2026年シーズン終了時点の日本野球機構(NPB)の選手名簿では、巨人の支配下投手に加え、育成契約の投手も登録されている。ここで押さえておきたいのは、球団の所属選手一覧と、その日に1軍に登録されている選手一覧は別物だという点だ。
以下は、2026年度のNPB選手名簿に掲載された投手の背番号と名前を整理したもの。支配下選手と育成選手を分けて掲載する。
支配下投手一覧| 背番号 | 投手名 |
|---|---|
| 11 | 田中将大 |
| 15 | 大勢 |
| 17 | 西舘勇陽 |
| 19 | 山﨑伊織 |
| 20 | 戸郷翔征 |
| 21 | 竹丸和幸 |
| 25 | 代木大和 |
| 26 | ウィットリー |
| 28 | ハワード |
| 30 | 田和廉 |
| 31 | 赤星優志 |
| 36 | 山城京平 |
| 41 | 中川皓太 |
| 42 | マタ |
| 43 | 則本昂大 |
| 45 | 田中瑛斗 |
| 46 | 又木鉄平 |
| 47 | 森田駿哉 |
| 48 | ルシアーノ |
| 49 | バルドナード |
| 53 | 高梨雄平 |
| 54 | 松浦慶斗 |
| 56 | 北浦竜次 |
| 57 | 宮原駿介 |
| 58 | 船迫大雅 |
| 62 | 横川凱 |
| 63 | 泉圭輔 |
| 64 | 山田龍聖 |
| 65 | 石川達也 |
| 66 | 平内龍太 |
| 91 | 堀田賢慎 |
| 92 | マルティネス |
| 97 | 井上温大 |
| 98 | 小笠原慎之介 |
この名簿では、背番号11の田中将大から背番号98の小笠原慎之介まで、34人の支配下投手が確認できる。シーズン中には新たな支配下登録や選手の移動もあり、名簿の更新時期によって掲載内容が異なる場合がある。
育成投手一覧育成契約の投手も、ファームの試合や日々の練習を通じて支配下登録を目指す重要な戦力だ。2026年度のNPB選手名簿に掲載されている育成投手は次のとおり。
| 背番号 | 投手名 |
|---|---|
| 011 | 冨重英二郎 |
| 012 | 林燦 |
| 014 | 堀江正太郎 |
| 015 | 鈴木圭晋 |
| 016 | 千葉隆広 |
| 018 | 木下幹也 |
| 019 | 園田純規 |
| 021 | 松井颯 |
| 023 | 田村朋輝 |
| 026 | 吉村優聖歩 |
| 028 | 富田龍 |
| 029 | 西川歩 |
| 030 | 吹田志道 |
| 034 | 森本哲星 |
| 041 | 黄錦豪 |
| 042 | グズマン |
| 047 | 河野優作 |
| 050 | 板東湧梧 |
| 063 | 花田侑樹 |
| 077 | 石田隼都 |
| 090 | 石田充冴 |
| 099 | 京本眞 |
支配下投手と育成投手を合わせると、名簿上の投手は56人となる。育成投手の中にもファームで登板を重ねる選手がおり、1軍の戦力だけで巨人の投手層を判断することはできない。
【注目選手を解説】田中将大・大勢・西舘・山﨑・戸郷・竹丸の現在地

巨人の投手陣を理解するうえで、まず注目したいのが背番号11から21までの主力投手だ。経験豊富な田中将大、救援の大勢、若い世代の西舘勇陽と竹丸和幸、先発陣の中心として期待される戸郷翔征と山﨑伊織。それぞれの役割と2026年の数字を見ていこう。
田中将大|背番号11田中将大は背番号11。1988年生まれの右投右打で、2026年の巨人投手陣では経験値の高いベテラン投手に位置付けられる。
2026年の1軍成績は13試合登板、4勝4敗、防御率3.42、投球回68回1/3、奪三振49。登板数だけでなく、先発としてどれだけイニングを消化できたかも評価材料になる。
ファームでは8試合に登板し、5勝2敗、防御率3.32を記録した。1軍とファームで成績を分けて見ると、シーズンを通じて異なる舞台で登板機会を得ていたことが分かる。
大勢|背番号15大勢の背番号は15。1999年生まれの右投手で、巨人の救援陣を代表する存在だ。
2026年の1軍成績は32試合登板、防御率2.15、1勝1敗、22ホールド、3セーブ。特に22ホールドという数字は、試合終盤のリードを守る役割で貢献したことを示している。
大勢の成績を見る場合、先発投手と同じように勝利数だけで評価するのは適切ではない。救援投手はホールドやセーブ、登板数、防御率を組み合わせて評価する必要がある。
西舘勇陽|背番号17西舘勇陽は背番号17の右投手。2002年生まれで、若い世代の投手として今後の成長にも期待が集まる。
2026年の1軍成績は14試合登板、2勝4敗、防御率3.00、57投球回、65奪三振。ファームでは6試合に登板し、2勝0敗、防御率0.39を記録した。
1軍とファームでは防御率に違いがある。登板した相手のレベルや試合環境も異なるため、ファームの好成績をそのまま1軍での成績に置き換えることはできない。一方で、ファームでの安定した投球は次の登板機会につながる材料になる。
山﨑伊織|背番号19山﨑伊織は背番号19。1998年生まれの右投手で、先発陣の一角を担う投手として知られる。
2026年の1軍成績は6試合登板、1勝1敗、防御率4.59、33回1/3、26奪三振。ファームでは3試合に登板し、防御率2.25だった。
1軍での登板数が6試合にとどまったことは、年間を通じた先発ローテーションの稼働状況を見るうえで注目すべき数字だ。防御率だけではなく、登板数や投球回を前年までの実績と比較することも大切になる。
戸郷翔征|背番号20戸郷翔征は背番号20。2000年生まれの右投手で、巨人の先発陣を語る際に欠かせない存在だ。
2026年の1軍成績は14試合登板、5勝3敗、防御率2.48。投球回は80回、奪三振は82を記録した。登板数に対して奪三振が多く、三振を奪う能力が数字に表れている。
ファームでは6試合に登板し、3勝1敗、防御率3.50。1軍とファームの数字を区別して確認すると、シーズン中の起用状況をより正確に把握できる。
竹丸和幸|背番号21竹丸和幸は背番号21の左投手。2002年生まれで、2026年の巨人投手陣の中でも注目度の高い若手投手だ。
1軍では22試合に登板し、11勝9敗、防御率3.27。投球回126回2/3、奪三振142という成績を残した。今回取り上げた主力投手の中では、勝利数と投球回の両面で目立つ数字となっている。
左腕であることも特徴の一つ。先発投手として長いイニングを投げられるか、奪三振をどれだけ積み重ねられるかが今後の評価につながる。
【2026年投手成績比較】防御率・試合数・勝利・敗戦を一覧で確認
巨人の投手成績を比較する際は、防御率だけで順位を付けないことがポイントだ。先発と救援では登板する場面も投球回も異なり、求められる役割が違う。
NPBの2026年度公式戦個人投手成績を基に、注目投手と主要な救援投手の数字をまとめた。2026年シーズンは全日程終了時点の記録である。
巨人の主力投手・2026年1軍成績単位:防御率は点、投球回の小数表記はアウト数ではなく3分の1回単位。勝敗は1軍公式戦成績。
この比較で特に目を引くのは、先発では井上温大が23試合、147投球回、防御率2.02、10勝を記録した点だ。竹丸和幸も11勝を挙げ、126回2/3を投げている。
一方、救援陣では田中瑛斗が61試合登板、防御率1.52、42ホールドを記録。マルティネスは57試合で42セーブ、防御率1.38という数字を残した。大勢の22ホールドと合わせて見ると、巨人の救援陣には複数の役割を担う投手がいることが分かる。
防御率だけでは見えない投手の貢献例えば、防御率が低くても登板数が少ない投手と、年間を通じて何十試合も投げた投手では、チームへの貢献の形が違う。
先発投手なら投球回や奪三振、勝利数を重視したい。救援投手ならホールド、セーブ、登板数、失点の少なさが重要だ。巨人の投手成績を順位形式で調べる場合も、どの指標で比較しているのかを最初に確認すると誤解が少なくなる。
【1軍・ファーム別】巨人の投手起用と若手の成績を整理
巨人の1軍投手一覧とファーム投手一覧を調べる際に混乱しやすいのが、所属選手と出場登録の違いだ。
支配下選手として球団に所属していても、必ず1軍で登板するわけではない。ファームで調整を続ける選手もいれば、1軍とファームを行き来しながらシーズンを過ごす選手もいる。
1軍投手の確認方法1軍の投手成績は、NPBのセントラル・リーグ個人投手成績で確認できる。2026年は井上温大、竹丸和幸、戸郷翔征、田中将大、西舘勇陽、大勢、山﨑伊織などが公式戦で登板記録を残している。
登板記録のある投手はこのほか、赤星優志、田中瑛斗、中川皓太、船迫大雅、マルティネス、則本昂大、森田駿哉、堀田賢慎ら。先発・中継ぎ・抑えという役割の違いを考慮して成績を見ることが重要だ。
ファーム投手の注目選手2026年の巨人ファームは、NPBのファーム・リーグ中地区に所属している。ファームの個人投手成績を見ると、1軍とは違った顔ぶれや成長の過程が確認できる。
特に注目したいのが又木鉄平だ。2026年のファームでは18試合に登板して9勝4敗、防御率1.82、103回2/3を記録。NPBのファーム・リーグ中地区では規定投球回到達者の防御率トップとなった。
また、ファームでは石川達也が22試合で5勝0敗、防御率1.44、森田駿哉が10試合で5勝1敗、防御率1.51を記録している。北浦竜次も28試合登板、4勝1敗、防御率1.41と安定した数字を残した。
若手や育成投手にとって、ファームでの登板は実戦経験を積む重要な機会となる。1軍の成績だけでは見えない選手の成長を知りたい場合、ファームの防御率、勝敗、投球回も確認したい。
1軍とファームの成績は合算しない田中将大は1軍で13試合、4勝4敗、防御率3.42、ファームで8試合、5勝2敗、防御率3.32だった。
西舘勇陽も1軍では防御率3.00、ファームでは防御率0.39。戸郷翔征は1軍で5勝3敗、防御率2.48、ファームでは3勝1敗、防御率3.50だった。
このように、同じ選手でも所属するリーグによって成績が分かれる。1軍とファームの成績を混ぜて勝利数や防御率を計算すると、公式の個人成績と一致しなくなるため注意したい。
【投手成績ランキング】防御率・勝利・敗戦・ホールドの正しい見方
巨人の投手成績を調べるとき、検索結果には防御率や試合数、完投、勝利、敗戦、ホールド、セーブなど多くの項目が並ぶ。数字の意味を理解すると、選手ごとの役割や強みが見えてくる。
防御率防御率は、投手が9イニングを投げたと仮定した場合に、自責点をどれだけ与えるかを示す指標だ。数値が低いほど失点を抑えていることになる。
例えば、2026年の井上温大は防御率2.02、竹丸和幸は3.27。先発投手として長いイニングを投げたうえでの防御率なので、投球回と一緒に見ると評価しやすい。
試合数・登板数登板数は、投手が何試合に出場したかを示す数字だ。先発投手の場合は先発登板数、中継ぎ投手の場合は救援登板数も確認すると役割が分かる。
田中瑛斗の61試合登板やマルティネスの57試合登板は、救援陣の中で多くの試合に起用されたことを示す数字だ。
勝利・敗戦勝利数と敗戦数は投手の結果を示す基本的な指標だが、投手個人の能力だけで決まるわけではない。打線の援護や救援投手の働き、試合展開なども関係する。
竹丸和幸の11勝9敗や井上温大の10勝8敗は先発投手としての結果を把握するうえで参考になる。一方、登板数の少ない救援投手は勝敗よりホールドやセーブの方が役割を正確に表す場合がある。
ホールド・セーブホールドは、リードを保った状態で救援投手が一定の条件を満たして降板した場合に記録される。セーブは、勝利した試合の最後を締めくくった投手に記録される指標だ。
2026年の大勢は22ホールド、マルティネスは42セーブを記録した。両者は同じ救援投手でも役割が異なるため、ホールドとセーブを分けて比較する必要がある。
【プロの結論】2026年の巨人投手陣を評価する3つのポイント
2026年の巨人投手陣を評価する際、注目したいのは先発の投球回、救援陣の安定性、ファームからの戦力供給という3つの視点だ。
1. 先発投手は投球回と奪三振を重視する先発投手の評価では、勝利数だけでなく、どれだけ長いイニングを投げられたかが重要になる。
井上温大の147投球回、竹丸和幸の126回2/3は、シーズンを通じた先発としての稼働を考えるうえで重要な数字だ。戸郷翔征の80投球回や田中将大の68回1/3も、登板数と合わせて比較する必要がある。
2. 救援陣は役割別に評価する大勢の22ホールド、田中瑛斗の42ホールド、マルティネスの42セーブは、それぞれ異なる役割を示す数字だ。
救援投手全体を防御率だけで順位付けすると、試合終盤の重要な場面を任されている投手の貢献が見えにくくなる。登板数とホールド、セーブを組み合わせて見ることが、ブルペンの実力を把握する近道になる。
3. ファームの成績は次の戦力を見つける材料又木鉄平のファーム防御率1.82や、西舘勇陽のファーム防御率0.39は、1軍以外にも注目すべき投手がいることを示している。
特にファームの防御率ランキングで上位に入った投手は、次の1軍登板候補として注目する価値がある。ただし、ファームの好成績だけで1軍での活躍が保証されるわけではない。相手打者のレベルや登板環境の違いも踏まえて判断したい。
巨人の投手陣を深く理解するには、スター選手の数字だけでなく、先発ローテーションを支える投手、救援陣、ファームで結果を出している若手まで視野に入れることが大切だ。
【巨人のピッチャー一覧】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年の巨人で背番号11を着けている投手は誰?
A1:田中将大です。2026年のNPB選手名簿でも背番号11で登録されています。1軍では13試合に登板し、4勝4敗、防御率3.42を記録しました。
Q2:巨人の大勢の背番号と2026年の投手成績は?
A2:大勢の背番号は15です。2026年は1軍で32試合に登板し、防御率2.15、1勝1敗、22ホールド、3セーブを記録しています。
Q3:2026年の巨人で最も勝利数が多い注目投手は?
A3:今回紹介した主力投手では竹丸和幸が11勝、井上温大が10勝を記録しています。チーム全体の成績を比較する場合は、NPBの個人投手成績で全投手を確認するのがおすすめです。
Q4:巨人のファームで防御率が良かった投手は誰?
A4:又木鉄平です。2026年のファーム・リーグ中地区で18試合に登板し、9勝4敗、防御率1.82を記録。規定投球回到達者の防御率トップとなりました。
Q5:巨人の1軍投手とファーム投手はどう違う?
A5:1軍はセントラル・リーグ公式戦に出場する選手、ファームは育成や調整を目的にファーム公式戦などに出場する選手が中心です。選手はシーズン中に1軍とファームを行き来するため、固定された別々の選手名簿ではありません。
Q6:巨人の投手成績はどこで確認できる?
A6:日本野球機構(NPB)の公式サイトで、2026年度の個人投手成績を確認できます。1軍とファームのページが分かれているため、防御率、登板数、勝利、敗戦、奪三振などを確認する際は対象リーグを間違えないようにしましょう。
2026年の読売ジャイアンツには、田中将大、大勢、西舘勇陽、山﨑伊織、戸郷翔征、竹丸和幸をはじめ、多くの投手が所属している。
背番号は田中将大が11、大勢が15、西舘勇陽が17、山﨑伊織が19、戸郷翔征が20、竹丸和幸が21。名前と背番号を押さえておくと、選手名鑑や試合中継を確認するときにも役立つ。
2026年の1軍成績では、井上温大が10勝、防御率2.02、竹丸和幸が11勝、戸郷翔征が防御率2.48を記録。救援陣では大勢の22ホールド、田中瑛斗の42ホールド、マルティネスの42セーブが目立った。
ファームでは又木鉄平が防御率1.82で中地区の規定投球回到達者トップとなり、次の戦力候補として注目される結果を残した。
巨人のピッチャーを正しく比較するなら、背番号だけでなく、防御率、登板数、投球回、勝敗、ホールド、セーブを組み合わせて見ることが大切だ。さらに1軍とファームの成績を分けて確認すれば、現在の主力から将来の戦力候補まで、2026年の巨人投手陣の全体像をより正確につかめる。