2026-27シーズンの欧州チャンピオンズリーグは、リーグフェーズ第4節を終え、上位争いがさらに激しくなっている。
特に大きな注目を集めたのが、11月3日に行われたバイエルン・ミュンヘン対アトレティコ・マドリードの一戦だ。
バイエルンが敵地でアトレティコを2-0で撃破バイエルンは敵地でアトレティコを2-0で下した。
前半は両チームとも得点できなかったが、後半54分にレナート・カールが先制。さらに74分にはコンラート・ライマーが追加点を奪い、試合を決定づけた。
バイエルンはこの勝利で今季CLの無敗を維持。アトレティコにとっては、公式戦10試合ぶりの敗戦となった。
この試合で問題となったのが、アトレティコのDFロビン・ル・ノルマンのミスだ。後半54分、ゴール前でのボールコントロールをカールに奪われ、そのまま失点につながった。シメオネ監督は59分に同選手を交代させている。
日刊スポーツの報道によると、試合後のシメオネ監督は交代時に怒りを見せた選手について、次のように説明した。
ロビンはとても健全で気高く、勤勉な人間だ。他の選手と同じように、ミスを犯した時、怒るのは当然だよ。
このコメントから読み取れるのは、監督が単純に選手個人を責めるのではなく、ミスに対する本人の反応も含めて受け止めていることだ。
ただし、試合内容ではバイエルンが優位に立ち、アトレティコは攻撃の形を十分につくれなかった。
11月4日のCL主要試合結果第4節のもう一つの注目は、強豪クラブ同士の対戦が相次いだことだ。
| 対戦カード | 試合結果 |
|---|---|
| AEKアテネ対レアル・マドリー | 2-3 |
| フェネルバフチェ対リバプール | 3-2 |
| ドルトムント対ベティス | 2-1 |
| ポルト対ナポリ | 4-1 |
| PSV対クラブ・ブルッヘ | 1-2 |
| ライプツィヒ対マンチェスター・シティ | 2-3 |
| ランス対コモ | 1-9 |
| スラビア・プラハ対アーセナル | 1-2 |
なかでも目を引くのは、コモがランスに9-1で大勝したことだ。大量得点によって得失点差を大きく改善し、リーグフェーズの順位争いでも存在感を示した。
レアル・マドリーはAEKアテネに3-2で勝利。4試合連続で勝ち点3を積み上げている。
一方、リバプールはフェネルバフチェに2-3で敗戦。強豪クラブでも安定して勝ち点を確保できるとは限らないことが、今季のCLの特徴になっている。
【EL最新情報】鎌田大地が劇的同点弾!久保建英は出場機会を得られず
2026-27シーズンのヨーロッパリーグでも、日本人選手に関係する試合が大きな話題となった。
特に注目したいのは、クリスタル・パレス対ホッフェンハイムと、レアル・ソシエダ対リヨンの2試合だ。
鎌田大地が90分+1分に同点ゴール11月5日に開催されたELリーグフェーズ第4節、クリスタル・パレス対ホッフェンハイムは1-1の引き分けに終わった。
試合の流れはホッフェンハイム優勢だった。
- 前半7分:アレクサンダー・プラスが先制。
- 前半:鎌田大地のゴールはオフサイド判定で取り消し。
- 後半77分:クリスタル・パレスのアダム・ウォートンが2枚目の警告で退場。
- 後半90分+1分:鎌田大地が劇的な同点ゴール。
数的不利に陥ったクリスタル・パレスにとって、鎌田のゴールは非常に大きな意味を持つものだった。
相手ペナルティーエリア内でこぼれ球に反応し、右足でゴール右側へ流し込んだ。10人で戦うチームを救う一撃となり、勝ち点1を獲得した。
また、この試合ではホッフェンハイム所属の町田浩樹も先発フル出場。日本人選手同士の対決としても注目された。
サッカーキングなどの報道では、鎌田の活躍が試合の要点として取り上げられ、英国メディアによるマン・オブ・ザ・マッチ評価も紹介されている。
久保建英はベンチ入りも出番なしもう一つの注目カードが、レアル・ソシエダ対リヨンだ。
試合は1-1の引き分け。リヨンの日本代表FW中村敬斗は先発し、67分までプレーした。
一方、レアル・ソシエダの久保建英はベンチ入りしたものの、最後まで出場機会を得られなかった。
久保の起用をめぐっては、マタラッツォ監督のコメントも報じられている。
指揮官は、現在は好調な選手が複数おり、試合で誰を起用するかはピッチ上のパフォーマンスを基準に決めると説明した。
つまり、今回のベンチ待機は出場停止や欠場と同じ意味ではない。試合に出場できる状態でベンチ入りしながら、監督の選択によって出場機会がなかったということだ。
久保にとっては、限られた出場時間で結果を残し、再び先発の座をつかめるかが焦点になる。
EL第4節のその他の主要結果| 試合 | 結果 |
|---|---|
| ミラン対フェレンツヴァーロシュ | 0-2 |
| スパルタ・プラハ対ボーンマス | 1-3 |
| レアル・ソシエダ対リヨン | 1-1 |
| AZ対ユベントス | 1-2 |
| レバークーゼン対マルセイユ | 0-1 |
| セルティック対ベシクタシュ | 3-2 |
| ベンフィカ対レフ・ポズナン | 3-1 |
| サンダーランド対ディナモ・ザグレブ | 0-2 |
ミランの敗戦やレバークーゼンの敗戦も、ELの順位争いに影響する結果となった。
【日本人選手の最新動向】鎌田・久保・鈴木彩艶の現状を比較
海外サッカーを追う日本のファンにとって、欧州でプレーする日本人選手の状況は見逃せない。
2026年11月は、同じ日本代表クラスの選手でも、それぞれ異なるニュースが出ている。
鈴木彩艶がプレミアリーグ月間ベストセーブ候補に今回、特に明るい話題となったのがGK鈴木彩艶だ。
プレミアリーグは現地時間11月5日、10月度の月間ベストセーブ候補を発表。アストン・ヴィラ所属の鈴木が、日本人選手として初めてノミネートされた。
対象となったのは、10月31日のフルアム戦で披露したセーブだ。
前半32分、相手FWオスカー・ボブがペナルティーエリア内から放った至近距離のシュートに対し、鈴木は右手一本で反応。ボールをゴール枠外へ弾き出した。
GKに求められる反射神経、ポジショニング、相手との距離感が凝縮されたプレーだった。
今回の候補には鈴木のほか、ウォルテル・ベニテス、ディーン・ヘンダーソン、マイク・ペンダース、バルト・フェルブルッヘン、クリスティアン・ウォルトンも名を連ねている。
受賞者はファンと審査員の投票をもとに翌週発表される予定だ。
ここで注意したいのは、現段階ではノミネートであり、受賞が決まったわけではないという点だ。それでも日本人GKがプレミアリーグの月間表彰候補に入ったことは、大きな実績である。
主要選手・クラブ・ニュースの関係一覧今回の海外サッカーニュースを理解するうえで、主要人物と所属クラブ、ニュースの関係を整理すると次のようになる。
この一覧から分かるのは、日本人選手のニュースが単なる個人成績にとどまらず、欧州のクラブ事情や監督の選手起用、国際大会の順位争いと結びついていることだ。
特に鎌田と久保は、11月26日に予定されているクリスタル・パレス対レアル・ソシエダで再び注目される可能性がある。
【レアル・マドリー移籍情報】JJ・ガブリエル争奪戦の行方
2026年11月の移籍関連ニュースで話題となっているのが、レアル・マドリーによるJJ・ガブリエルの獲得報道だ。
サッカーキングが紹介した報道によると、マドリーは同選手の獲得レースで優位に立ち、移籍成立が近づいているという。
争奪戦に参加したとされるクラブ報道で名前が挙がっているのは次のクラブだ。
- レアル・マドリー
- パリ・サンジェルマン
- バイエルン・ミュンヘン
- マンチェスター・シティ
- チェルシー
- バルセロナ
欧州の有力クラブが獲得に関心を示したとされ、マドリーが争奪戦を制したとの内容が伝えられている。
また、報道ではマンチェスター・ユナイテッドに育成補償金として約30万ポンドが支払われる見込みとも紹介された。
JJ・ガブリエルの移籍は決定したのか?ここは見出しと正式発表を区別する必要がある。
報道では「加入はもはや時間の問題」といった強い表現が使われているものの、紹介された内容では契約への署名と公式発表が残されている段階だ。
つまり、獲得が有力視されているという報道と、クラブが正式に加入を発表した状態は異なる。
また、移籍後の当面の所属先としてカスティージャ(レアル・マドリーのBチーム)が想定されているとの情報もある。
若手選手の獲得では、トップチームへの即時昇格だけでなく、育成環境や出場機会を確保できるかも重要になる。
マドリーがこの補強に動く背景には、将来の主力候補を早期に確保するというクラブの長期的な戦略があると考えられる。もっとも、最終的な移籍成立とトップチームでの起用は、それぞれ別の段階として見る必要がある。
【海外サッカー順位表・ゴールランキング・今後の日程】11月の注目ポイント
試合結果と同時に確認しておきたいのが、各大会の順位と得点ランキングだ。
同じクラブでも、国内リーグと欧州大会では戦績が異なる場合がある。大会ごとに分けて見ることが大切だ。
CLリーグフェーズの順位状況第4節終了時点で、上位争いをリードしているのはパリ・サンジェルマンとレアル・マドリーだ。
| クラブ | 勝ち点 | 状況 |
|---|---|---|
| パリ・サンジェルマン | 12 | 4連勝 |
| レアル・マドリー | 12 | 4連勝 |
| アーセナル | 10 | 上位を追走 |
| バイエルン | 8 | 無敗を維持 |
| アトレティコ | 4 | 22位付近 |
※順位・勝ち点は第4節終了時点の情報を基にした主要クラブの抜粋。
今季のCLは36クラブによるリーグフェーズ方式だ。
- 1~8位:ラウンド16へ直接進出。
- 9~24位:プレーオフでラウンド16進出を争う。
- 25~36位:欧州大会から敗退。
アトレティコのように勝ち点4にとどまるクラブは、残り試合で順位を大きく上げなければならない。
一方、バイエルンは無敗を維持しており、上位進出に向けて好位置につけている。
2026-27シーズンのCLゴールランキングUEFAが11月4日に更新した得点ランキングでは、コモのタソス・ドゥヴィカスが首位に立った。
| 順位 | 選手 | 所属クラブ | 得点 |
|---|---|---|---|
| 1位 | タソス・ドゥヴィカス | コモ | 6 |
| 2位 | アーリング・ハーランド | マンチェスター・シティ | 5 |
| 2位 | ニコロ・トレソルディ | クラブ・ブルッヘ | 5 |
ドゥヴィカスは第4節のハットトリックによって6得点に到達。全4試合で得点を記録している。
ハーランドやトレソルディも5得点で追いかけており、今後の得点王争いから目が離せない。
ELの得点ランキングELではディオン・ベリョとブライアン・リンセンが4得点でトップに並んでいる。
| 選手 | 所属クラブ | 得点 |
|---|---|---|
| ディオン・ベリョ | ディナモ・ザグレブ | 4 |
| ブライアン・リンセン | NECナイメヘン | 4 |
| アルファジョ・シセ | ミラン | 3 |
| セルヒオ・ゴメス | レアル・ソシエダ | 3 |
| イェレミ・ピノ | クリスタル・パレス | 3 |
鎌田大地はホッフェンハイム戦の得点で今大会2ゴール目を記録したと報じられている。得点ランキング上位に食い込むには、今後の試合で継続的に結果を残す必要がある。
プレミアリーグのゴールランキングプレミアリーグでは、マンチェスター・シティのハーランドが9得点で首位を走っている。
| 選手 | 所属クラブ | 得点 |
|---|---|---|
| アーリング・ハーランド | マンチェスター・シティ | 9 |
| アレクサンデル・イサク | リバプール | 6 |
| ジョアン・ペドロ | チェルシー | 5 |
| マーカス・タヴァニア | ボーンマス | 5 |
| モーガン・ロジャーズ | チェルシー | 5 |
ハーランドは得点数だけでなく、チャンスを得点につなげる能力でも高い水準を維持している。
プレミアリーグの得点ランキングを見る際は、ゴール数に加えて出場時間、PKによる得点、アシスト数なども確認すると選手の貢献度を把握しやすい。
今後の海外サッカー注目日程11月後半から12月にかけては、CLとELのリーグフェーズが続く。
欧州CL・今後の主要日程
11月24~25日
レアル・マドリー対PSV、リール対バイエルンなど
12月8~9日
アーセナル対レアル・マドリー、バイエルン対スラビア・プラハなど
欧州EL・今後の主要日程
11月26日
クリスタル・パレス対レアル・ソシエダ
12月10日
第6節。クリスタル・パレス対ヤギエロニア、レアル・ソシエダ対トレンセなど
特に11月26日のクリスタル・パレス対レアル・ソシエダは、日本人選手の動向を追うファンにとって見逃せない試合だ。
鎌田と久保が同じピッチに立つ可能性があり、両クラブの順位争いだけでなく、日本代表の選手層を考えるうえでも興味深い対戦となる。
【プロの結論】海外サッカーニュースを正しく追うための判断基準
海外サッカーのニュースは、試合結果、選手の状態、移籍報道が同時進行するため、見出しだけで判断すると実情を見誤ることがある。
特に次の3点を意識したい。
1.速報と公式発表を区別する
試合結果はUEFAや各リーグの公式記録で確認する。移籍情報はクラブの公式発表と報道段階の情報を分けて考える。
JJ・ガブリエルのように獲得が有力視されていても、契約締結や公式発表が完了していなければ、移籍決定とは扱えない。
2.出場なしと負傷離脱を混同しない
久保建英のELリヨン戦は、ベンチ入りしながら出場機会がなかった試合だ。
負傷による欠場、出場停止、戦術的なベンチ待機では意味が違う。選手の状態を把握するには、試合前の招集情報と監督のコメントを併せて確認したい。
3.個人記録とチームの勝敗を別々に評価する
鈴木彩艶の月間ベストセーブ候補入りは、個人のパフォーマンスを評価するうえで大きなニュースだ。一方、クラブの順位や失点数は別の指標になる。
同様に、鎌田の劇的なゴールも、チームが勝利したことを意味するわけではない。ホッフェンハイム戦では引き分けという結果だった。
このように、個人の活躍、試合の結果、シーズン全体の順位を切り分けることが、海外サッカーを深く楽しむための基本になる。
【海外サッカーニュースに関するよくある質問(FAQ)】
Q1:2026年11月の海外サッカーで最も注目された試合は?
A1:CLのバイエルン対アトレティコ・マドリードが注目カードの一つ。バイエルンが2-0で勝利した。また、ELでは鎌田大地が終了間際に同点ゴールを決めたクリスタル・パレス対ホッフェンハイムも話題となった。
Q2:鎌田大地はホッフェンハイム戦で何ゴール決めた?
A2:1ゴール。後半90分+1分に同点弾を決め、クリスタル・パレスの1-1の引き分けに貢献した。
Q3:久保建英はELリヨン戦に出場した?
A3:出場していない。ベンチ入りしたものの、最後まで出番はなかった。試合はレアル・ソシエダとリヨンの1-1だった。
Q4:鈴木彩艶はプレミアリーグの月間ベストセーブを受賞した?
A4:2026年11月5日時点では候補に選ばれた段階。10月31日のフルアム戦で披露したセーブがノミネートされ、受賞者は翌週発表予定と報じられている。
Q5:JJ・ガブリエルのレアル・マドリー移籍は決定した?
A5:移籍が有力との報道があるが、報道段階の情報と正式なクラブ発表は区別する必要がある。契約と公式発表が残っているとの内容が伝えられている。
Q6:2026-27シーズンのCL得点ランキング首位は誰?
A6:11月4日のUEFA発表時点では、コモのタソス・ドゥヴィカスが6得点で首位。ハーランドとトレソルディが5得点で続いている。
2026年11月の海外サッカーは、欧州CLの上位争い、ELでの日本人選手の活躍、そして若手有望株をめぐる移籍市場が大きなテーマとなっている。
今回の重要ニュースを振り返ると、次のとおりだ。
- バイエルンがアトレティコを2-0で撃破。
- レアル・マドリーはCL4連勝。
- 鎌田大地がELで劇的な90分+1分の同点弾。
- 久保建英はELリヨン戦でベンチ入りも出場なし。
- 鈴木彩艶がプレミアリーグ月間ベストセーブ候補に日本人初選出。
- JJ・ガブリエルのレアル・マドリー移籍報道が注目を集める。
今後の最大の見どころは、11月下旬のCL・EL第5節と、クリスタル・パレス対レアル・ソシエダの一戦だ。
海外サッカーのニュースを追う際は、速報だけでなく、公式試合結果、順位表、選手の出場状況、監督のコメント、移籍の正式発表まで確認することが大切になる。
欧州の舞台で挑戦を続ける日本人選手の成長と、世界の強豪クラブによるタイトル争い。その両方を追うことで、2026-27シーズンの海外サッカーはさらに面白くなる。