フィギュアスケートの紀平梨花の姉として知られる紀平萌絵(きひら・もえ)。しかし、2026年現在の彼女は、単に有名選手の姉という立場にとどまらない。クラシックバレエやジャズダンスの指導者として活動する一方、タレント、モデル、歌手としても活躍の場を広げている。
大きな転機となったのは、2024年10月の歌手デビュー曲「my wings」のリリース。そして2026年4月15日には、自ら作詞を担当した約1年半ぶりの新曲「また明日へ」を発表した。関西テレビの番組エンディングテーマへの起用に加え、BSよしもとでのタイアップも実現している。2026年10月には本人が今後の音楽活動について語るインタビューも公開された。
【紀平萌絵のプロフィール】年齢・出身・大学を整理

紀平萌絵は兵庫県出身のタレント・ダンサー・アーティスト。妹はフィギュアスケート選手の紀平梨花で、4歳違いの姉妹として知られている。
本人のSHOWROOM公式プロフィールやアーティスト情報によると、基本的なプロフィールは次のとおりだ。
- 名前:紀平萌絵(きひら・もえ)
- 生年月日:1998年8月12日
- 年齢:28歳(2026年11月6日現在)
- 出身地:兵庫県
- 出身大学:関西学院大学
- 家族:妹はフィギュアスケーターの紀平梨花
- 主な活動:バレエ・ダンス講師、ジャズダンサー、タレント、モデル、歌手
- 音楽活動:2024年10月「my wings」でアーティストデビュー
- 公式SNS:Instagram、X、TikTok、SHOWROOM
紀平萌絵は1998年8月12日生まれ。2026年11月現在、28歳となっている。
妹の紀平梨花は2002年7月21日生まれで、萌絵が約4歳年上だ。姉妹はともに兵庫県にゆかりがあり、幼少期からスポーツや身体表現に親しんできた。
なお、身長など一部の身体的プロフィールについては、本人の公式プロフィールで確認できる情報が限られている。ネット上で見かける推定値を確定情報として扱う必要はない。
関西学院大学を卒業した学歴も注目ポイント紀平萌絵は関西学院大学の卒業生。ダンスや芸能活動だけに専念してきたわけではなく、学生時代には学業と表現活動を両立させていた。
2020年3月に掲載されたマイナビニュースのインタビューでは、当時大学3年生だった萌絵が、卒業後の進路について語っている。周囲から就職を勧める声もあったものの、本人はプロのダンサーとして生きていく道を志していた。
大学卒業後に一般企業への就職ではなく、自分が長く取り組んできたダンスを軸にキャリアを築く選択をしたことは、その後の芸能活動にもつながる重要な転機だった。
【経歴年表】スケートからバレエ、ダンスへ進んだ転機
紀平萌絵の経歴を理解するうえで欠かせないのが、幼少期のフィギュアスケートとクラシックバレエの経験だ。
現在はダンサーとして知られる萌絵だが、もともとは妹の梨花と同じようにスケートにも取り組んでいた。ところが、小学生時代に自分の適性や好きな表現を考え、妹とは異なる道を選ぶことになる。
小学生時代に選んだクラシックバレエ2020年のマイナビニュースのインタビューによると、萌絵がスケートを始めたのは7歳ごろ。妹の梨花も幼少期からスケートに親しみ、姉妹で練習に取り組んでいた。
一方、萌絵は小学2年生ごろからクラシックバレエにも取り組んでいた。スケートとバレエの両立が難しくなったことをきっかけに、小学4年生のときにバレエを選択する。
本人はインタビューで、ジャンプへの恐怖心などからスケートよりもクラシックバレエのほうが自分の性格に合っていると感じたことを明かしている。
この選択によって、妹の梨花はフィギュアスケート、姉の萌絵はバレエという、それぞれ異なる表現の道を歩むことになった。
高校時代にジャズダンスと出会い、エイベックスへ中学卒業まではクラシックバレエに力を注いでいた萌絵だが、高校受験を機に一時的にレッスンから離れた時期があったという。
高校進学後、以前通っていたバレエ教室に戻り、恩師との再会を通して踊る楽しさを取り戻した。その頃に高校のダンス部にも入部し、クラシックバレエとは異なる自由な身体表現に魅力を感じるようになる。
さらに高校2年生のとき、エイベックス・アーティストアカデミーで本格的にダンスを学び始めた。ここから、将来のプロダンサーを目指す意識が強まっていく。
紀平萌絵の主な経歴と活動の転換点| 時期 | 主な出来事 | 活動上の意味 |
|---|---|---|
| 幼少期 | フィギュアスケートとクラシックバレエを経験 | 身体表現の基礎を身につける |
| 小学4年生ごろ | スケートからクラシックバレエへ軸足を移す | 自分の適性に合う道を選択 |
| 高校時代 | ダンス部に入部、エイベックス・アーティストアカデミーで学ぶ | ジャズダンスなど表現の幅を広げる |
| 大学時代 | 関西学院大学で学びながらダンス活動を継続 | 学業と芸術活動を両立 |
| 2018年 | Nissy Entertainment 2nd LIVEの大阪・愛知公演に出演 | バックダンサーとしてステージ経験を積む |
| 2022年 | TGC AGENT次世代インフルエンサー発掘オーディションで準グランプリ | SHOWROOMを始めるきっかけとなる |
| 2024年10月2日 | 「my wings」を配信リリース | アーティストデビュー |
| 2026年4月15日 | 「また明日へ」を配信リリース | 自身で作詞を担当した2ndシングル |
| 2026年10月 | 活動についてのインタビューが公開 | 歌・ダンス・指導活動を継続する姿勢を示す |
この経歴から見えてくるのは、紀平萌絵の活動が一度の芸能オーディションや妹の知名度をきっかけに突然始まったものではないということだ。幼少期から積み重ねてきたバレエとダンスが、現在のパフォーマンスや指導活動の土台になっている。
【2026年の現在】バレエ講師・ダンサー・タレントとしての活動
2026年現在の紀平萌絵は、ダンス指導、ステージ出演、テレビ・広告出演、ライブ配信など複数の活動を並行している。
本人のSHOWROOMプロフィールでは、現在の仕事について、バレエ・ダンス講師、ジャズダンサー、タレント、モデルとして紹介している。歌手活動だけに軸足を移したわけではなく、これまで培ってきた身体表現を継続している点が特徴だ。
バレエ講師として後進の指導にも携わる萌絵の活動を語るうえで欠かせないのが、クラシックバレエの指導者としての顔である。
幼少期からバレエを学び、ダンスの基礎を身につけてきた経験を、現在は指導にも生かしている。2026年10月17日に掲載されたCROSSPRESSのインタビューでも、幼い頃からクラシックバレエを続けてきたこと、現在は指導者としても活動していることを本人が説明している。
ダンサーとして自ら舞台に立つだけでなく、次の世代に技術や表現を伝える仕事にも関わっている点は、彼女のキャリアの重要な特徴だ。
テレビ出演・CM・ファッションショーでも活動紀平萌絵は、ダンス以外にもテレビや広告、ファッションイベントなどで活動してきた。
アーティスト情報を掲載するTuneCore Japanのプロフィールには、次のような出演実績が記載されている。
- 日本テレビ「踊る!さんま御殿!!」
- 日本テレビ「有吉ゼミ」
- テレビ東京「必見!ヒット商品研究所」
- テレビ朝日「ゴールデンドリーム」
- テレビ神奈川「女子旅で行こう ~初春の伊豆は見どころ満載!」
- 「GIRLS MEETING ATC OSAKA 2024」
- 「SANNOMIYA COLLECTION 2024」
- 「TGC KAGAWA 2025」
- 「TGC KITAKYUSHU 2025」
CM関連では、カルビーの「フルグラ」や「休塩おやつシリーズ」、ヘアケアブランドの広告関連活動などがプロフィールに掲載されている。
こうした実績を見ると、活動領域はダンスの専門分野だけに限られていない。テレビ番組でのトーク、モデルとしてのビジュアル表現、イベントでのステージパフォーマンスなど、異なるメディアに対応できることが強みになっている。
SHOWROOMでのライブ配信も重要な活動基盤紀平萌絵の芸能活動を語るうえで、ライブ配信アプリ「SHOWROOM」の存在も大きい。
2022年の「TGC AGENT 次世代インフルエンサー発掘オーディション」で準グランプリを獲得したことが、SHOWROOMを始めるきっかけになったとTuneCore Japanのプロフィールに記載されている。
その後、配信活動を継続し、2024年のSHOWROOM AWARDでは総合年間7位、タレント部門年間1位を獲得。さらに本人の公式プロフィールでは、2025年度もタレント枠年間1位という実績を報告している。
2026年11月現在も公式ルームは運営されており、同月8日にはファンミーティングの開催も告知されている。配信を通してファンと継続的に交流するスタイルは、テレビ出演や音楽リリースとは異なる、彼女独自の活動基盤といえる。
【歌手デビューと新曲】「my wings」から「また明日へ」へ
紀平萌絵の活動における大きな転換点が、2024年のアーティストデビューだ。
ダンサーとして身体を使った表現を続けてきた彼女が、歌という新たな手段を手にしたことで、表現者としての可能性を広げた。
2024年10月2日「my wings」で歌手デビュー紀平萌絵は2024年10月2日、初のオリジナル楽曲「my wings」をデジタルリリースした。
同曲は、優しい歌声が印象的なミディアムバラード。アーティストとしての第一歩となった作品であり、妹の紀平梨花も姉の歌手デビューを自身のSNSで喜んでいたことが日刊スポーツで報じられている。
萌絵はデビュー時、表舞台での活動を諦めようと思った時期もあったことを明かし、家族や友人、ファンに支えられて音楽活動を始められたという趣旨のメッセージを発信していた。
このデビューは、単なる新しい仕事の追加というより、これまでの経験を生かしながら自分の思いを伝える表現方法を増やした出来事だった。
2026年4月15日、新曲「また明日へ」をリリース2026年4月15日、紀平萌絵は約1年半ぶりとなる新曲「また明日へ」を配信リリースした。
今回の楽曲で注目したいのは、本人が作詞を担当していることだ。作曲・編曲はKEN asano FUJIKAWAが担当し、TZM RECORDSから配信された。
楽曲のテーマは、日々の迷いや不安、思いどおりにならない出来事を抱えながらも、等身大の自分を認めて明日へ進んでいくこと。
作品の公式紹介では、前向きになれない日や立ち止まる日があってもよいというメッセージが込められている。誰かに無理に頑張ることを求めるのではなく、苦悩や葛藤も含めて自分自身を受け入れることをテーマにした楽曲だ。
関西テレビとBSよしもとで番組タイアップ「また明日へ」は配信開始後、テレビ番組のエンディングテーマにも起用された。
- 関西テレビ:「やすとも・友近のキメツケ!※あくまで個人の感想です」。2026年4月21日放送回からエンディングテーマとして起用。
- BSよしもと:「第一芸人文芸部~俺の推し本~」。2026年8月度のエンディングテーマとして起用。
加えて、ONE to INFINITYの公式レーベル情報では、2026年5月23日から29日までUSEN注目曲として紹介されたことや、8月にはカラオケBanBanの待合モニターでミュージックビデオが放映されたことも確認できる。
デジタル配信だけでなく、テレビ番組や店舗での接触機会が広がったことは、楽曲の認知を広げるうえで意味のある展開だ。
2026年10月のインタビューで語った今後の音楽活動2026年10月17日公開のCROSSPRESSのインタビューでは、萌絵自身が歌とダンスの違いや、音楽活動への思いを語っている。
「歌は、わたしの思いを伝えやすい手段」
ダンスでは身体を使って感情を表現する一方、歌では歌詞や言葉を通じて自分の考えを届けられるというのが本人の考えだ。
また、今後はオリジナル楽曲を増やし、将来的にはアルバム制作にもつなげたいという意向を示している。歌とダンスを組み合わせ、自己表現の幅をさらに広げたいという目標も語った。
「my wings」から「また明日へ」への変化は、歌手としての活動を継続するだけでなく、作詞にも取り組み、自分の言葉でメッセージを発信する段階に進んだことを示している。
【紀平梨花との姉妹関係】比較よりも、それぞれの表現者として
紀平萌絵の名前を検索する人の多くが気にするのが、妹である紀平梨花との関係だ。
梨花はフィギュアスケートの国際大会で活躍してきた選手であり、萌絵はダンスや芸能活動を続けてきた。姉妹という共通点はあるものの、キャリアの方向性は大きく異なる。
姉はバレエとダンス、妹はフィギュアスケート前述のマイナビニュースのインタビューでは、幼少期に姉妹でスケートに取り組んでいたことや、萌絵がクラシックバレエを選んだ経緯が詳しく紹介されている。
同インタビューでは、妹の活躍をうれしく思う一方で、自分と比較されることへの焦りも感じていたと本人が振り返っている。
しかし、姉妹の進路を単純な優劣で見ることはできない。梨花は競技者として、萌絵はダンサーやアーティストとして、それぞれ異なる領域で努力を続けてきたからだ。
妹・梨花も姉の歌手デビューを祝福2024年10月の「my wings」リリース時には、梨花がSNSで姉の歌声を称賛し、歌手デビューを喜んだことが日刊スポーツで報じられた。
また、2020年には姉妹でInstagramライブを開催したこともスポーツニッポンが報道している。
こうした公開情報からは、姉妹がそれぞれの活動を続けながら交流している様子がうかがえる。
「紀平梨花の姉」だけでは説明できないキャリア萌絵の知名度が妹の梨花との関係から広がったことは確かだ。しかし、現在の活動実績を整理すると、バレエ指導、ダンスパフォーマンス、テレビ出演、ファッションショー、ライブ配信、楽曲リリースと、独自のキャリアが形成されている。
特に、2024年のアーティストデビューと2026年の新曲リリースは、妹の競技実績とは異なる分野で自分の名前を確立していく動きとして注目できる。
姉妹という関係性は彼女を知る入口ではあるが、現在の活動を評価する際には、本人自身の出演歴や作品、指導実績を見ることが大切だ。
【紀平萌絵に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:紀平萌絵の現在の年齢は何歳?
A1:1998年8月12日生まれで、2026年11月現在28歳です。
Q2:紀平萌絵の出身大学はどこ?
A2:関西学院大学です。学生時代からダンス活動にも力を入れていました。
Q3:紀平萌絵は歌手としてデビューしている?
A3:はい。2024年10月2日にオリジナル曲「my wings」をリリースしてアーティストデビューしました。2026年4月15日には2ndシングル「また明日へ」を配信しています。
Q4:紀平萌絵の新曲「また明日へ」は本人が作詞した?
A4:はい。作詞は紀平萌絵本人、作曲・編曲はKEN asano FUJIKAWAが担当しています。関西テレビとBSよしもとの番組エンディングテーマにも起用されました。
Q5:紀平萌絵は現在もバレエ講師をしている?
A5:はい。本人のSHOWROOMプロフィールや2026年10月のインタビューで、バレエ・ダンスの指導活動を継続していることが紹介されています。
Q6:紀平萌絵の公式Instagramはある?
A6:あります。本人の公式プロフィールや関連するアーティスト情報では、Instagramのアカウント名は「@moe_kihira」と紹介されています。XやTikTokでも活動しています。
Q7:紀平萌絵と紀平梨花は何歳差?
A7:萌絵が1998年生まれ、梨花が2002年生まれで、約4歳差の姉妹です。
紀平萌絵は、紀平梨花の姉という知名度を持ちながら、バレエ、ジャズダンス、タレント活動、モデル、ライブ配信、音楽活動へと活躍の幅を広げてきた人物だ。
2026年11月現在28歳。関西学院大学を卒業し、幼少期から培ってきたクラシックバレエを基礎に、ダンサーや指導者として活動を続けている。
音楽面では、2024年の「my wings」に続き、2026年4月に「また明日へ」をリリース。本人が作詞を担当し、関西テレビやBSよしもとの番組タイアップを獲得したことは、歌手としての活動が新たな段階に進んだことを示している。
【プロの結論】紀平萌絵を理解するうえで重要なのは、妹との知名度の比較ではなく、複数の表現分野を横断してキャリアを築いている点に注目することだ。
ダンスを通して身体で表現し、歌を通して言葉で思いを届け、SHOWROOMを通じてファンと交流する。それぞれの活動が独立しているようでいて、本人の表現者としての個性を形づくっている。
今後の注目点は、オリジナル楽曲の追加やアルバム制作、歌とダンスを組み合わせたステージ表現、そしてタレントとしてのメディア出演だ。2026年10月のインタビューでも、本人は音楽とダンスの両方を続けていく意向を示している。
「紀平梨花の姉」という肩書きから知った読者にとっても、現在の紀平萌絵は一人のダンサーであり、歌手であり、タレントである。その活動の積み重ねこそが、これからの彼女を追いかける最大の見どころとなる。
主な取材・確認資料
- SHOWROOM本人公式プロフィール
- ONE to INFINITY/TZM RECORDS公式作品・リリース情報
- マイナビニュース(2020年3月30日掲載インタビュー)
- CROSSPRESS(2026年10月17日掲載インタビュー)
- 日刊スポーツ(2024年・2026年の音楽関連記事)
- TuneCore Japanアーティストプロフィール