永山絢斗は、1989年3月7日生まれ、東京都出身の俳優です。兄の永山瑛太とは実の兄弟で、2人の間には約6歳の年齢差があります。
「瑛太の弟」という呼び方が広く知られていますが、永山絢斗自身も数多くの映画やテレビドラマに出演し、俳優として独自の評価を築いてきました。
また、兄は瑛太だけではありません。長兄の永山竜弥も俳優として活動しており、永山家は芸能界で活躍する男3人兄弟です。
永山家三兄弟のプロフィールと関係| 人物 | 続柄 | 主な活動・特徴 |
|---|---|---|
| 永山竜弥 | 長男・長兄 | 俳優、写真家。2003年に映画デビューし、2020年に俳優として再デビュー |
| 永山瑛太 | 次男・次兄 | 俳優。映画やドラマで幅広く活躍。2020年から本名の永山瑛太名義で活動 |
| 永山絢斗 | 三男・末弟 | 俳優。2007年にドラマでデビューし、映画『ソフトボーイ』などに出演 |
永山竜弥については、2020年9月の週刊誌「Smart FLASH」のインタビューが興味深い内容を伝えています。
竜弥は俳優活動を再開した際、弟たちに事前相談はしなかったものの、出演が決まってから報告したところ、瑛太と絢斗の双方から背中を押されたと明かしました。
竜弥自身も、弟2人の俳優としての実績を認めており、兄弟それぞれが異なる道を歩んできたことがうかがえます。
つまり、瑛太と絢斗だけを見ていると見落としがちですが、永山家には俳優として活動する兄がもう1人いるのです。
【兄弟仲は良い?】瑛太と永山絢斗の関係を過去の発言から検証

瑛太と永山絢斗の兄弟仲については、過去のテレビ番組やインタビューで、双方が具体的なエピソードを語っています。
特に注目したいのが、2014年10月に日本テレビ系『おしゃれイズム』に出演した瑛太の発言です。
瑛太は弟について、次のように語っていました。
仲良いですね。6個離れているので、ちっちゃいときからよくかわいがっていたんです。今でもかわいくてしょうがないんですよ。
この発言からは、年齢の離れた末弟を幼い頃からかわいがってきた兄の気持ちが伝わります。
同年11月には絢斗も同番組に出演。兄と一緒に飲みに行ったり、以前はカラオケに行ったりしていたことを明かしました。
また、兄の家に遊びに行くこともあったと話しています。
こうした発言を踏まえると、少なくとも当時の2人は、仕事の話もできる親しい兄弟関係だったと考えられます。
2023年の騒動後に見えた兄弟の距離感一方、2023年6月に永山絢斗が大麻所持の疑いで逮捕された際、瑛太は報道陣の取材に対して厳しい姿勢を示しました。
報道によると、瑛太は弟の行動について「俺は許さない」と述べる一方、俳優になりたいという本人の意思を尊重し、兄として応援していたかったという趣旨の発言もしています。
これは、家族だからといって問題を無条件に擁護するわけではないという姿勢を示すものです。
兄弟への愛情と、本人が犯した行為への責任は別の問題です。過去の親密なエピソードと事件後の厳しい発言を合わせて見ると、単純に仲が良い、悪いという二択では説明できない関係が浮かび上がります。
なお、長兄の竜弥は2020年のインタビューで、弟たちとは普段それほど頻繁に会わないものの、俳優復帰を応援してくれたと語っています。
永山家の三兄弟は、それぞれの生活や仕事を尊重しながら関係を築いてきたようです。
【俳優を志したきっかけ】兄・瑛太の映画『青い春』との出会い
永山絢斗が俳優を目指したきっかけとして知られているのが、兄・瑛太の出演映画『青い春』です。
2002年公開の『青い春』は、豊田利晃監督による青春映画。松田龍平らが出演した作品で、瑛太にとっても映画出演の初期を代表する作品の一つです。
絢斗は2023年4月、フジテレビ系『突然ですが占ってもいいですか?』に出演した際、この映画との出会いを振り返りました。
中学1年生の夏、部活動を辞めた時期に兄の出演作を見て、強い衝撃を受けたといいます。
本人は何百回も繰り返し見たと語り、セリフを同じタイミングで言えるほど作品に夢中になったことを明かしました。
兄に相談した俳優への道映画に影響を受けた絢斗は、高校に進学した後、兄に「学校を辞めて役者をやりたい」という趣旨の相談をしました。
そこで瑛太は、芸能界の関係者であるプロデューサーを紹介します。
しかし、プロデューサーから返ってきたのは、簡単に芸能界入りを認める言葉ではありませんでした。
兄の名前が常について回ることや、自分自身の力で何かを成し遂げる経験の大切さを指摘され、高校を卒業するよう厳しく助言されたといいます。
絢斗はこの言葉を受けて奮起。通信制高校で単位を集中的に取得し、半年で約2年分の単位を修得したと振り返っています。
その後、オーディションを受ける機会を得て、俳優としての道を歩み始めました。
このエピソードは、単に有名俳優の弟として芸能界に入ったという説明では不十分であることを示しています。
兄の作品に憧れたことが出発点でありながら、兄の名前に頼らず自分の力で俳優になろうとした経緯があったのです。
【俳優・永山絢斗の経歴】デビューから代表作まで
永山絢斗は2007年、日本テレビ系ドラマ『おじいさん先生 熱闘篇』で俳優デビューしました。
その後、映画やテレビドラマへの出演を重ね、2010年公開の映画『ソフトボーイ』では映画初主演を務めています。
同作品での演技が評価され、第34回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞しました。
兄の知名度によって注目された面はあったものの、出演作を重ねるなかで、独特の存在感を持つ俳優としてキャリアを築いていきました。
主な出演作品| 年 | 作品 | 内容・実績 |
|---|---|---|
| 2007年 | おじいさん先生 熱闘篇 | 俳優デビュー |
| 2010年 | ソフトボーイ | 映画初主演、日本アカデミー賞新人俳優賞 |
| 2011年 | おひさま | NHK連続テレビ小説に出演 |
| 2014年 | クローズEXPLODE | 映画出演 |
| 2016年 | べっぴんさん | NHK連続テレビ小説に出演 |
| 2019年 | いだてん〜東京オリムピック噺〜 | NHK大河ドラマに出演 |
| 2021年 | 俺の家の話 | TBS系ドラマに出演 |
| 2022年 | LOVE LIFE | 映画出演、第36回高崎映画祭最優秀助演俳優賞 |
| 2023年 | 東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 | 場地圭介役で出演 |
特に『ソフトボーイ』での新人俳優賞受賞は、キャリアの重要な転換点です。
また、NHKの連続テレビ小説『おひさま』『べっぴんさん』や大河ドラマ『いだてん』など、幅広い視聴者層に知られる作品にも出演しました。
2022年公開の映画『LOVE LIFE』では助演俳優として評価され、第36回高崎映画祭最優秀助演俳優賞を受賞しています。
こうした実績を見ると、永山絢斗は兄の知名度だけで語られる存在ではなく、映画・テレビの両方で経験を積んできた俳優だったことが分かります。
【兄弟初共演はNHK『Living』】瑛太と永山絢斗が見せた演技
瑛太と永山絢斗の共演を見たいというファンの関心が実現したのが、2020年のNHKリモートドラマ『Living』です。
同作は脚本家・坂元裕二が手がけたオムニバス形式のドラマで、2020年5月30日放送の第2話に永山兄弟が出演しました。
この作品が、2人にとって初めての兄弟共演となりました。
共演を終えた2人は、兄弟で演じることについてコメントを発表しています。
瑛太と絢斗は、最初は照れもあったものの、芝居そのものを楽しめたという趣旨の感想を語りました。
『Living』で注目された兄弟ならではの魅力『Living』は、実際に兄弟や夫婦である俳優たちが、それぞれ家族役を演じるというユニークな企画でした。
第1話には広瀬アリスと広瀬すず、第2話には永山瑛太と永山絢斗、第3話には中尾明慶と仲里依紗が出演しています。
永山兄弟の出演回では、実際の兄弟という関係性が作品の設定とも重なり、通常の共演とは異なる興味を集めました。
また、瑛太は自身のインタビューで、コロナ禍の自粛期間中に初めて弟と共演できたことを振り返り、演じる仕事の意味を改めて感じたと語っています。
兄弟共演は実現したものの、2026年11月現在、映画や連続ドラマでの新たな兄弟共演が正式発表された事実はありません。
【2023年の逮捕と判決】永山絢斗に何があったのか
永山絢斗のキャリアを大きく変えた出来事が、2023年6月の大麻所持事件です。
2023年6月16日、永山絢斗は大麻取締法違反(所持)の疑いで逮捕されました。
起訴状によると、6月15日に東京都目黒区の自宅で乾燥大麻約1.694グラムを所持していたとされています。
その後、同年7月6日に起訴され、8月28日の初公判では起訴内容を認めて謝罪しました。
2023年9月1日に言い渡された判決東京地方裁判所は2023年9月1日、大麻取締法違反(所持)の罪について、次の判決を言い渡しました。
懲役6か月、執行猶予3年。
判決では、大麻に対する依存性や常習性が指摘されました。一方、本人の反省や更生に向けた取り組みなども考慮され、執行猶予が付されました。
判決後、永山絢斗は所属事務所を通じて謝罪文を公表しています。
本日の判決を真摯に受け止め、犯した罪の重さと向き合うとともに、自分の考えの甘さを猛省し、皆さまを二度と裏切ることのないよう、懸命に生きていきます。
この事件による影響は、本人の活動だけにとどまりませんでした。
NHK大河ドラマ『光る君へ』を降板逮捕当時、永山絢斗は2024年放送予定のNHK大河ドラマ『光る君へ』に藤原隆家役で出演することが発表されていました。
しかし、逮捕を受けて所属事務所から出演辞退の申し入れがあり、NHKは出演者の変更を発表しました。
代役には竜星涼が起用されています。
このほか、出演作品の放送・配信などにも影響が及びました。
俳優として順調にキャリアを積んでいた時期だっただけに、事件は大きな転機となりました。
【2024年にパパドゥから独立】永山絢斗の現在と2026年の俳優復帰
2024年9月2日、永山絢斗は所属事務所パパドゥから独立したことを公式サイトで発表しました。
退社日は2024年8月31日です。
同事務所には17年間在籍しており、2007年のデビューから長く所属してきた芸能事務所との契約を終了することになりました。
独立発表で明らかになったこと永山絢斗は独立に際して、今後の仕事について次のように説明しました。
今後は一個人としてお仕事をお受けして参りますことをご報告いたします。
また、これまで支えてくれた事務所や関係者、ファンへの感謝も表明しました。
一方、パパドゥ側も公式サイトで退社について説明しています。
同社によると、2023年の事件以降、本人は深く反省しながら自分自身を見つめ直しており、本人の希望に賛同して独立することになったとのことです。
ここで押さえておきたいのは、独立と俳優復帰は同じ意味ではないという点です。
独立発表は、個人として仕事を受けていく意思を示したものですが、具体的な映画やドラマへの出演決定を意味するものではありません。
2026年11月現在、永山絢斗は俳優に復帰した?2026年11月6日時点で、本人や関係先から、映画・テレビドラマへの本格的な活動再開を告知する公式発表は確認できません。
したがって、現状を整理すると次のようになります。
| 確認項目 | 2026年11月現在の状況 |
|---|---|
| 芸能事務所 | 2024年8月31日にパパドゥを退社 |
| 現在の活動形態 | 2024年に個人として仕事を受ける意向を発表 |
| 俳優復帰 | 新作出演・本格復帰の公式発表は確認できない |
| 兄弟共演 | 2020年のNHK『Living』が初共演 |
| 2023年の判決 | 懲役6か月・執行猶予3年 |
| 今後の活動 | 具体的な出演予定は公表されていない |
2026年は、2023年9月の判決から3年が経過する節目の年でもあります。
ただし、執行猶予期間の経過と芸能活動の再開は別の問題です。俳優として再び活動するためには、作品への出演決定や制作側の判断など、複数の要素が関わります。
2024年の独立発表では、表現の仕事を続けていく意思が示されましたが、その後の具体的な活動については公表情報が限られています。
今後の出演情報や本人からの発表が、俳優復帰を判断する重要な材料になります。
【プロの結論】瑛太の弟という肩書きだけでは分からない永山絢斗の人物像
永山絢斗を理解するうえで重要なのは、兄・瑛太との関係、俳優としての実績、そして2023年以降の活動の変化を切り離さずに見ることです。
絢斗が俳優を志したきっかけは兄の出演作『青い春』でした。しかし、兄の名前を利用して芸能界に入ったわけではなく、高校卒業を目指して努力し、オーディションを経てデビューしています。
2010年の『ソフトボーイ』で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、その後も朝ドラや大河ドラマ、映画などに出演してきました。
こうした経歴は、俳優として一定の実績を築いていたことを示しています。
一方、2023年の事件については、本人が責任を負うべき問題であり、過去の実績や兄弟関係によって軽視されるものではありません。
また、2024年の独立は活動の再出発に向けた一つの節目ですが、実際の復帰が実現したかどうかは別途判断する必要があります。
読者が今後の情報を見極める際は、次の3点が判断基準になります。
1. 本人の公式発表: 新しい仕事や活動再開について本人が発表しているか。
2. 制作側の正式発表: 映画会社やテレビ局が出演者として名前を公表しているか。
3. 実際の出演実績: 独立や復帰への意向だけでなく、公開・放送された作品があるか。
この3つを区別すれば、復帰の噂と実際の活動状況を混同せずに済みます。
【瑛太の弟】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:瑛太の弟は誰ですか?
A1:俳優の永山絢斗です。1989年生まれで、瑛太とは約6歳離れています。
Q2:永山絢斗は何人兄弟ですか?
A2:男3人兄弟です。長兄が永山竜弥、次兄が永山瑛太、末弟が永山絢斗です。
Q3:永山絢斗と瑛太の兄弟仲は良いですか?
A3:2014年のテレビ番組で瑛太は弟をかわいがっていると語り、絢斗も一緒に飲みに行くなどの交流を明かしています。2020年にはNHK『Living』で初共演しました。
Q4:永山絢斗が俳優になったきっかけは何ですか?
A4:兄・瑛太が出演した2002年公開の映画『青い春』に強い衝撃を受けたことです。その後、兄に相談し、オーディションを経て俳優デビューしました。
Q5:永山絢斗の判決はどうなりましたか?
A5:2023年9月1日、東京地裁で大麻取締法違反(所持)について懲役6か月、執行猶予3年の判決が言い渡されました。
Q6:永山絢斗はパパドゥを辞めたのですか?
A6:はい。2024年8月31日付で、17年間所属したパパドゥを退社し、独立しました。9月2日に本人と事務所が発表しています。
Q7:永山絢斗は2026年現在、俳優復帰していますか?
A7:2026年11月6日時点では、本格的な俳優活動再開や新作出演についての公式発表は確認できません。2024年の独立時には個人として仕事を受ける意向を示しています。
瑛太の弟は、俳優の永山絢斗です。永山家は永山竜弥、永山瑛太、永山絢斗の男3人兄弟で、全員が俳優として活動してきました。
絢斗は兄・瑛太の出演作『青い春』に影響を受けて俳優を志し、2007年にデビュー。『ソフトボーイ』での新人俳優賞受賞をはじめ、映画やテレビドラマで実績を積み重ねてきました。
しかし、2023年の大麻所持事件と有罪判決によって、俳優としてのキャリアは大きな転換点を迎えます。2024年にはパパドゥから独立し、個人として仕事を受けていく意向を発表しました。
2026年11月現在、具体的な俳優復帰の公式発表はありません。
兄弟の関係や過去の出演作に関心を持つファンにとっても、今後の活動は気になるところです。永山絢斗が再び表現の仕事に携わる日が来るのか、本人からの発表と正式な出演情報が注目されます。