平成に流行ったものといえば、たまごっち、プリクラ、ルーズソックス、ガラケー、MDプレーヤー、そして数々のヒット曲。1989年から2019年まで続いた平成には、子どもから大人まで夢中になった商品や遊び、ファッション、音楽、流行語が次々と誕生しました。
2026年は、平成を代表するデジタルペット「たまごっち」が発売30周年を迎える節目の年です。平成レトロへの関心も続き、当時を知らない若い世代にも、シール帳やY2Kファッション、平成J-POPなどが新鮮なカルチャーとして受け入れられています。この記事では、平成初期・中期・後期に分けて、懐かしいヒット商品や流行ファッション、ゲーム、音楽、流行語をランキング形式で紹介します。
平成に流行ったものを振り返ると、単なる人気商品だけでなく、友達とのコミュニケーションや毎日の生活習慣を変えたアイテムが数多くあります。
ここでは、当時の社会的な広がり、商品の実績、文化への影響、2026年現在の再評価を総合的に考慮した編集部選定ランキングを紹介します。特定の調査機関が発表した売上順位ではなく、平成カルチャーを代表する度合いを基準にした総合ランキングです。
第1位:たまごっち平成を代表するおもちゃといえば、やはり「たまごっち」です。
バンダイから1996年11月23日に発売された携帯型デジタルペットで、画面の中のキャラクターにエサを与えたり、遊んだり、世話をしたりする新しい遊び方が大きな話題になりました。
女子高生を中心に人気が爆発し、学校に持っていく人や、友達同士で育て方を話し合う人も登場。小さな電子玩具が、日常的なコミュニケーションの中心になりました。
2004年には赤外線通信機能を搭載した新シリーズが登場。加えて、2025年7月31日には国内外累計出荷数が1億個を突破しました。2026年11月には発売30周年を迎えています。
初代を知る世代にとっては青春の象徴であり、若い世代にとってはレトロでかわいいデジタル玩具。世代を超えて支持される理由がここにあります。
第2位:プリクラ・プリ帳平成の放課後や休日を象徴する遊びがプリクラです。
1995年7月25日、セガとアトラスによる「プリント倶楽部」が登場しました。撮影した写真をその場でシールにできる仕組みは、女子中高生を中心に大ヒット。1997年6月末には累計出荷台数が約2万2,000台に達しました。
プリクラの魅力は写真を撮ることだけではありません。友達と撮影し、シールを交換し、手帳やノートに貼っていく「プリ帳」という独自の文化が生まれました。
落書き機能や背景選び、ポーズの工夫など、撮影そのものが友達との共同作業だったことも特徴です。
2025年にはプリントシール機誕生30周年の記念企画も始まり、平成のコミュニケーション文化を象徴する存在として改めて注目されています。
第3位:ポケットモンスター1996年2月27日にゲームボーイ用ソフト「ポケットモンスター 赤・緑」が発売されました。
ポケモンの魅力は、ゲームを一人で攻略するだけでなく、友達と通信ケーブルを使ってポケモンを交換したり、対戦したりできる点にありました。
赤と緑では登場するポケモンの出現率が異なり、片方のソフトだけでは出会えないポケモンも存在しました。そのため、友達との交換が図鑑完成に欠かせない遊び方になっていました。
ゲームからアニメ、カード、映画、キャラクターグッズへと広がったポケモンは、平成から令和まで続く日本を代表するコンテンツに成長しています。
第4位:ルーズソックス・コギャルファッション平成の女子高生文化を象徴するのが、ルーズソックスとコギャルファッションです。
長くたるませた白い靴下、短いスカート、茶髪、厚底ブーツなど、当時の若者独自の着こなしが広がりました。
1990年代半ばには安室奈美恵のファッションを取り入れた「アムラー」も話題に。細眉、ミニスカート、厚底ブーツなどを組み合わせたスタイルは、音楽とファッションが一体となって広がった代表例です。
その後はガングロやヤマンバなど、さらに個性的なギャルスタイルへと発展していきました。
第5位:ガラケー・iモード・デコメール平成中期から後期にかけて、携帯電話は生活に欠かせないアイテムになりました。
1999年2月にNTTドコモが開始したiモードは、携帯電話からインターネットに接続できるサービスです。メールや着信メロディー、待ち受け画像、ニュース閲覧など、現在のスマートフォンにつながる文化を生み出しました。
2000年代にはカメラ付き携帯電話や折りたたみ式端末が普及。デコメール、着うた、赤外線通信、携帯小説なども人気になりました。
友達にメールを送るとき、絵文字や装飾を組み合わせたり、返信が来るまで携帯を何度も確認したりした経験は、当時を知る人には懐かしい思い出でしょう。
第6位:PlayStation・スーパーファミコン・携帯ゲーム平成は家庭用ゲームが大きく進化した時代でもあります。
1990年にはスーパーファミコン、1994年12月3日には初代PlayStationが日本で発売されました。PlayStationは3Dグラフィックを家庭で楽しめるゲーム機として大きな影響を与え、世界累計販売台数は1億200万台以上に達しています。
その後もPlayStation 2、ゲームボーイカラー、ニンテンドーDS、Wiiなどが登場。家族や友人と遊ぶゲームから、一人でじっくり楽しむゲームまで、遊び方が多様化しました。
第7位:MD・CD・カラオケと平成J-POP平成の音楽文化を語るうえで欠かせないのがCDとMDです。
お気に入りの曲をCDからMDに録音し、自分だけのオリジナルプレイリストを作ることが一つの楽しみでした。通学中にポータブルMDプレーヤーで音楽を聴くスタイルも定着しました。
1990年代には小室ファミリー、Mr.Children、DREAMS COME TRUE、GLAY、SPEEDなどが人気を集め、2000年代には宇多田ヒカル、浜崎あゆみ、SMAP、嵐などが音楽シーンを彩りました。
友達とカラオケに行き、最新のヒット曲を歌うことも平成らしい定番の遊びでした。
第8位:平成の流行語・テレビ発の名フレーズ平成には、テレビ番組やスポーツ、ドラマから生まれた流行語が数多くありました。
「チョベリバ」「おっはー」「なんでだろう~」「今でしょ!」「倍返し」「インスタ映え」など、日常会話に入り込むフレーズが次々に登場しました。
特に2013年は「今でしょ!」「お・も・て・な・し」「じぇじぇじぇ」「倍返し」が年間大賞に選ばれた印象的な年です。
第9位:ユニクロ・フリース・G-SHOCKファッション関連では、ユニクロのフリースやG-SHOCKなど、実用性とデザインを兼ね備えた商品が人気を集めました。
高級ブランドだけでなく、手頃な価格で流行を楽しむ消費スタイルが広がったことも平成の特徴です。
また、裏原宿系、ストリートファッション、森ガールなど、ファッションの選択肢が増えたことも見逃せません。
第10位:スマホ・SNS・インスタ映え平成後期には、流行を生み出す場所がテレビや雑誌だけでなく、インターネットへと移っていきました。
スマートフォン、LINE、Instagram、YouTubeなどが普及し、個人が情報を発信する時代へと変化。2017年には「インスタ映え」が新語・流行語大賞の年間大賞に選ばれました。
写真や動画を通じて流行が広がる仕組みは、令和のSNS文化にもつながっています。
【平成初期に流行ったもの】1989〜1996年はバブルの名残と新しい若者文化

平成初期は、昭和末期のバブル景気の雰囲気を残しながら、新しいファッションやゲーム、娯楽が次々と登場した時代です。
特に1990年代半ばからは女子高生が流行の発信源となり、若者の好みがファッションや商品開発に大きな影響を与えるようになりました。
平成初期の流行ファッション1989年から1993年ごろは、ボディコンやワンレン、ソバージュなど、華やかで大人っぽいスタイルが人気でした。
一方、渋カジと呼ばれる紺色のブレザーやジーンズを組み合わせたカジュアルスタイルも支持されました。
1994年以降になると、茶髪や細眉、ルーズソックス、ミニスカート、厚底ブーツなどが登場。ギャル文化が存在感を増していきます。
安室奈美恵のファッションを参考にするアムラーは、当時の若い女性の憧れを象徴する存在でした。
平成初期のゲーム・おもちゃこの時代の代表的な商品には、ゲームボーイ、スーパーファミコン、プリント倶楽部、たまごっち、ポケモンがあります。
特に1995年のプリント倶楽部と1996年のたまごっちは、友達同士で遊ぶことを前提とした商品として大きな存在感を示しました。
ポケモンも通信交換という仕組みを通じて、ゲームの中の体験を現実の友人関係へと広げました。
平成初期の懐かしい遊び- 友達とゲームボーイで通信対戦する。
- プリクラを撮って友達と交換する。
- たまごっちを持ち歩いて育てる。
- ミサンガを手首に巻く。
- シールやカードを集めて交換する。
- カラオケで流行曲を歌う。
現在のようにスマートフォンで簡単に写真や動画を共有できなかったため、実際に会って遊ぶことや、手元に残るアイテムを交換することが重要な楽しみでした。
【平成中期に流行ったもの】1997〜2006年はギャル文化・携帯電話・ゲームが全盛期
平成中期は、若者文化がさらに多様化した時代です。渋谷を中心にギャルファッションが発展し、携帯電話やインターネットの普及によって、友人とのコミュニケーションも大きく変わりました。
ガングロ・ヤマンバ・厚底ブーツ1999年前後には、肌を濃く見せるメイクや白いアイライン、派手な髪色を特徴とするガングロファッションが注目を集めました。
さらに個性を強調したヤマンバスタイルも登場。原色の服、派手なアクセサリー、独特のヘアメイクなどが特徴です。
平成中期のギャル文化は、単に流行の服を着るだけでなく、自分らしさや仲間内の個性を表現するカルチャーでもありました。
携帯電話・iモード・着うた1999年に始まったiモードは、携帯電話からインターネットを利用する習慣を広げました。
NTTドコモの発表によると、iモードの契約数は2003年10月30日に全国で4,000万契約を突破しています。
その後、カメラ付き携帯電話や着うた、デコメール、赤外線通信などが登場。携帯電話は単なる連絡手段から、個性を表現する道具へと変化しました。
平成中期のヒット商品・ゲーム- たまごっちプラス
- デジタルモンスター
- ゲームボーイカラー
- ニンテンドーDS
- PlayStation 2
- Wii
- ポータブルMDプレーヤー
- カメラ付き携帯電話
- ユニクロのフリース
2004年には、赤外線通信機能を搭載した「かえってきた!たまごっちプラス」が登場しました。バンダイによると、関連する復活シリーズは発売後1年間で約500万個を販売する再ヒットとなっています。
平成中期のヒット曲・懐メロ音楽面では、女性ソロアーティストや男性アイドルグループ、ロックバンドなどが人気を集めました。
代表的な楽曲には、次のような作品があります。
- 「CAN YOU CELEBRATE?」安室奈美恵
- 「LOVEマシーン」モーニング娘。
- 「TSUNAMI」サザンオールスターズ
- 「世界に一つだけの花」SMAP
- 「瞳をとじて」平井堅
- 「青春アミーゴ」修二と彰
CDの売上が音楽市場を大きく動かしていた時代から、着うたやインターネット配信が広がる時代への移行も、この時期に始まりました。
【平成後期に流行ったもの】2007〜2019年はスマホ・SNS・多様なファッションが主役
平成後期は、インターネットとスマートフォンの普及によって、流行の生まれ方が大きく変わった時代です。
それまでテレビや雑誌が中心だった情報発信は、ブログ、動画共有サイト、SNSへと広がり、個人が流行の発信者になるケースも増えました。
森ガール・ゆるふわ・Y2Kファッション2000年代後半からは、ギャルファッションとは異なるナチュラル系の森ガールや、ゆるふわスタイルが注目されました。
2010年代には、自然体で柔らかい雰囲気のファッションが広がり、大人カワイイという価値観も定着していきます。
さらに平成末期には、ハイウエスト、スニーカー、シースルーバングなど、過去の流行を新しい感覚で取り入れるスタイルも登場しました。
Y2Kファッションは、2000年前後のデザインや雰囲気を再解釈するスタイルとして、2020年代の平成レトロブームにもつながっています。
LINE・Instagram・スマートフォン2011年6月23日にサービスを開始したLINEは、平成後期のコミュニケーションを大きく変えた存在です。
当初はテキストメッセージを送るシンプルなサービスでしたが、同年10月にはスタンプや無料通話機能が加わりました。
その後はInstagramなどの画像共有SNSも広がり、写真を撮る、加工する、投稿するという行動が日常的になりました。
2017年の「インスタ映え」は、SNSが単なる連絡手段ではなく、消費やファッション、旅行先の選択にも影響するようになったことを象徴しています。
平成後期のゲーム・おもちゃ- ニンテンドーDS・3DS
- Wii・Wii U
- Nintendo Switch
- ポケモンGO
- 妖怪ウォッチ
- スマートフォンゲーム
- LINEスタンプ
特にポケモンGOは、スマートフォンと現実の位置情報を組み合わせた新しい遊び方を広げました。ゲームの世界と実際の街を結びつけた点で、平成後期を象徴するコンテンツの一つです。
平成後期の流行語ランキング・代表例平成後期は、テレビ番組発の言葉に加えて、SNSやネット文化から生まれた言葉が目立つようになりました。
- 2013年:今でしょ!、お・も・て・な・し、じぇじぇじぇ、倍返し
- 2014年:ダメよ~ダメダメ
- 2016年:神ってる
- 2017年:インスタ映え、忖度
- 2018年:そだねー
- 2019年:ONE TEAM
こうした流行語を振り返ると、ドラマ、スポーツ、政治、SNSなど、さまざまな分野から話題が生まれていたことがわかります。
平成後期のヒット曲・懐メロ平成後期の音楽シーンでは、CDだけでなく、ダウンロードや動画再生、SNSでの拡散もヒットを生む重要な要素になりました。
代表的な楽曲には、次のようなものがあります。
- 「千の風になって」秋川雅史
- 「ヘビーローテーション」AKB48
- 「恋するフォーチュンクッキー」AKB48
- 「恋」星野源
- 「Lemon」米津玄師
特に星野源の「恋」は、楽曲だけでなくドラマとダンスが一体となって広がった代表例です。音楽を聴くだけでなく、振り付けをまねして動画やSNSで共有するという新しい楽しみ方が定着しました。
【年代別比較表】平成初期・中期・後期の流行と関連カルチャー一覧
ここまで紹介した流行を年代別に整理すると、ファッション、ゲーム、音楽、コミュニケーションの変化が連動していたことが見えてきます。
以下は、代表的なアイテムや文化、それらと結びついた出来事をまとめた関係一覧です。
| 年代 | ファッション・美容 | 商品・遊び・ゲーム | 音楽・流行語 |
|---|---|---|---|
| 平成初期 1989〜1996年 |
ボディコン、渋カジ、ルーズソックス、アムラー | スーパーファミコン、プリクラ、たまごっち、ポケモン | 小室サウンド、J-POP、カラオケ文化 |
| 平成中期 1997〜2006年 |
ガングロ、ヤマンバ、厚底ブーツ、裏原系 | デジモン、iモード、MD、PlayStation 2、ニンテンドーDS | LOVEマシーン、TSUNAMI、世界に一つだけの花、おっはー |
| 平成後期 2007〜2019年 |
森ガール、ゆるふわ、大人カワイイ、Y2Kリバイバル | スマートフォン、LINE、ポケモンGO、Nintendo Switch | 恋、Lemon、インスタ映え、そだねー、ONE TEAM |
この表から読み取れる大きな変化は、流行の中心が「物を持つこと」から「体験や情報を共有すること」へと移っていった点です。
初期にはプリクラやゲーム、中期には携帯電話やMD、後期にはSNSや動画が存在感を増しました。新しい技術が登場するたびに、流行の楽しみ方も変化していたのです。
【平成と令和の流行比較】2026年に平成レトロが再び人気を集める理由
平成のカルチャーは、過去の思い出として保存されているだけではありません。2026年には、当時のアイテムやファッションを新しい感覚で楽しむ動きが広がっています。
2026年の平成レトロ調査で見えた関心の高さマーケティングリサーチ会社クロス・マーケティングが2026年10月に実施した「平成レトロに関する調査」では、全国の20〜69歳の男女1,100人を対象に、平成カルチャーの認知や関心などを調べています。
調査結果では、平成に流行したものが再び話題になっていることを知っている人は31.6%でした。また、実際に取り入れている人は10.6%、まだ取り入れていないものの今後取り入れたい人は17.5%となっています。
興味・関心の対象では、平成のヒット音楽、テレビドラマ、当時流行したスイーツやフードが上位に入りました。
一方、平成のイメージとして最も多かった回答は「懐かしい」で29.5%。そのほか「アナログからデジタルへの変化」「パワフル・活気がある」といった印象も挙げられています。
若い世代にも広がるシール帳・ガチャガチャ・平成J-POP日本インフォメーションが2026年3月に実施した調査も興味深い結果を示しています。
全国の13〜39歳の女性1,054人を対象とした調査では、平成レトロの認知率が90.1%、関連商品を購入している人と関心を持って見ている人を合わせた割合は47.3%でした。
平成レトロの楽しみ方では、ガチャガチャが70.1%で最も高く、平成J-POPを聴くが41.7%、シール帳・シル活が39.5%と続いています。
シール活動では、シールを集めること自体を楽しむ人が63.5%、シール帳を作る人が62.4%。10代では友達とのシール交換も目立っています。
また、ボンボンドロップシールなどの立体感があるシールも人気を集めています。かつてのシール交換文化が、現代のコレクション文化と結びついているのです。
平成と令和の流行は何が違う?平成と令和の流行には、いくつかの違いがあります。
平成は、テレビや雑誌、学校、友人関係などを通じて流行が広がる傾向が強い時代でした。プリクラ、CD、MD、シール帳など、手元に残る物を通じて思い出を共有することも特徴です。
一方、令和はSNSや動画プラットフォームを通じて、個人が世界中に情報を発信できる時代です。短い動画や画像がきっかけとなり、短期間で大きなブームが生まれることもあります。
ただし、令和の若者が平成のアイテムを取り入れる場合、当時と同じ使い方をするとは限りません。
例えば、平成世代にとってプリクラは友達との思い出を残す手段でしたが、現在は撮影した画像をSNSで共有することも楽しみの一部になっています。シール帳も、単なる収集ではなく、友達との交流や写真投稿の題材として楽しまれています。
2026年の注目はたまごっち30周年2026年の平成レトロを語るうえで外せないのが、たまごっちの30周年です。
バンダイナムコグループは2025年7月末に世界累計出荷数1億個を達成したことを発表し、2026年11月に迎える発売30周年に向けた企画を展開しています。
2025年7月には新機能を搭載した「Tamagotchi Paradise」も発売され、昔ながらの育成遊びに現代的な機能を加えた商品展開が進みました。
注目したいのは、たまごっちが単に昔のデザインを再現しているだけではないことです。基本的な育成体験を残しながら、通信機能や画面、遊び方を時代に合わせて進化させています。
平成レトロが長く支持されるためには、懐かしさだけでなく、現在の生活にもなじむ新しい楽しみ方が必要なのです。
平成ブームを楽しむときに知っておきたい3つのポイント平成レトロの商品や文化を振り返る際には、次の点を意識すると、より正確に時代背景を理解できます。
- 発売年と流行した年を区別する:たまごっちの発売は1996年ですが、人気のピークや復活ブームは別の時期にもあります。
- 年代ごとの違いを理解する:同じ平成でも、初期・中期・後期では流行の中心や情報の広がり方が異なります。
- 売上ランキングと文化的な人気を区別する:販売数量が多い商品と、思い出に残るカルチャーは必ずしも一致しません。
【平成に流行ったものランキング】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:平成に一番流行ったものは何ですか? A1:代表的なものとして、たまごっち、プリクラ、ポケットモンスター、ルーズソックス、ガラケーなどが挙げられます。特にたまごっちは1996年の発売から長く愛され、2025年7月末には世界累計出荷数1億個を突破しました。
Q2:平成初期に流行ったものは何ですか? A2:ボディコン、渋カジ、ルーズソックス、アムラー、プリクラ、たまごっち、ポケモンなどです。特に1990年代半ばには女子高生が流行の発信源として大きな存在感を持ちました。
Q3:平成中期に流行ったものは何ですか? A3:ガングロ、ヤマンバ、厚底ブーツ、MD、iモード、デジモン、ニンテンドーDS、PlayStation 2などが代表的です。携帯電話の普及によって、メールや着うたなど新しいコミュニケーション文化も広がりました。
Q4:平成後期に流行ったものは何ですか? A4:スマートフォン、LINE、Instagram、ポケモンGO、Nintendo Switch、森ガール、ゆるふわファッションなどです。SNSの普及により、個人が流行を発信する機会が増えました。
Q5:2026年に再び流行している平成のものは何ですか? A5:たまごっち、Y2Kファッション、平成J-POP、シール帳、ガチャガチャ、プリクラなどが注目されています。特にたまごっちは2026年11月に発売30周年を迎え、世代を超えた人気を集めています。
Q6:平成の流行語で有名なものは何ですか? A6:「チョベリバ」「おっはー」「なんでだろう~」「今でしょ!」「倍返し」「インスタ映え」「そだねー」などが代表的です。テレビやスポーツ、ドラマ、SNSなどから多くの言葉が生まれました。
平成に流行ったものを振り返ると、たまごっちやプリクラ、ポケモン、ルーズソックス、ガラケー、MD、J-POPなど、現在の日本のカルチャーにもつながる数多くの名品や文化が生まれていたことがわかります。
平成初期はバブルの名残と若者文化の台頭、中期はギャルファッションや携帯電話の普及、後期はスマートフォンとSNSによる情報発信の変化が大きな特徴でした。
そして2026年、たまごっち30周年やシール交換文化の再評価に見られるように、平成のカルチャーは新しい世代の感性によって再解釈されています。
当時を知る人にとっては青春の思い出であり、当時を知らない人にとっては新鮮なデザインや遊び方。平成レトロの魅力は、世代によって違う楽しみ方ができることにあります。
懐かしい商品を単に復刻するだけでなく、時代に合わせて遊び方や楽しみ方を変えていくこと。それこそが、平成のヒット商品が長く愛され続ける理由なの可能性があります。
主な事実確認・参考資料
- たまごっちの発売30周年・累計出荷数:バンダイ、バンダイナムコグループ公式資料。
- プリクラの誕生と歴史:セガ、特許庁の公表資料。
- 平成のファッション・美容史:資生堂の平成ビューティートレンド研究。
- 携帯電話・iモード・LINEの歴史:NTTドコモ、LINEヤフー公式沿革。
- ゲーム・音楽の歴史:ポケモン公式、PlayStation公式、新潮社刊『平成のヒット曲』。
- 2026年の平成レトロ調査:クロス・マーケティング、日本インフォメーション。