Kohei Arihara / 背番号74
- 生年月日:1992年8月11日
- 年齢:34歳(2026年11月現在)
- 出身地:広島県広島市佐伯区
- 身長・体重:190cm・100kg
- 投打:右投右打
- ポジション:投手
- ドラフト:2014年1位
- 所属:北海道日本ハムファイターズ
有原は広島県出身。広陵高校で野球に取り組み、その後、早稲田大学へ進学しました。
大学時代から注目された大型右腕で、2014年のドラフト会議では北海道日本ハムファイターズから1位指名を受けます。
2015年にプロ入りし、同年5月15日のオリックス戦で初登板初勝利を記録。ルーキーイヤーから8勝を挙げ、パ・リーグ新人王に輝きました。
日本ハム時代からメジャー挑戦まで日本ハムでは2015~2020年の6年間に在籍し、通算60勝を挙げました。
特に2019年は24試合に登板して15勝8敗、防御率2.46。自身初の最多勝を獲得し、エース級の投手として存在感を高めました。
2020年オフにはポスティングシステムを利用してMLBに挑戦。テキサス・レンジャーズと契約し、2021年から米国でプレーしました。
しかし、メジャーでは右肩の手術などもあり、期待された結果を残すことができませんでした。
MLB公式の記録では、2021年は2勝4敗、防御率6.64、2022年は1勝3敗、防御率9.45。メジャー通算では15試合に登板して3勝7敗、防御率7.57でした。
有原航平のキャリアを変えた4つの転換点- 2015年:日本ハム入団。新人王を獲得し、プロとしての基盤を築く。
- 2019年:15勝を挙げ、初の最多勝を獲得。
- 2021年:ポスティングシステムでレンジャーズへ移籍し、メジャー挑戦。
- 2023年:ソフトバンクでNPB復帰。2024、2025年に最多勝を獲得し、2026年に日本ハムへ戻る。
この経歴を見ると、有原のキャリアは日本ハムでの成長、MLB挑戦、ソフトバンクでの再評価、そして古巣復帰という4段階に整理できます。
有原航平のNPB個人年度別成績と通算成績NPB公式の個人年度別成績によると、2026年シーズン終了時点の成績は次のとおりです。
| 年度 | 所属 | 勝敗 | 防御率 |
|---|---|---|---|
| 2015 | 日本ハム | 8勝6敗 | 4.79 |
| 2016 | 日本ハム | 11勝9敗 | 2.94 |
| 2017 | 日本ハム | 10勝13敗 | 4.74 |
| 2018 | 日本ハム | 8勝5敗 | 4.55 |
| 2019 | 日本ハム | 15勝8敗 | 2.46 |
| 2020 | 日本ハム | 8勝9敗 | 3.46 |
| 2021 | レンジャーズ | 2勝4敗 | 6.64 |
| 2022 | レンジャーズ | 1勝3敗 | 9.45 |
| 2023 | ソフトバンク | 10勝5敗 | 2.31 |
| 2024 | ソフトバンク | 14勝7敗 | 2.36 |
| 2025 | ソフトバンク | 14勝9敗 | 3.03 |
| 2026 | 日本ハム | 7勝9敗 | 4.44 |
※MLBの2021・2022年はMLB公式記録。NPBの通算成績には含まれません。投球回などの詳細はNPB公式記録を参照。
NPB通算成績(2026年シーズン終了時点)
105勝
通算勝利80敗
通算敗戦3.40
通算防御率1,417.2回
通算投球回
なお、2025年には日米通算100勝、2026年にはNPB通算100勝とNPB通算1000奪三振を達成しています。
【2026年最新情報】日本ハム復帰1年目の成績と現在の評価
2026年は有原にとって6年ぶりの日本ハム復帰シーズンでした。
ソフトバンクで2年連続最多勝を獲得した実績から、先発ローテーションの中心として大きな期待を受けていました。
しかし、シーズンの数字を見ると、必ずしも順調な再出発ではありませんでした。
2026年の公式戦成績
2026年度・日本ハム7勝9敗
勝敗4.44
防御率17試合
登板・全試合先発103.1回
投球回
奪三振
67
被安打
114
与四球
24
WHIP
1.34
完投・完封
2完投・2完封
出典:NPB 2026年度個人投手成績。
2026年の有原は、シーズン序盤に苦しみました。
特に4月は防御率8.44と厳しい数字でした。二軍降格も経験し、前年までの安定した投球を取り戻せるかが課題になりました。
一方、夏場には調子を上げています。
スポーツ報知の2026年10月9日付報道によると、8月は5試合に登板して3勝1敗、防御率1.80。投球回も35イニングに達しました。
シーズン途中の苦しい時期を乗り越え、先発投手として再び存在感を示した点は評価できます。
2026年クライマックスシリーズでの登板10月10日、有原は西武とのクライマックスシリーズ・ファーストステージ第1戦に先発しました。
結果は5回5安打2失点、5奪三振。勝敗はつきませんでした。
日本ハムは延長10回に3対2で敗れましたが、その後2連勝してファーストステージを突破。ファイナルステージではソフトバンクに3連敗し、日本シリーズ進出を逃しています。
有原自身は2026年のCS初戦で勝利投手にはなれませんでしたが、重要な試合で先発を任されたことは、経験を買われていたことの表れでもあります。
2026年の日本ハムはレギュラーシーズンを3位、78勝62敗3分で終了しました。
【プロの結論】有原航平の大型契約と日本ハム復帰をどう評価するべきか
有原の日本ハム復帰を評価する際、重要なのは契約金額と2026年の成績を切り離さず、長期的な視点で見ることです。
4年契約は何を期待した投資なのか日本ハムが有原を獲得した最大のメリットは、実績のある先発投手をローテーションに加えられることです。
2023~2025年のソフトバンク時代には38勝を挙げ、2024年と2025年には最多勝を獲得しました。
一方、2026年は7勝9敗、防御率4.44と、前年までの成績を下回っています。
年俸5億円という推定条件を考えると、ファンが高いパフォーマンスを期待するのは自然です。しかし、評価を1年の勝敗だけで決めるのは早計です。
今後の有原航平を評価する4つのポイント1. 投球回数:年間を通じて先発ローテーションを守り、安定してイニングを消化できるか。
2. 防御率:2024年の2点台に近い水準へ戻せるか。
3. WHIP:走者を出す頻度を減らし、失点につながる場面を抑えられるか。
4. 重要試合での投球:優勝争いやクライマックスシリーズで、経験を結果に結びつけられるか。
特に重要なのは、投球回と防御率のバランスです。
有原の強みは、奪三振だけで試合を支配するタイプというより、先発として長いイニングを投げ、試合を組み立ててきた実績にあります。
2026年は2完投2完封を記録しており、長いイニングを投げ切る能力が失われたわけではありません。
今後はシーズン序盤から安定した投球を続けられるかが焦点です。
ネットで混同されやすい3つの情報| よくある認識 | 実際の情報 |
|---|---|
| 4年30億円が確定契約 | 初期報道。入団会見後は4年20億円+出来高払いとの推定報道 |
| ソフトバンクを成績不振で退団 | 3年契約満了と自由契約条項が背景 |
| 日本ハム復帰後も14勝を記録 | 14勝は2024・2025年のソフトバンク時代。2026年は7勝 |
この3点を押さえておけば、有原の移籍や契約について誤った情報をつかみにくくなります。
【日ハム有原航平】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:有原航平は日本ハムにいつ復帰しましたか?
2025年12月28日に北海道日本ハムファイターズとの入団合意が正式発表されました。2026年シーズンから6年ぶりに古巣でプレーしています。
Q2:有原航平の日本ハムとの契約は4年30億円ですか?
2025年12月の初期報道では4年総額30億円規模とされました。しかし、2026年1月の入団会見後には4年総額20億円プラス出来高払い、年俸5億円という推定条件が報じられています。球団による契約金額の公式公表はありません。
Q3:有原航平のソフトバンク時代の通算成績は?
2023~2025年の3年間で69試合に登板し、38勝21敗を記録しました。2024年と2025年は2年連続で最多勝を獲得しています。
Q4:有原航平の2026年の成績は?
レギュラーシーズンは17試合に登板し、7勝9敗、防御率4.44、103回1/3を記録しました。2完投2完封も記録しています。
Q5:有原航平の出身地や投打は?
広島県広島市佐伯区出身として紹介されており、1992年8月11日生まれ。身長190cm、体重100kgの右投右打の投手です。広陵高校、早稲田大学を経て2014年ドラフト1位で日本ハムに入団しました。
Q6:有原航平はメジャーリーグでもプレーしましたか?
はい。2021~2022年にテキサス・レンジャーズでプレーしました。MLB通算成績は15試合、3勝7敗、防御率7.57です。その後、2023年にソフトバンクへ加入して日本球界に復帰しました。
有原航平は、2015年に日本ハムでプロ生活を始め、メジャー挑戦、ソフトバンクでの活躍を経て、2026年に6年ぶりの古巣復帰を果たしました。
今回の移籍を理解するうえで押さえておきたい要点は次のとおりです。
- 2025年オフの移籍は、ソフトバンクとの3年契約満了と自由契約条項が出発点。
- 4年30億円は初期報道であり、入団会見後は4年20億円+出来高払いとの推定条件が報じられた。
- ソフトバンク時代の3年間で38勝、2年連続最多勝を達成。
- 2026年は7勝9敗、防御率4.44と苦しみながらも、夏場には復調を見せた。
- NPB通算105勝を達成し、通算1000奪三振にも到達した。
2026年の数字だけを見ると、期待された成績には届かなかった部分があります。しかし、ソフトバンク時代の実績や長いイニングを投げられる能力は、有原を評価するうえで欠かせません。
日本ハム復帰の本当の価値が問われるのは、これからのシーズンです。 2027年以降、再び安定した先発投手としてチームの優勝争いを支えられるか。背番号74の右腕がどのような投球を見せるのか、引き続き注目したいところです。
主な参照資料:北海道日本ハムファイターズ公式発表・選手名鑑、NPB公式個人年度別成績、MLB公式選手成績、日刊スポーツ、スポニチ、スポーツ報知、デイリースポーツ。