渋谷凪咲は、大阪府出身のタレント・女優・モデル。NMB48時代から親しみやすい笑顔と独特のコメント力で知られ、卒業後は映像作品やファッション分野にも活動領域を広げている。
公式プロフィールで確認できる基本情報は次のとおりだ。
| 項目 | プロフィール |
|---|---|
| 名前 | 渋谷凪咲(しぶや なぎさ) |
| 生年月日 | 1996年8月25日 |
| 年齢 | 30歳(2026年11月現在) |
| 出身地 | 大阪府 |
| 身長 | 163.5cm |
| 血液型 | A型 |
| 愛称 | なぎちゃん |
| 元所属グループ | NMB48 |
| 加入期 | 4期生 |
| 所属事務所 | N-Rise |
| 主な活動 | タレント・女優・モデル・YouTuber・ラジオパーソナリティー |
| ファッション誌 | andGIRLレギュラーモデル |
出典はN-Riseの公式アーティストプロフィールと渋谷凪咲公式ファンクラブのプロフィール情報。生年月日や出身地だけでなく、身長や趣味なども本人の公式プロフィールで紹介されている。
2026年現在の所属と活動状況2026年11月現在、N-Riseの公式アーティスト一覧に掲載されており、芸能活動を継続している。
特に注目したいのは、テレビバラエティーだけに活動を限定していない点だ。
2026年には、日本テレビ系ドラマ『十六夜膳房』への出演、Huluと日本テレビの恋愛番組『星の見える町で』へのスタジオメンバーとしての参加などが所属事務所から発表されている。
公式ファンクラブでも10月27日にラジオコンテンツ「なぎさのお耳を拝借」第14回の更新が告知された。テレビ、映像作品、配信番組、ラジオと複数の媒体で活動していることが分かる。
【NMB48時代の経歴】てんとうむChu!・Queentet・AKB48兼任まで
渋谷凪咲の芸能活動を理解するうえで欠かせないのが、約11年間在籍したNMB48での経験だ。
2012年にNMB48の4期生として加入2012年、渋谷はNMB48の4期生として活動を開始した。
同年12月23日にお披露目され、当初は研究生として劇場公演などに出演。2014年にはシングル「高嶺の林檎」で初めて選抜メンバーに選ばれた。
この時期からグループ内での存在感を高め、AKB48グループの他のメンバーとの交流やユニット活動にも参加するようになる。
てんとうむChu!でAKB48グループの次世代メンバーに2013年7月には、AKB48グループの研究生から選抜されたユニット「てんとうむChu!」に参加した。
メンバーは次の7人。
- 岡田奈々(AKB48)
- 小嶋真子(AKB48)
- 西野未姫(AKB48)
- 北川綾巴(SKE48)
- 渋谷凪咲(NMB48)
- 田島芽瑠(HKT48)
- 朝長美桜(HKT48)
グループの垣根を越えた若手メンバーによるユニットで、渋谷はNMB48を代表するメンバーの一人として参加した。AKB48公式番組でもユニットのメンバー構成が紹介されている。
AKB48チーム4との兼任とQueentetへの参加2014年にはAKB48チーム4との兼任が始まり、東京での活動機会も増えた。
さらに2018年には、NMB48のメンバーによるファッション系ユニット「Queentet」に参加。女性ファンからの支持やファッション面での注目も集めるようになった。
Queentetは、吉田朱里、太田夢莉、渋谷凪咲、村瀬紗英、植村梓の5人で結成されたユニットだ。
女子力やファッションをテーマにした活動を展開し、フォトブックの発売などにもつながった。渋谷にとっては、アイドルとしての歌やダンスとは異なる魅力を発信する機会だった。
NMB48チームMのキャプテンとしても活躍2019年から2021年にかけては、NMB48チームMのキャプテンも務めた。
個人のタレント活動が増えていく一方で、グループをまとめる立場も経験していたことになる。
この経験は、後に複数人で出演するバラエティー番組や、出演者同士の関係性を大切にする番組での立ち回りにもつながるキャリアの一部と考えられる。
渋谷凪咲のNMB48時代・関係ユニット年表| 時期 | 所属・関係する活動 | 主な出来事 |
|---|---|---|
| 2012年 | NMB48 | 4期生として加入 |
| 2013年 | てんとうむChu! | AKB48グループの研究生選抜ユニットに参加 |
| 2014年 | NMB48・AKB48 | 「高嶺の林檎」で初選抜、AKB48チーム4兼任 |
| 2018年 | Queentet | ファッション系ユニットで活動 |
| 2018年 | AKB48兼任終了 | NMB48での活動に専念 |
| 2019~2021年 | NMB48チームM | キャプテンを担当 |
| 2023年 | NMB48 | 8月に卒業発表、12月に卒業 |
この年表から分かるのは、渋谷が単に人気アイドルとして活動していたのではなく、複数のグループやユニットで異なる役割を経験してきたことだ。
特に、てんとうむChu!でのグループ横断的な活動、Queentetでのファッション分野への進出、チームMでのキャプテン経験は、卒業後の多方面での活動を考えるうえでも重要な経歴となっている。
【お笑い好きの理由】NSC入学志望からR-1ぐらんぷり2017挑戦まで
渋谷凪咲の特徴として、アイドル時代から頻繁に取り上げられてきたのが、お笑いへの強い関心だ。
柔らかい関西弁や独特の発想、芸人との自然な掛け合いは、単なるキャラクターづくりだけでは説明できない。
その背景には、幼少期からお笑いに親しんできた環境がある。
母親の影響で幼い頃からお笑いに親しむ2021年のWEBザテレビジョンのインタビューで、渋谷はお笑い好きになった背景について語っている。
母親が面白いことを好み、家族全体がお笑いに親しむ環境だったという。
特に、兵動大樹の「おしゃべり大好き。」や、兵動大樹と小籔千豊による「兵動・小籔のおしゃべり一本勝負」のDVDを幼い頃から見ていたことを明かしている。
また、子供の頃には『epoch TV square』などのお笑い番組にも親しみ、京橋花月へライブを観に行くほどだったと紹介されている。
中学生の頃にはNSCへの入学を考えていた渋谷は中学生の頃、NSC(吉本総合芸能学院)に入ろうと考えていたことでも知られる。
NSCは吉本興業のお笑い芸人養成所であり、多くの芸人がここで経験を積んできた。
アイドルを目指す以前から、芸人という職業を現実的な将来の選択肢として考えていたわけだ。
このエピソードは、現在の渋谷がバラエティー番組で芸人と自然にコミュニケーションを取れる理由を考えるうえでも興味深い。
芸人を遠い存在として眺めるのではなく、幼少期からネタやトークに触れ、その面白さを自分なりに理解してきた経験があるからだ。
2017年のR-1ぐらんぷりで3回戦に進出2017年のR-1ぐらんぷり挑戦は、渋谷のキャリアを語るうえで重要な転換点だ。
2017年1月、渋谷はピン芸人の大会『R-1ぐらんぷり2017』に出場した。
当初は2回戦を通過できなかったものの、追加合格によって3回戦へ進出。アイドルでありながら、プロの芸人が参加する大会に挑戦した。
しかし、3回戦ではフリップを使ったネタの途中でパネルが倒れるハプニングが発生。緊張も重なり、準々決勝への進出はならなかった。
当日の報道では、本人が強いプレッシャーを感じていた様子も伝えられている。
その後、2022年に出演したテレビ東京系『あちこちオードリー』では、R-1での経験を振り返った。
本人によると、3回戦ではフリップが倒れたことで動揺し、その後も思うように笑いを取れなかったという。
また、ネタ自体は番組スタッフや作家が作ったものであり、自分の責任として結果を受け止めることにも悔しさがあったと語っている。
R-1の失敗がバラエティーで戦う覚悟につながった興味深いのは、本人がこの経験を単なる失敗で終わらせていないことだ。
2022年の番組では、R-1への挑戦を経て、一人でバラエティーの世界で戦っていく覚悟ができたと振り返っている。
また、別のインタビューでは、R-1ヨーグルトを飲めなくなるほどトラウマになったことも明かしている。
つまり、R-1挑戦は芸人としての成功を目指しただけの出来事ではなかった。
アイドルというグループの看板を背負いながら、一人のタレントとして評価されることの難しさを体験した機会だったのである。
この経験が、2018年以降にバラエティー番組で存在感を高めていく過程と重なっている点は見逃せない。
【NMB48卒業後の現在】女優として映画主演・日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞
渋谷凪咲は2023年12月にNMB48を卒業した。
卒業発表は同年8月7日。大阪のNMB48劇場で行われた公演で、ファンに向けて決断を伝えた。
12月16日と17日には大阪のAsueアリーナ大阪で卒業コンサートを開催。12月27日にはNMB48劇場で卒業公演を行い、約11年間のアイドル活動を終えた。
卒業の背景には俳優業への挑戦があった卒業後の進路を考えるうえで重要なのが、俳優業への関心だ。
2023年には日本テレビ系ドラマ『だが、情熱はある』に出演。さらに2024年にはBS松竹東急の『アイドル失格』や、日本テレビ系『離婚弁護士 スパイダー』などにも出演した。
そして2024年7月、映画『あのコはだぁれ?』で映画初主演を務める。
演じたのは、補習授業を担当する教師・君島ほのか。これまでバラエティー番組で見せてきた明るい表情とは異なる、恐怖に立ち向かう役柄に挑戦した。
第48回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞2025年1月21日、渋谷は映画『あのコはだぁれ?』での演技が評価され、第48回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した。
所属先の公式発表では、本人から受賞についてのコメントも掲載されている。
お芝居の奥深さとモノづくりの魅力に惹かれ、俳優の道を志すと決めました。
日本アカデミー賞の公式受賞者紹介でも、NMB48時代のバラエティーでの活躍から、初主演映画での演技への挑戦までが紹介されている。
この受賞は、アイドル卒業後の女優活動において大きな実績となった。
単に知名度を生かして映画に出演したというだけではなく、作品内で主演を務め、その演技が映画賞の新人俳優賞として評価された点に意味がある。
2025年もドラマ出演が続く2025年には、複数のドラマ作品にも出演している。
| 作品 | 放送・公開時期 | 役名 |
|---|---|---|
| 私の知らない私 | 2025年1月 | 中谷莉奈 |
| 地獄の果てまで連れていく | 2025年1月 | 花井麗奈 |
| 花のれん | 2025年3月 | おしの |
| 映画キミとアイドルプリキュア | 2025年 | ゾンビアイドル(声の出演) |
テレビドラマだけでなく、声の出演にも取り組んでいる点が特徴的だ。
2026年の出演作品と最新活動2026年11月現在も、映像作品への出演が続いている。
映画『時給三〇〇円の死神』
2026年10月2日公開。渋谷は朝月静香役を担当。主演の西畑大吾、福本莉子らと共演している。
映画公式キャスト情報
ドラマ『十六夜膳房』
2026年10月12日スタート。中村蒼らが出演する作品で、渋谷は関西弁を話す白猫・白無常の声を担当する。
日本テレビ系・月曜プラチナイト枠
Prime Video『M.I.S.S.I.O.N. 歌劇な潜入捜査官』
2026年の配信作品。公式ファンクラブでは配信開始記念イベントへの出演も告知された。
配信作品
加えて、Huluと日本テレビの新恋愛番組『星の見える町で』では、スタジオメンバーとしての出演が2026年10月に所属事務所から発表された。
こうした仕事を見ると、渋谷の現在は映画やドラマに軸足を置きながら、バラエティーや配信番組にも出演する複合的なタレント活動になっている。
【andGIRLのモデル活動】女優・タレント以外にも広がる活躍
渋谷凪咲は、ファッション分野でも実績を持っている。
代表的なのが、女性向けファッション誌『andGIRL』のレギュラーモデルだ。
2023年9月からレギュラーモデルに就任2023年9月7日発売の『andGIRL』秋号から、レギュラーモデルとして活動を開始した。
同号では通常版の表紙を飾り、NMB48卒業を控えた時期の心境や美容、ファッションに関する特集にも登場している。
アイドル時代から親しまれてきた笑顔だけでなく、大人っぽいファッションや女性らしいスタイリングを見せる機会が増えた。
2025年も表紙モデルとして登場2025年3月発売の春号では、宮田聡子、岡崎紗絵、鈴木ゆうかとともに通常版の表紙に登場した。
これは、アイドル卒業後もファッション誌での存在感を維持していることを示す実績だ。
モデル活動の魅力は、テレビでの親しみやすいキャラクターとは異なる表情を発信できることにある。
バラエティーでは笑いや会話のテンポが求められる一方、ファッション誌では衣装やメイク、写真の世界観に合わせた表現が求められる。
複数のジャンルを経験することで、渋谷のタレントとしてのイメージにも幅が生まれている。
YouTubeやラジオなど個人発信も継続公式プロフィールでは、YouTubeチャンネル「なぎちゃんネル」などの活動も紹介されている。
また、公式ファンクラブではラジオコンテンツ「なぎさのお耳を拝借」を更新している。
2026年10月27日には第14回の更新が告知された。
テレビ出演のような大勢の視聴者に向けた仕事だけでなく、ファンに向けて継続的に発信する場も持っている点が特徴だ。
【プロの結論】渋谷凪咲の強みはお笑いを軸にしたジャンル横断型の表現力
渋谷凪咲の経歴を振り返ると、活動の中心に一貫して存在するのが、相手とのコミュニケーションを通じて魅力を引き出す力だ。
NMB48時代には、グループ内外のメンバーと関係を築き、てんとうむChu!やQueentetで異なる個性を発揮した。
バラエティー番組では芸人との掛け合いや大喜利に取り組み、R-1ぐらんぷりでは一人で舞台に立つ経験も積んだ。
そして卒業後には、映画主演や日本アカデミー賞新人俳優賞の受賞という新しい成果を手にしている。
ここから読み取れるのは、彼女の強みが単純な「お笑い好き」や「元アイドル」という肩書きだけに収まらないことだ。
渋谷凪咲のキャリアを評価する3つのポイント1. お笑いへの理解がバラエティーでの対応力につながっている
幼少期からお笑いに触れてきた経験は、芸人の話を受け止める力や、会話の流れに合わせたコメント力の土台になっている。
2. アイドル活動で培った経験を別ジャンルに転用している
グループ活動、キャプテン経験、モデル活動などを通じて、異なる現場で求められる表現を身につけてきた。
3. 女優業では既存のイメージから離れた役にも挑戦している
『あのコはだぁれ?』での主演や『十六夜膳房』での声の出演など、作品ごとに違う表現方法を経験している。
よくある誤解と事実の整理| ネット上で混同されやすい情報 | 実際の事実 |
|---|---|
| 現在もNMB48に所属している | 2023年12月に卒業済み |
| R-1では2回戦で大失敗した | 2回戦はいったん不合格後に追加合格し、3回戦に出場。大きくスベったのは3回戦 |
| お笑い芸人としてデビューした | 芸人ではなく、タレント・女優などとして活動 |
| 女優業だけに専念している | バラエティー、モデル、ラジオなども継続 |
| QueentetはNMB48卒業後のユニット | NMB48在籍中の2018年に結成された |
特にR-1については、2回戦の不合格と追加合格、3回戦での失敗が混同されやすい。2017年の当日報道と2022年の本人の振り返りを照らし合わせると、正確な経緯が分かる。
【渋谷凪咲の現在】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:渋谷凪咲は現在何をしている?
A1:2026年11月現在、N-Rise所属のタレント・女優・モデルとして活動している。映画『時給三〇〇円の死神』、ドラマ『十六夜膳房』、配信番組などへの出演が確認できる。
Q2:渋谷凪咲はいつNMB48を卒業した?
A2:2023年8月7日に卒業を発表し、同年12月16日・17日に卒業コンサートを開催。12月27日の卒業公演をもって約11年間の活動を終えた。
Q3:渋谷凪咲はなぜお笑いが好きなの?
A3:母親をはじめ家族がお笑い好きだった影響が大きい。幼少期から兵動大樹や小籔千豊のお笑いコンテンツに親しみ、中学生の頃にはNSCへの入学を考えていた。
Q4:渋谷凪咲はR-1ぐらんぷりに出場したことがある?
A4:ある。2017年のR-1ぐらんぷりに出場し、追加合格で3回戦まで進出した。3回戦での失敗は本人にとって大きな経験となり、後にバラエティーで一人で戦う覚悟につながったと語っている。
Q5:渋谷凪咲は女優として賞を受賞した?
A5:2025年に映画『あのコはだぁれ?』での演技が評価され、第48回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞している。
Q6:渋谷凪咲はandGIRLのモデルなの?
A6:2023年9月から『andGIRL』のレギュラーモデルを務めている。2025年春号でも表紙モデルとして登場した。
渋谷凪咲は1996年8月25日生まれ、大阪府出身。2012年にNMB48の4期生として芸能活動を始め、てんとうむChu!、Queentet、AKB48兼任、チームMキャプテンなど、さまざまな経験を積んできた。
幼少期からのお笑い好きは、バラエティー番組での活躍につながり、2017年のR-1ぐらんぷり挑戦も一人のタレントとして成長する転機となった。
2023年12月のNMB48卒業後は、映画『あのコはだぁれ?』で主演を務め、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。2026年には映画、ドラマ、配信番組、ラジオなどで活動を続けている。
渋谷凪咲のキャリアを追う際に押さえておきたいのは、元アイドルという過去だけで現在を判断しないことだ。
お笑いへの愛情を土台に、タレント、女優、モデルという異なる仕事に挑戦し続けている。今後は俳優としてどのような役柄に出会うのか、そしてバラエティーで培った表現力を作品の中でどう生かしていくのかが注目される。
2026年以降も、ジャンルにとらわれない渋谷凪咲の活動から目が離せない。