オリンピックサッカーの日程や組み合わせを調べる際、押さえておきたいのが、2024年パリ大会の競技スケジュールと、2028年ロサンゼルス大会に向けたアジア予選の最新動向だ。2026年11月6日現在、女子サッカーではロス五輪のアジア予選組み合わせ抽選会が11月12日に予定されており、なでしこジャパンはポット1に振り分けられている。
パリ2024では、サッカー競技全体の最終戦を女子決勝が務めるという大会史上初の編成が実現した。一方、ロサンゼルス2028では男子12チーム、女子16チームへと本大会の参加チーム数が変わり、女子のアジア予選方式にも大きな変更が加わる。過去大会の日程・結果から最新の抽選情報、予選の仕組み、今後の確認ポイントまで詳しく整理する。
【2026年最新】オリンピックサッカーの日程・組み合わせはどうなっている?
オリンピックサッカーの日程を確認するときは、開催済みのパリ2024と、これから予選が進むロサンゼルス2028を分けて考える必要がある。
2026年11月現在、パリ大会は全日程を終了しており、次の焦点はロス五輪に向けた各大陸の予選だ。特に日本代表を応援する読者にとっては、なでしこジャパンが出場権を獲得できるかを左右するアジア予選の抽選が直近の重要イベントとなっている。
パリ2024とロサンゼルス2028の基本情報パリ2024のサッカー競技は男子16チーム、女子12チームで行われた。男女ともにグループステージから決勝トーナメントへ進む方式で、合計58試合が予定された。
これに対してロサンゼルス2028では、男子12チーム、女子16チームとなる。男女の参加チーム数がパリ大会から逆転する点は、次回大会の大きな変更点だ。
IOCが承認した大会プログラムでも、女子16チーム、男子12チームという構成が明らかにされている。女子サッカーの参加枠が男子を上回るのは、オリンピックサッカー史上初めてだ。
なお、2026年11月6日時点で、ロス五輪本大会の全試合日程や対戦カードが確定しているわけではない。現在発表されている女子アジア予選の情報と、本大会の正式な競技日程は区別して確認したい。
2026年11月に注目すべき予定今回の最大の注目は、11月12日に開催されるロサンゼルス五輪女子サッカーのアジア予選組み合わせ抽選会だ。AFC(アジアサッカー連盟)が発表した情報によると、抽選会はマレーシア・クアラルンプールのAFCハウスで実施される。
開始時刻は現地時間15時。日本との時差は1時間のため、日本時間では11月12日16時となる。抽選によって、なでしこジャパンがどの国と同じグループに入るかが決まる。
【パリ五輪2024】サッカーの競技日程・組み合わせ・結果を総整理
パリ2024のサッカー競技は、オリンピックの開会式に先立つ2024年7月24日にスタートした。男子と女子の試合を合わせて全58試合が予定され、フランス国内の7都市で開催された。
FIFAが公表した競技日程では、男子は7月24日から8月9日まで、女子は7月25日から8月10日まで試合を実施。グループステージを経て、準々決勝、準決勝、3位決定戦、決勝へと進む構成だった。
パリ2024の男女別主要日程| 日程 | 競技・ラウンド | 大会全体における位置づけ |
|---|---|---|
| 2024年7月24日 | 男子グループステージ開始 | サッカー競技開幕 |
| 2024年7月25日 | 女子グループステージ開始 | 女子競技開幕 |
| 7月27日・30日 | 男子グループステージ | 第2節・第3節 |
| 7月28日・31日 | 女子グループステージ | 第2節・第3節 |
| 8月2日 | 男子準々決勝 | 決勝トーナメント開始 |
| 8月3日 | 女子準々決勝 | 女子の決勝トーナメント開始 |
| 8月5日 | 男子準決勝 | 男子決勝進出チーム決定 |
| 8月6日 | 女子準決勝 | 女子決勝進出チーム決定 |
| 8月8日 | 男子3位決定戦 | 男子銅メダル決定 |
| 8月9日 | 男子決勝・女子3位決定戦 | 男子金メダル・女子銅メダル決定 |
| 8月10日 | 女子決勝 | サッカー競技全体の最終戦 |
個々の試合のキックオフ時刻や会場については、FIFAの公式マッチスケジュールで確認できる。大会期間全体だけでなく、男女別のラウンド日程を把握すると、試合の流れを追いやすい。
パリ2024の日本代表の組み合わせと結果男子日本代表はグループDに入り、パラグアイ、マリ、イスラエルと対戦した。グループステージでは3連勝を記録して首位通過。準々決勝ではスペインと対戦したが、敗退となりメダル獲得には届かなかった。
女子のなでしこジャパンはグループCでスペイン、ブラジル、ナイジェリアと対戦。初戦のスペイン戦に敗れた後、ブラジル戦とナイジェリア戦で勝利し、決勝トーナメントに進出した。
準々決勝ではアメリカと対戦。延長戦にもつれ込む接戦となったが、0対1で敗れ、ベスト8で大会を終えた。
日本代表の試合結果を振り返る際には、勝敗だけでなく、グループ順位とトーナメント表を一緒に見ると大会全体の流れが理解しやすい。
【大会史上初】パリ2024で女子決勝がサッカー競技の最終戦になった理由
パリ2024の大きな特徴として記録されたのが、女子サッカーの決勝戦がサッカー競技全体の最後の試合に設定されたことだ。これはオリンピックのサッカー競技史上初めての出来事だった。
従来は男子の金メダル決定戦がサッカー競技の締めくくりとなる日程が一般的だった。ところがパリ大会では、男子決勝が8月9日、女子決勝が8月10日となり、女子の金メダル決定戦が最後を飾った。
女子決勝が最終戦に設定された経緯FIFAが2022年7月に公表したパリ2024の競技日程では、男女の全58試合の日付、時間、会場が示された。その発表の段階で、女子決勝を競技全体の最終戦に置く方針が明らかになっていた。
FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長も、女子決勝が初めてサッカー競技全体を締めくくることへの期待を公式発表で表明している。
この編成は、女子サッカーを大会日程の最後に据えるという象徴的な意味を持った。女子競技を男子競技に付随する存在として扱うのではなく、独立した注目イベントとして位置づける日程設計だったと読み取れる。
パリ大会で実現したもう一つの変更パリ2024の女子サッカーでは、同じ会場で複数試合を続けて開催するダブルヘッダーを設けず、各試合を独立したイベントとして実施する方針も採用された。
FIFAの発表では、女子競技の全試合を単独開催とすることも新しい試みとして紹介されている。女子決勝を最終戦にしたことと合わせ、女子サッカーの試合そのものに注目を集める競技運営が目立った大会だった。
【ロス五輪2028最新情報】なでしこジャパンはポット1!アジア予選の抽選と仕組み
2026年11月6日現在、ロサンゼルス五輪2028に向けた女子アジア予選で、最も注目されているのが11月12日の組み合わせ抽選会だ。
AFCは2026年11月5日、抽選に向けたポット分けを公表した。なでしこジャパンは10月20日時点のFIFA女子世界ランキングを基準にポット1へ振り分けられ、日本のランキングは5位だった。
女子アジア予選のポット分け一覧今回の予選に参加するのは、2026年3月のAFC女子アジアカップで上位8チームに入った国・地域だ。ポットの構成は次のとおりとなっている。
- ポット1:日本(5位)、北朝鮮(12位)
- ポット2:オーストラリア(15位)、韓国(17位)
- ポット3:中国(18位)、チャイニーズ・タイペイ(38位)
- ポット4:フィリピン(39位)、ウズベキスタン(51位)
ランキングは2026年10月20日時点のFIFA女子世界ランキングに基づく。日本と北朝鮮が同じポット1に入っているため、抽選では両チームが別々のグループに振り分けられる。つまり、グループステージで日本と北朝鮮が対戦する組み合わせにはならない。
抽選会の開催日時と開催地- 開催日:2026年11月12日(木)
- 開催地:マレーシア・クアラルンプール、AFCハウス
- 開始時刻:現地時間15時
- 日本時間:16時
- 参加チーム:8チーム
- グループ構成:4チーム×2グループ
抽選結果が公表されれば、なでしこジャパンの対戦相手とグループの構成が明らかになる。ポット1に入ったことは組み合わせ上の優位性につながるものの、ポット2以下にも強豪国が含まれるため、抽選だけで本大会出場が決まるわけではない。
【男子・女子を比較】ロサンゼルス五輪の参加枠と予選の違い
ロサンゼルス2028では、男子と女子で本大会の参加チーム数が異なる。パリ2024では男子16チーム、女子12チームだったが、ロス大会では男子12チーム、女子16チームへと逆転する。
この変更は、女子サッカーの国際大会における競技規模の拡大を示すものだ。女子は参加枠が増える一方、男子は出場枠が減るため、各大陸の予選方式や出場権の配分にも注目が集まる。
女子アジア予選の突破条件ロス五輪では、女子アジア予選の方式が従来から変更される。これまでは複数段階の予選を実施してきたが、今回はAFC女子アジアカップの上位8チームによる単一ステージ方式となる。
2グループに分かれた各チームは、ホーム&アウェイ方式の総当たり戦を行う。各グループの首位は、その時点でロサンゼルス五輪の出場権を獲得する。
加えて、各グループ2位にもチャンスが残される。2位同士がホーム&アウェイ方式のプレーオフを行い、その勝者がアルゼンチン女子代表との大陸間プレーオフに進む仕組みだ。アジアには直接出場枠2つに加え、最後の1枠を争う機会がある。
女子アジア予選の今後の日程抽選会後のグループステージは2027年に予定されている。現在公表されている主な日程は以下のとおりだ。
- 2027年4月19日:第1節
- 2027年4月24日:第2節
- 2027年10月7日:第3節
- 2027年10月12日:第4節
- 2027年11月29日:第5節
- 2027年12月4日:第6節
- 2028年2月28日:アジア予選プレーオフ第1戦
- 2028年3月4日:アジア予選プレーオフ第2戦
グループステージで首位になれば直接出場権を獲得できるため、なでしこジャパンにとっては6試合の結果が極めて重要になる。2位の場合も可能性は残るが、さらにプレーオフを勝ち抜かなければならない。
男子のAFC U-23アジアカップ2024との違い男子のアジア予選について振り返る際に欠かせないのが、AFC U-23アジアカップ2024だ。この大会はパリ五輪男子サッカーのアジア最終予選を兼ねていた。
出場した16チームが4グループに分かれて戦い、各組上位2チームがノックアウトステージへ進出。最終的に上位3チームがパリ五輪の出場権を獲得し、4位はアフリカ予選4位のギニアとの大陸間プレーオフに回る方式だった。
U-23日本代表はグループBで韓国、UAE、中国と対戦し、決勝ではウズベキスタンを1対0で破って優勝。日本、ウズベキスタン、イラクが上位3枠を獲得した。
男子は原則としてU-23世代を対象とし、オーバーエイジ選手の起用も認められる。一方、女子のオリンピック競技には男子と同じ年齢制限がない。したがって、男子のU-23アジアカップと女子のアジア予選は、同じ五輪出場権を争う大会でも仕組みが異なる。
【日程・結果の調べ方】FIFA・Jリーグ公式で確認すべき情報
オリンピックサッカーの試合日程や組み合わせを調べる場合、検索結果に表示される速報記事だけで判断せず、競技を統括する団体や国内サッカー関係の公式情報を併用することが大切だ。
FIFA公式で確認できる情報FIFAの大会ページでは、パリ2024の男女別試合日程、キックオフ時刻、対戦カード、会場、試合結果を確認できる。過去大会の結果を調べる場合にも、グループステージと決勝トーナメントを分けて確認できるため便利だ。
特に、パリ2024の女子大会については全26試合の結果が掲載されている。日本対スペイン、日本対ブラジル、日本対ナイジェリアのグループ戦から準々決勝までを振り返る際の基礎資料となる。
Jリーグ公式の日程・結果ページJリーグ公式サイトのパリ2024サッカー特集では、日程・結果のほか、日本代表メンバー、順位表、トーナメント表、関連ニュースなどをまとめて確認できた。
国内の読者が日本代表の試合を中心に振り返る際には、こうした国内向けの整理された情報が役立つ。順位表とトーナメント表を併せて見ることで、グループステージの結果が決勝トーナメントの組み合わせにどうつながったかも把握しやすい。
情報を見分けるための3つの基準- 日程の確定状況:大会全体の予定なのか、抽選後に確定した対戦カードなのかを確認する。
- 対象カテゴリー:男子、女子、U-23、フル代表のどの大会情報なのかを確認する。
- 時刻の基準:開催地の現地時間なのか、日本時間なのかを確認する。
とりわけ海外開催の大会では、現地時間と日本時間の違いによって日付が変わることがある。ロス五輪の予選抽選会についても、マレーシア時間と日本時間を取り違えないようにしたい。
【プロの結論】オリンピックサッカーの日程・組み合わせで注目すべき本質
オリンピックサッカーの日程を追ううえで、最も大切なのは「大会本番の日程」と「出場権を決める予選日程」を分けて把握することだ。
パリ2024は、男女58試合のスケジュールが事前に公表され、女子決勝が競技全体の最終戦を飾るという歴史的な編成が実現した大会だった。一方、ロサンゼルス2028は男女の参加枠が逆転し、女子アジア予選も新しい方式へ移行する転換期にある。
なでしこジャパンがポット1に入ったことは、抽選段階で北朝鮮との同組を回避できるという意味を持つ。ただし、オーストラリアや韓国、中国など、各ポットには実力のある代表チームがそろっている。グループの組み合わせが決まった後は、対戦相手の実力だけでなく、ホーム&アウェイの開催順、試合間隔、移動負担なども見ていく必要がある。
また、五輪予選のニュースを読む際には、男子のU-23アジアカップと女子のアジア予選を混同しないことも重要だ。男子と女子では参加枠も予選方式も異なるため、同じ「五輪アジア予選」という言葉だけで判断すると、日程や出場条件を誤解しやすい。
【よくある質問】オリンピックサッカーの日程・組み合わせに関するFAQ
Q1:パリオリンピック2024のサッカーはいつ開催されましたか?
A1:2024年7月24日から8月10日まで開催されました。男子は7月24日に始まり、女子は7月25日に始まりました。
Q2:なぜパリ2024では女子決勝がサッカー競技の最終戦だったのですか?
A2:FIFAが2022年7月に発表した競技日程で、女子決勝を8月10日の最終戦に設定したためです。男子決勝はその前日の8月9日で、女子決勝がサッカー競技全体を締めくくるのはオリンピック史上初めてでした。
Q3:ロサンゼルス五輪2028の女子アジア予選抽選会はいつですか?
A3:2026年11月12日です。マレーシア時間15時、日本時間16時にクアラルンプールのAFCハウスで開催される予定です。
Q4:なでしこジャパンは何ポットですか?
A4:ポット1です。2026年10月20日時点のFIFA女子世界ランキングで日本は5位となり、北朝鮮とともに最上位のポットに振り分けられました。
Q5:ロス五輪の女子アジア予選は何チームで行われますか?
A5:AFC女子アジアカップ2026の上位8チームが参加します。4チームずつ2グループに分かれ、ホーム&アウェイ方式のリーグ戦を行います。
Q6:女子アジア予選では各グループ何位まで五輪に出場できますか?
A6:各グループの1位が直接出場権を獲得します。2位同士はアジア予選プレーオフを戦い、その勝者がアルゼンチンとの大陸間プレーオフに進みます。
Q7:ロサンゼルス五輪2028の男子と女子の参加チーム数は?
A7:男子12チーム、女子16チームです。パリ2024の男子16チーム、女子12チームから男女の枠が逆転します。
Q8:オリンピックサッカーの過去の試合結果や順位表はどこで確認できますか?
A8:FIFA公式の大会ページやJリーグ公式のパリ2024特集が参考になります。対戦カード、試合結果、グループ順位、決勝トーナメント表を確認する際は、対象が男子か女子かも併せて確認してください。
オリンピックサッカーの日程・組み合わせを振り返るうえで、パリ2024は7月24日から8月10日までの58試合が行われ、女子決勝が競技全体の最終戦となった初の大会として記憶される。
次のロサンゼルス2028では男子12チーム、女子16チームへと参加枠が変わる。女子のアジア予選では、2026年11月12日の抽選会でなでしこジャパンの対戦グループが決まる。ポット1という立場を生かし、2027年のグループステージで首位を獲得できるかが大きな焦点だ。
今後の情報収集では、抽選会の結果、2027年の予選日程、各グループの順位、プレーオフの進出条件を順番に確認したい。パリ大会の過去の結果とロス大会の予選情報を分けて追うことが、オリンピックサッカーの最新状況を正確につかむ近道となる。
主な確認資料:FIFA、AFC、IOC、LA28、JFA、Jリーグ公式の大会情報。