プロの結論】キャストを調べるときに大切な3つの判断基準

第一に、主演女優で作品を区別すること。米倉涼子版と武井咲版では、同じ原口元子でも周囲の人物が異なります。

第二に、役名で出演者を照合すること。仲村トオルと江口洋介の安島富夫、釈由美子と仲里依紗の山田波子のように、同じ役名を別の俳優が演じています。

第三に、続編と別作品を混同しないこと。2021年の『拐帯行』は2017年版の続編ですが、原作は『黒革の手帖』ではなく、同名の短編小説です。

これらを踏まえると、歴代キャストの関係がすっきり整理できます。

米倉涼子版の重厚な人間ドラマを楽しみたい人は2004年版、武井咲版の若き元子の野心と転落を見たい人は2017年版、さらにその後の再起を知りたい人は2021年版がおすすめです。

原口元子という人物が、演じる女優や時代によってどう変化してきたのか。 それこそが『黒革の手帖』を歴代作品で見比べる最大の醍醐味です。

同じカテゴリの記事

藤咲 昂
コンテンツディレクター 藤咲 昂
プロフィールを見る →

公開情報のリサーチを担当。官公庁の統計、企業のIR資料、裁判所の公開記録を優先し、出典のない噂は記事の根拠にしません。

おすすめの関連記事