2026年のシカゴ・カブスを語るうえで、日本人選手の存在は欠かせない。中心となったのは、外野手の鈴木誠也と左腕投手の今永昇太だ。鈴木は打率.270、26本塁打、86打点を記録し、今永は11勝10敗、防御率3.77で先発ローテーションを支えた。打者と投手という異なる立場から、2人はチームの戦力を担ってきた。
一方、2026年シーズン終了後には大きな転換点が訪れている。鈴木は5年契約を終えてFAとなり、カブスから2027年シーズンに向けた1年2,315万ドルのクオリファイング・オファー(QO)を提示された。今永も2026年の1年契約を終え、次の契約を検討する段階に入った。2026年11月6日現在、2人の去就は決まっていない。
【2026年現在】カブス日本人選手は鈴木誠也と今永昇太の2人
シカゴ・カブスは、ナショナルリーグ中地区に所属するMLBの名門球団だ。2026年シーズンに日本人選手として在籍していたのは、鈴木誠也と今永昇太の2人である。
ただし、2026年11月6日現在の状況と、2026年シーズン中の所属状況は分けて考える必要がある。レギュラーシーズン中は2人ともカブスの主力だったが、シーズン終了後はそれぞれ契約の節目を迎えている。
鈴木誠也:右の長距離砲として打線を牽引鈴木誠也は1994年8月18日生まれ。広島東洋カープで実績を積み、2022年3月にカブスと5年総額8,500万ドルの契約を結んでMLBへ移籍した。
右打ちの外野手として、主に右翼と指名打者を担当。日本時代から持ち味だった長打力に加え、選球眼や出塁能力を磨き、カブスの中軸打者として存在感を高めてきた。
2026年は143試合に出場し、打率.270、26本塁打、86打点、96得点、OPS.841を記録。特に出塁率.368は、打率だけでは測れない打者としての貢献度を示している。MLB公式のシーズン成績でも、安定した長打力と出塁能力が確認できる。
今永昇太:左腕の先発投手としてローテーションを支える今永昇太は1993年9月1日生まれ、福岡県北九州市出身の左投左打の投手だ。横浜DeNAベイスターズで8シーズンを過ごし、2024年にカブスでMLBデビューを果たした。
特徴は、直球の球質と制球力、そして空振りを奪う投球術。2024年のMLB初年度には15勝3敗、防御率2.91という優れた成績を残し、オールスターにも選出された。
2026年は32試合すべてに先発し、11勝10敗、防御率3.77、174回1/3、174奪三振を記録。シーズンを通して先発ローテーションを担える投手として、カブスにとって重要な存在だった。
【2026年成績を徹底比較】鈴木誠也と今永昇太の実績は?
鈴木と今永の成績を比較するときは、打者と投手という役割の違いを踏まえる必要がある。鈴木は得点を生み出す攻撃面、今永は失点を抑えて試合を組み立てる投手面で貢献してきた。
2026年のレギュラーシーズン成績を整理すると、次のようになる。
| 比較項目 | 鈴木誠也 | 今永昇太 |
|---|---|---|
| ポジション | 外野手・右翼/指名打者 | 先発投手・左腕 |
| 2026年出場 | 143試合 | 32試合・全試合先発 |
| 打率 | .270 | 投手成績のため該当なし |
| 本塁打 | 26本 | 投手成績のため該当なし |
| 打点 | 86打点 | 投手成績のため該当なし |
| 勝利数 | 該当なし | 11勝 |
| 敗戦数 | 該当なし | 10敗 |
| 防御率 | 該当なし | 3.77 |
| 投球回 | 該当なし | 174回1/3 |
| 奪三振 | 155三振(打者として) | 174奪三振 |
| 契約状況 | 2026年終了後FA・QO提示済み | 2026年契約終了・FA市場へ |
※レギュラーシーズンの成績。投手の奪三振と打者の三振は意味が異なるため、単純な優劣比較には使用できない。数値はMLB公式の選手統計を基準としている。
鈴木誠也の2026年成績で注目すべきポイント鈴木の2026年は、26本塁打という長打力だけでなく、出塁率.368、OPS.841という数字にも注目したい。
OPSは出塁率と長打率を合算した指標で、打者の攻撃力を総合的に見る際に利用される。打率.270に加えて高い出塁率を残したことは、安打以外の形でも攻撃機会を作っていたことを意味する。
加えて、2026年は守備面でも大きく改善した。MLB公式のシーズン総括では、鈴木のFielding Run Valueはプラス7、Outs Above Averageはプラス5と紹介され、ナ・リーグ右翼手のゴールドグラブ賞ファイナリストにも選ばれた。
これまで打撃面に評価が集まりやすかった鈴木にとって、守備でも評価を高めたことはFA市場でのアピール材料になる。打てるだけでなく、右翼を守れる選手としての価値が広がったシーズンだった。
今永昇太の2026年成績で注目すべきポイント今永の2026年は、11勝10敗、防御率3.77という数字に加えて、174回1/3を投げた点が重要だ。
先発投手の評価では、勝利数だけでなく、防御率、投球回、奪三振、WHIPなどを組み合わせて見る必要がある。チームが試合を組み立てるうえで、先発投手が長いイニングを投げられるかどうかはブルペンの負担にも影響する。
今永は32試合に先発し、174奪三振を記録した。防御率3.77は2024年の2.91には及ばないものの、年間を通して先発投手として働いたことは評価できる。
MLB通算では2024年から2026年までに35勝21敗、防御率3.45を記録。3シーズンの実績を踏まえると、2026年だけの数字で評価を決めるべき投手ではない。
(成績出典:MLB公式選手統計、Baseball Savant、MiLB公式選手統計)
【経歴と実績】鈴木誠也と今永昇太がMLBで評価された理由
鈴木誠也は広島で5度のゴールデングラブ賞を受賞鈴木は2012年のドラフトで広島東洋カープから2位指名を受け、2013年にプロデビューした。2015年には内野手から外野手へ転向し、その後は打撃と守備の両面で成長を遂げた。
広島での9シーズンでは、通算打率.315、182本塁打、562打点、OPS.984を記録。NPBオールスターには5度選出され、セ・リーグのゴールデングラブ賞も5度受賞している。
2019年には打率.335、2021年には打率.317で首位打者を獲得。2021年は38本塁打も記録し、日本球界を代表する右打者として評価を確立した。
2022年のMLB移籍後も、初年度にナ・リーグの月間最優秀新人に選出されるなど順調に適応。2025年には32本塁打、103打点を記録し、2026年も26本塁打をマークした。
日本で積み上げた実績をMLBでも継続し、5年間でカブス通算113本塁打、382打点を残したことは、鈴木の大きな強みだ。
今永昇太はDeNAで磨いた投球術をMLBでも発揮今永は2015年のドラフトで横浜DeNAベイスターズから指名され、2016年にプロ入りした。NPBでは8シーズンを過ごし、通算64勝50敗、防御率3.18を記録している。
特に2023年はセ・リーグ最多の174奪三振を記録。日本代表として出場した2023年ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では、決勝の米国戦にも先発し、日本の優勝に貢献した。
2024年にカブスへ移籍すると、MLB初年度から15勝を挙げ、防御率2.91という好成績を残した。新人王投票でも上位に入り、ナ・リーグのオールスターにも選ばれた。
2025年は9勝8敗、防御率3.73。2026年は11勝10敗、防御率3.77と、成績を維持しながら先発としての役割を果たした。
鈴木が打撃と守備の両面で価値を示す選手なら、今永は先発投手として試合の流れを作る選手だ。2人の強みは異なるが、どちらもチーム編成において代替が簡単ではない役割を担っている。
【シカゴ・カブス日本人選手の歴代】福留孝介・ダルビッシュ有らの足跡
カブスと日本人選手の関係は、鈴木誠也と今永昇太から始まったわけではない。球団には複数の日本出身選手が在籍してきた歴史がある。
MLB公式が紹介した球団の日本人選手の記録によると、鈴木が加入する前に日本出身の選手は8人いた。鈴木は球団史上9人目、今永は10人目に当たる。
カブスでプレーした主な日本人選手- 福留孝介(2008〜2011年):カブスでプレーした最初の日本出身選手。2008年のMLBデビュー戦で3安打、1本塁打、3打点を記録し、ファンに強い印象を残した。球団では通算513試合に出場した。
- 田口壮(2009年):カブスでは6試合に出場。セントルイス・カージナルスでの活躍でも知られる外野手だった。
- 高橋尚成(2013年):2013年にカブスで3試合に登板した左腕投手。
- 藤川球児(2013〜2014年):阪神タイガースで守護神として活躍した右腕。カブスでは故障の影響もあり、登板機会は限られた。
- 和田毅(2014〜2015年):2014年にMLBデビュー。カブスでは21試合に登板し、そのうち20試合で先発した。
- 川崎宗則(2016年):カブスでは14試合に出場し、21打数7安打、打率.333を記録。2016年のワールドシリーズ制覇を経験した。
- 上原浩治(2017年):カブスでは49試合に登板。経験豊富なリリーフ投手としてブルペンを支えた。
- ダルビッシュ有(2018〜2020年):2017年オフにカブスと契約。2020年には12勝を挙げ、ナ・リーグのサイ・ヤング賞投票で2位に入った。
- 鈴木誠也(2022年〜2026年):広島から移籍し、5年間にわたって中軸打者として活躍。2026年シーズン終了後にFAとなった。
- 今永昇太(2024年〜2026年):DeNAから移籍。MLB初年度に15勝を記録し、その後も先発ローテーションを担った。
※在籍年はMLB公式の球団史紹介などに基づく。選手の所属期間と在籍したシーズンは、契約期間やマイナーでの所属を含めるかによって表記が異なる場合がある。
福留孝介とダルビッシュ有が残した印象歴代選手の中でも、福留とダルビッシュはカブスの日本人選手史を語る際に欠かせない存在だ。
福留は2008年3月31日の開幕戦でMLBデビューを飾り、9回に同点となる3ラン本塁打を放った。日本からやってきた外野手が、いきなり本拠地のファンに強烈な印象を与えた試合だった。
一方、ダルビッシュは2020年に12勝、防御率2.01を記録し、サイ・ヤング賞投票で2位に入った。先発投手として球団を代表する活躍を見せたシーズンであり、後に加入した今永を評価する際にも比較対象となる実績だ。
鈴木と今永は、こうした歴代日本人選手の流れを引き継ぎながら、それぞれ野手と投手の立場で新たな実績を積み重ねた。
【2026年FAと再契約】鈴木誠也・今永昇太はカブスに残留する?
2026年11月6日現在、最も注目されているのが2人のFA問題だ。両者とも2026年シーズン終了後に契約の節目を迎えたが、契約の経緯と球団側の対応には違いがある。
鈴木誠也:2,315万ドルのQOを提示された鈴木は2022年3月に結んだ5年総額8,500万ドルの契約が2026年シーズンで満了した。これにより、2026年終了後のFA市場で他球団との交渉が可能になった。
大きな動きがあったのは2026年11月2日だ。カブスは鈴木に対して、2027年シーズンの1年2,315万ドルのクオリファイング・オファーを提示した。
回答期限は米中部時間11月17日午後3時。日本時間では11月18日午前6時に当たる。
鈴木がQOを受け入れれば、2027年もカブスで1年契約を結ぶことになる。拒否した場合はFA市場で複数年契約などを検討でき、他球団と契約した場合にはカブスがドラフト指名権の補償を受けられる仕組みだ。
2026年の鈴木は打率.270、26本塁打、86打点に加え、守備面でも改善を示した。攻撃力と守備力を兼ね備えた右翼手として評価されるため、他球団が獲得を検討する可能性もある。
MLB公式は、カブスが今オフに多くのFA選手を抱えていることを報じている。球団編成責任者のジェド・ホイヤーも、全員を引き留めることはできないという趣旨の発言をしており、鈴木の残留は球団の予算や2027年の編成方針とも関係する。
ただし、QOを提示したことは、カブスが鈴木との関係を継続する選択肢を残していることを意味する。QOを提示したからといって、長期契約での再契約が決まったわけではない。
今永昇太:2026年の1年契約を終えてFAへ今永の契約事情は鈴木とは異なる。今永は2024年1月、カブスと複数年契約を結んでMLBへ移籍した。当初の契約には球団側のオプションや選手側のオプションが含まれていた。
2025年オフには、カブスが2026〜2028年を対象とする球団オプションを行使せず、今永も2026年の選手オプションを選択しなかった。その後、今永はカブスから提示された1年2,202万5,000ドルのQOを受諾し、2026年シーズンの残留を決めている。
したがって、今永は2025年オフに他球団へ移籍したわけではない。2026年の1年契約を結んでカブスに残り、その契約を終えた後に再びFA市場へ進む流れとなった。
ここで重要なのが、QOは同じ選手に複数回提示できない制度だという点だ。今永は2025年にすでにQOを受けて受諾しているため、2026年オフに同じ制度による新たなQOを受ける対象ではない。
2026年の今永は11勝、防御率3.77、174回1/3という成績を残した。先発投手として年間を通して登板できる実績は、カブスにとっても他球団にとっても評価材料になる。
MLBの2026年オフのFA関連報道では、今永もカブスのFA候補として扱われている。今永を再び獲得するには、QOではなく通常のFA交渉による新契約が必要となる。
カブス再契約の可能性を左右する3つの条件鈴木と今永の再契約を考える際には、次の3つの観点が重要になる。
1. 選手の市場価値と契約年数
鈴木は5年間で113本塁打、382打点を記録した実績があり、2026年には守備面でも成長を見せた。複数年契約を求める場合、カブスが提示する契約年数と総額が交渉の焦点になる。
今永は2024年の15勝、防御率2.91という実績に加え、2026年の174回1/3という投球回数も評価材料だ。先発ローテーションを安定させたい球団にとって、左腕の先発投手は重要な補強対象になる。
2. カブスの2027年チーム編成
2026年のカブスは複数の主力選手がFAを迎えている。鈴木を含む外野手の構成と、先発投手陣の再編を同時に進める必要があり、限られた予算をどこに配分するかが課題だ。
特に球団が投手陣の強化を重視する場合、今永との再契約を検討する余地はある。一方で、鈴木のような中軸打者を失うことも打線にとって大きな影響を与える。
3. 他球団からのオファーと本人の希望
FA交渉は球団側の希望だけでは決まらない。選手本人が重視する契約年数、年俸、出場機会、チームの優勝可能性なども判断材料になる。
鈴木はMLB移籍後の5年間をカブスで過ごし、本人もシカゴでの生活やファンへの思いを語っている。一方、今永もカブスで先発として実績を築いてきた。過去の在籍実績は再契約を考えるうえでプラス材料だが、残留を確約するものではない。
現段階での見通し:鈴木についてはQO提示という具体的な残留ルートが用意されている。今永についても通常のFA交渉による再契約は可能だ。ただし、2026年11月6日現在、2人とも2027年の所属先は正式発表されていない。再契約の確率を数字で断定できる段階ではない。
【2026年ワイルドカードシリーズ】カブスはなぜポストシーズンで敗退した?
2026年のカブスはレギュラーシーズンを89勝73敗で終え、ナ・リーグ中地区2位の成績を残した。ポストシーズン進出を果たしたものの、ワイルドカードシリーズでサンディエゴ・パドレスに2連敗し、シーズンを終えている。
パドレスとの対戦結果- 第1戦・9月29日:カブス0-8パドレス
- 第2戦・9月30日:カブス1-4パドレス
2試合でカブスが挙げた得点はわずか1点。パドレスの投手陣を攻略できず、シリーズ0勝2敗で敗退した。
鈴木はポストシーズンで7打数2安打、打率.286を記録したが、2試合のチーム全体の得点力不足を覆すには至らなかった。
レギュラーシーズンの89勝という実績がありながら、短期決戦では打線のつながりが欠けたことが敗退の大きな要因となった。
2027年に向けたチーム再編のポイント今回の敗退は、カブスがオフシーズンに取り組むべき課題を浮き彫りにした。先発投手の補強、ブルペンの安定、ポストシーズンで得点を生み出す打線の構築が重要になる。
鈴木の残留は中軸打線の維持につながり、今永の残留は先発ローテーションの安定につながる。どちらか一方を失うだけでも、チームの補強計画に影響が及ぶ可能性がある。
2026年のカブスは、レギュラーシーズンの戦力を維持するだけでなく、短期決戦でも勝ち切れるチームを作れるかが問われるシーズンだった。
【カブス日本人選手】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年現在、カブスに所属している日本人選手は誰ですか?
A1:2026年シーズン中に所属していた日本人選手は、外野手の鈴木誠也と左腕投手の今永昇太です。ただし、2026年11月6日現在はシーズンが終了し、2人ともFAに関係する契約上の節目を迎えています。
Q2:鈴木誠也の2026年の打率・本塁打・打点はいくつですか?
A2:2026年のレギュラーシーズン成績は打率.270、26本塁打、86打点です。96得点、出塁率.368、OPS.841も記録しました。
Q3:今永昇太の2026年の勝利数と防御率は?
A3:11勝10敗、防御率3.77です。32試合に先発し、174回1/3を投げて174奪三振を記録しました。
Q4:鈴木誠也は2027年もカブスに残留しますか?
A4:2026年11月6日現在、残留は確定していません。カブスは1年2,315万ドルのQOを提示しており、鈴木は11月17日までに受諾するかどうかを判断する必要があります。
Q5:今永昇太も2026年オフにFAになるのですか?
A5:はい。今永は2025年オフに2026年のQOを受諾してカブスに残留しました。その1年契約が終了したため、2026年シーズン後は再びFA市場で次の契約を検討する立場になっています。
Q6:カブスに所属した歴代の日本人選手には誰がいますか?
A6:福留孝介、田口壮、高橋尚成、藤川球児、和田毅、川崎宗則、上原浩治、ダルビッシュ有、鈴木誠也、今永昇太などがいます。福留は球団初の日本出身選手、ダルビッシュは2020年にサイ・ヤング賞投票2位という実績を残しました。
2026年のカブス日本人選手を振り返ると、鈴木誠也と今永昇太は、それぞれ異なる役割でチームを支えた重要な存在だった。
鈴木は打率.270、26本塁打、86打点を記録。さらに右翼守備でも評価を高め、ゴールドグラブ賞ファイナリストに選ばれた。5年間のカブス通算成績は113本塁打、382打点であり、打線の中心を担える選手として実績を残している。
今永は11勝10敗、防御率3.77、174回1/3という成績を記録した。2024年の15勝、防御率2.91に続き、3シーズンにわたってMLBの先発投手として経験を積んだことは大きな財産だ。
今後の注目点は、次の3つに整理できる。
- 鈴木誠也:11月17日のQO回答期限と、複数年契約を含むFA交渉の行方。
- 今永昇太:2026年契約終了後のFA交渉と、カブスが先発左腕として再獲得を検討するか。
- カブス球団:2026年の89勝を土台に、打線と投手陣をどう再編して2027年の優勝を目指すか。
プロの視点で特に重要なのは、選手の去就を判断する際に、単年成績だけでなく、複数年の実績、守備を含む総合力、契約制度、球団の補強方針を合わせて見ることだ。
鈴木についてはQO提示という具体的な残留の選択肢が存在する。今永については、すでに一度QOを受諾した経緯があるため、次の契約は通常のFA交渉が焦点になる。
シカゴで積み上げた実績が、次の契約につながるのか。それとも新たな球団でキャリアを続けるのか。2026年11月6日時点では、両選手とも最終的な決断を待つ段階だ。2027年のMLBで日本人選手がどのユニフォームを着るのか、今オフのFA市場は大きな注目を集めている。