2026年の阪神巨人戦は、阪神タイガースがシーズンを通じて優勢を維持する一方、巨人も竹丸和幸の好投や東京ドームでの完封勝利など、強烈な印象を残す試合を演じた。3月のオープン戦から10月1日の最終盤の直接対決まで、両チームの戦いには、伝統の一戦ならではの緊張感と見どころが詰まっている。
日本野球機構(NPB)とスポーツナビの試合記録を照合すると、2026年の公式戦における阪神対巨人は25試合で、阪神の16勝8敗1分。9月12日の巨人1対0阪神、10月1日の大山悠輔20号ソロを含む2対2の延長12回引き分けなど、注目カードの結果にも明確な特徴が表れている。ここでは日程・試合結果、選手の活躍、歴代の対戦背景をまとめて振り返る。
【2026年最新】阪神巨人戦の日程・試合結果を時系列で総整理

2026年の阪神タイガース対読売ジャイアンツは、春のオープン戦から秋の公式戦まで、さまざまな展開を見せた。
特に注目したいのは、3月8日のオープン戦、3月27日の公式戦開幕カード、8月29日の甲子園での対決、9月12日の東京ドームでの投手戦、そして10月1日の延長戦だ。
3月8日:阪神巨人戦オープン戦は巨人が3対2で勝利2026年3月8日、甲子園球場で行われたオープン戦は、巨人が3対2で阪神を下した。
巨人は11安打、阪神は6安打。阪神は4回に先制したものの、5回に巨人が2点を挙げて逆転し、8回にも追加点を奪った。
巨人は赤星優志が勝利投手、船迫大雅がセーブを記録。阪神は木下が敗戦投手となった。阪神は8回に嶋村麟士朗のソロ本塁打で追い上げたが、あと一歩及ばなかった。
なお、この試合はオープン戦であり、後述する公式戦25試合の対戦成績には含まれない。
3月27日:東京ドームの公式戦初戦は巨人が3対13月27日の公式戦では、東京ドームで巨人が阪神に3対1で勝利した。
巨人は初回にキャベッジのソロ本塁打などで先制。4回にはダルベックにもソロ本塁打が飛び出し、序盤から試合の主導権を握った。
阪神は4回に1点を返したが、巨人の投手陣を最後まで攻略できなかった。勝利投手は竹丸和幸、敗戦投手は村上頌樹。田中瑛斗がセーブを記録している。
8月29日:甲子園では阪神が4対1で勝利8月29日の阪神対巨人戦は、甲子園球場で18時に開始された。
この試合では阪神が4対1で勝利。4回に坂本誠志郎と元山飛優の連続適時打で2点を先制し、5回には大山悠輔の適時打で追加点を挙げた。
先発の大竹耕太郎は6回無失点の好投。阪神は10安打を放ったのに対し、巨人は4安打にとどまった。阪神の投手陣が巨人打線を封じ込めた試合だった。
9月12日:竹丸和幸が好投、巨人が1対0の完封勝利9月12日の東京ドームで行われた24回戦は、巨人が阪神に1対0で勝利した。
この試合の主役は巨人の先発・竹丸和幸だった。竹丸は7回を投げて無失点、10奪三振の好投を披露。阪神打線に得点を許さず、試合の流れを引き寄せた。
決勝点は2回裏。松本剛の適時二塁打で巨人が1点を先制した。その後は森田駿哉、ライデル・マルティネスの継投でリードを守り切った。
最終スコアは巨人1対0阪神。巨人のチームとしての完封勝利であり、竹丸自身が9イニングを投げ切った完全な完投完封ではない。ここは試合記録を読む際に区別したいポイントだ。
10月1日:大山悠輔が20号、延長12回の激闘は引き分け2026年10月1日、甲子園球場で行われた25回戦は、巨人と阪神が2対2で引き分けた。
巨人が4回に先制し、阪神は6回裏に大山悠輔の20号ソロ本塁打で反撃。大山は西舘勇陽から本塁打を放ち、試合を追いかける阪神に貴重な得点をもたらした。
巨人は8回にも1点を追加したが、阪神は9回に追いついた。その後、延長12回まで両チームとも得点できず、試合終了となった。
試合時間は5時間5分。阪神は14安打、巨人は7安打を記録している。安打数では阪神が上回ったものの、勝ち越しには至らなかった。
【対戦成績を徹底比較】2026年は阪神16勝・巨人8勝・1分
2026年の阪神巨人戦を数字で見ると、阪神が優勢だったことがはっきり分かる。
公式戦25試合の集計では、阪神が16勝8敗1分。勝率は.667で、巨人の.333を大きく上回った。単に勝ち星が多いだけではなく、得点力と投手力の両面で阪神が上回っていた点も注目に値する。
2026年のチーム別対戦データ| 比較項目 | 阪神タイガース | 読売ジャイアンツ |
|---|---|---|
| 対戦試合数 | 25試合 | 25試合 |
| 勝利 | 16勝 | 8勝 |
| 敗北 | 8敗 | 16敗 |
| 引き分け | 1分 | 1分 |
| 勝率 | .667 | .333 |
| チーム打率 | .269 | .202 |
| 本塁打 | 22本 | 20本 |
| 総得点 | 101点 | 60点 |
| チーム防御率 | 2.29 | 3.98 |
※公式戦の対戦集計。打撃・投手指標は2026年の対戦データ集計による。
阪神の強さを示したのは打線と投手陣の総合力最も目を引くのは、総得点の差だ。阪神は101得点、巨人は60得点で、41点の開きがあった。
打率も阪神が.269、巨人が.202。阪神は安打を得点につなげる力で優位に立った。
投手成績も阪神が防御率2.29、巨人が3.98と差がついた。巨人は竹丸のように阪神打線を抑え込む投手を擁していたが、25試合全体では阪神の投手陣が安定していたことが分かる。
本塁打数は阪神22本、巨人20本と大きな差はない。つまり、2026年の阪神の優位はホームランだけに依存したものではなく、出塁、適時打、投手力を組み合わせた総合的な結果だった。
甲子園と東京ドームで異なる対戦結果球場別の成績にも興味深い傾向がある。阪神側から見た集計では、甲子園で6勝5敗1分、東京ドームなど敵地で10勝3敗だった。
本拠地である甲子園よりも、敵地である東京ドームで勝ち星を多く積み上げた点は、2026年の阪神巨人戦を象徴するデータの一つだ。
ただし、球場別の勝敗だけで球場の有利不利を断定することはできない。対戦時期、先発投手、打線の状態など複数の条件が影響するためだ。
【注目選手を分析】竹丸和幸と大山悠輔が残した2026年の印象的な記録
2026年の阪神巨人戦を振り返るうえで、特に注目したいのが巨人の竹丸和幸と阪神の大山悠輔だ。
竹丸和幸:9月12日に7回無失点10奪三振竹丸和幸は、9月12日の東京ドームで阪神打線を相手に圧巻の投球を披露した。
7イニングを無失点に抑え、10奪三振。阪神の安打を許しながらも、得点圏での決定打を与えなかったことが勝利につながった。
この試合では、竹丸の後を受けた森田駿哉とマルティネスも無失点でつなぎ、チーム全体で1点を守り抜いた。
3月27日の公式戦でも竹丸は阪神戦で勝利投手となっている。シーズンを通じて阪神との対戦で存在感を示した投手の一人だ。
大山悠輔:10月1日の20号ソロが示した勝負強さ阪神の大山悠輔は、10月1日の巨人戦で今季20号となるソロ本塁打を放った。
6回裏、巨人の西舘勇陽から放った一発は、阪神が追い上げるきっかけとなった。
この試合は最終的に引き分けとなったものの、終盤の直接対決で主軸打者が本塁打を記録したことは、試合を振り返るうえで欠かせない場面だ。
大山の20号は単なる個人記録にとどまらない。接戦で一振りが試合展開を変えるという、阪神巨人戦らしい勝負の厳しさを示した。
阪神の勝利を支えた投手陣と打線2026年の対戦では、竹丸や大山だけでなく、複数の選手が重要な役割を果たした。
8月29日の大竹耕太郎は6回無失点。9月12日の松本剛は決勝打を記録し、10月1日は両軍の救援投手が延長戦まで失点を抑えた。
特定のスター選手だけで試合が決まるのではなく、先発投手、救援投手、捕手、代打、主軸打者がそれぞれの役割を果たす。2026年の対戦データは、両チームの総合力を比較する材料にもなっている。
【伝統の一戦の歴史】阪神と巨人はなぜ特別なライバルなのか
阪神巨人戦が「伝統の一戦」と呼ばれる背景には、日本プロ野球の草創期から続く歴史がある。
始まりは1936年の洲崎の決戦阪神タイガース公式サイトの歴史資料によると、日本職業野球連盟が発足したのは1936年。当時の大阪タイガースと東京ジャイアンツは、初年度の優勝争いで勝ち点2.5に並んだ。
そこで両チームは、同年12月9日から東京の洲崎球場で選手権試合を戦うことになった。後に「洲崎の決戦」と呼ばれるこの対決が、現在の伝統の一戦につながる歴史的な出来事となった。
その後も両チームは、セ・リーグの優勝争いや数々の名勝負を通じて、長年にわたり日本プロ野球を代表するライバル関係を築いてきた。
2026年も続く「THE CLASSIC SERIES」阪神と巨人は、2016年から両球団共同で「伝統の一戦~THE CLASSIC SERIES~」を展開している。
2026年はこの共同プロジェクトの10年目にあたり、球団公式発表ではイベントロゴの刷新も告知された。
2026年のイベント対象試合として発表されたのは、4月14日から16日までの甲子園での3連戦だ。
このように、伝統の一戦は単に過去の歴史を振り返る企画ではない。両球団が現在のファンに向けて、歴史と競争意識を継承していく取り組みでもある。
歴代対戦成績を見る際に注意したいこと阪神巨人戦の歴代対戦成績を調べる場合は、集計対象の違いに注意したい。
レギュラーシーズンの公式戦、クライマックスシリーズ、前身球団時代の試合を含むかどうかによって数字が異なるためだ。
例えば、2026年の公式戦25試合だけを比較するなら阪神16勝8敗1分という数字が基準になる。一方、歴代の通算成績を比較する場合は、前身球団の記録を含めた集計なのか、ポストシーズンを別枠にしているのかを確認する必要がある。
過去の通算勝敗と2026年単年の成績を混同しないことが、正確な歴史比較の第一歩となる。
【甲子園・東京ドーム】阪神巨人戦の観戦と試合速報の確認方法
阪神巨人戦を楽しむ方法は、球場での現地観戦だけではない。テレビ中継や公式配信、試合速報サービスを使えば、試合の流れや選手の成績をリアルタイムで追える。
甲子園球場:阪神の本拠地で味わう伝統の一戦阪神甲子園球場は、阪神タイガースの本拠地として知られる球場だ。
2026年8月29日の阪神対巨人戦も、この甲子園で開催された。阪神が4対1で勝利した試合は、ホームでの対巨人戦の見どころを象徴する一戦となった。
阪神の試合を現地で観戦する場合は、試合日だけでなく、開門時間、入場方法、座席、交通アクセスなども事前に確認しておきたい。
東京ドーム:巨人の本拠地で繰り広げられる攻防東京ドームは読売ジャイアンツの本拠地。阪神が敵地で巨人と戦う舞台でもある。
2026年3月27日の公式戦開幕カードでは巨人が3対1で勝利し、9月12日には1対0の完封勝利を収めた。
一方、シーズン全体では阪神が東京ドームで10勝3敗と勝ち越している。球場の雰囲気とシーズンを通じた実際の勝敗が必ずしも一致しない点も興味深い。
スポーツナビ・NPB・GIANTS TVの使い分け阪神巨人戦の試合速報を確認するなら、情報源ごとの役割を理解しておくと便利だ。
- 日本野球機構(NPB):公式試合速報、スコア、打撃成績、投手成績、試合経過などを確認できる。
- スポーツナビ:試合速報、一球速報、戦評、責任投手、選手別成績などをまとめて確認できる。
- GIANTS TV:巨人の公式映像配信サービス。対象試合の配信情報や映像コンテンツを確認できる。
例えば、8月29日のGIANTS TV関連情報では18時開始の阪神対巨人戦が案内されていた。試合結果についてはNPBの公式記録で阪神4対1巨人と確認できる。
試合を映像で楽しみたい人には公式配信、勝敗や選手成績を詳しく知りたい人にはNPB、速報性や試合全体の振り返りを重視する人にはスポーツナビが適している。
【プロの結論】2026年の阪神巨人戦から読み解く勝敗のポイント
2026年の対戦結果を振り返ると、阪神が16勝8敗1分と大きく勝ち越した背景には、打線の得点力と投手陣の安定感があった。
特に注目すべきなのは、阪神の総得点101に対して巨人が60だったこと、そして対戦防御率でも阪神が2.29と巨人の3.98を上回ったことだ。
試合を見る際に注目したい3つの判断基準1. 先発投手の投球内容だけで勝敗を判断しない
9月12日の竹丸和幸のように、先発投手が好投しても、打線が援護できなければ試合は厳しくなる。救援投手まで含めた投手リレーと、得点機会を生かす打線の両方を見ることが大切だ。
2. 安打数と得点数を分けて考える
10月1日の試合では阪神が14安打を放ちながら2得点にとどまり、巨人と引き分けた。安打が多いことと、効率よく得点できることは別問題である。得点圏での打撃や残塁数にも注目したい。
3. 単日の結果とシーズン全体の傾向を区別する
9月12日は巨人が完封勝利したが、2026年の年間対戦成績では阪神が大きく勝ち越している。一試合の印象だけでチーム全体の優劣を判断するのではなく、25試合の結果を総合的に比較することが重要だ。
阪神ファン・巨人ファンが注目すべきポイント阪神ファンにとっては、2026年の対戦成績で勝ち越したことに加え、打線と投手陣の総合的な強さが確認できたシーズンだった。
巨人ファンにとっては、竹丸和幸の9月12日の好投や、3月27日の勝利など、阪神を相手にした試合で光った個人の活躍が収穫となった。
両チームの試合をより深く楽しみたいなら、勝敗だけでなく、先発投手の内容、救援陣の継投、得点圏での打撃、球場別の成績まで確認すると、試合の見え方が変わってくる。
阪神巨人戦に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年の阪神対巨人の対戦成績は?
A1:2026年のレギュラーシーズン25試合では、阪神が16勝8敗1分で勝ち越した。阪神の勝率は.667、巨人は.333だった。
Q2:2026年9月12日の阪神巨人戦の結果は?
A2:東京ドームで行われた試合は巨人が1対0で勝利した。竹丸和幸が7回無失点、10奪三振の好投を見せ、松本剛の適時二塁打が決勝点となった。
Q3:竹丸和幸は阪神戦で完投完封したの?
A3:9月12日の試合では7回を無失点に抑えたが、その後は森田駿哉とマルティネスが登板している。完投完封ではなく、巨人の投手陣全体による完封勝利だ。
Q4:大山悠輔の20号ホームランはいつ出た?
A4:2026年10月1日の阪神対巨人戦で記録した。6回裏に西舘勇陽からソロ本塁打を放った。試合は延長12回の末、2対2で引き分けた。
Q5:2026年3月の阪神巨人戦はどちらが勝った?
A5:3月8日のオープン戦は巨人が3対2で勝利。3月27日の公式戦も巨人が3対1で勝った。ただし、オープン戦の結果は公式戦の対戦成績には含まれない。
Q6:阪神巨人戦の試合速報はどこで確認できる?
A6:日本野球機構(NPB)とスポーツナビで、試合速報、スコア、選手別成績、一球速報などを確認できる。巨人の公式映像配信サービスであるGIANTS TVでは対象試合の映像配信情報も確認できる。
Q7:「伝統の一戦」はいつから始まった?
A7:その歴史的な起点は1936年の大阪タイガースと東京ジャイアンツによる対決にさかのぼる。同年12月の洲崎の決戦が、現在の伝統の一戦につながる歴史的な試合として知られている。
2026年の阪神巨人戦は、阪神が16勝8敗1分でシーズンの直接対決を制した。打率.269、101得点、防御率2.29という数字は、阪神が打撃と投手力の両面で優位に立ったことを示している。
一方、巨人にも竹丸和幸の7回無失点10奪三振という好投があり、9月12日の1対0の完封勝利はシーズンを代表する試合の一つとなった。
さらに10月1日には大山悠輔が20号本塁打を放ち、延長12回の2対2という激闘が繰り広げられた。
1936年の洲崎の決戦から続く両球団の歴史は、2026年も新しい記録と名場面を積み重ねている。今後の阪神巨人戦を楽しむ際も、試合速報だけでなく、シーズン通算成績、選手別の対戦データ、球場別の結果を組み合わせて見ることで、伝統の一戦の奥深さをより実感できるはずだ。
主な情報照合資料
- 日本野球機構(NPB):2026年3月・8月・10月の公式試合記録。
- スポーツナビ:2026年9月12日の試合速報・戦評。
- 2026年シーズン対戦成績・チーム別統計。
- 阪神タイガース公式サイト:伝統の一戦の歴史と2026年共同プロジェクト。