2026年の西東京大会は、夏の甲子園出場を懸けた第108回全国高等学校野球選手権大会の地方予選として開催された。
大会概要は次のとおりだ。
| 項目 | 2026年の大会情報 |
|---|---|
| 大会名 | 第108回全国高等学校野球選手権西東京大会 |
| 抽選日 | 2026年6月14日 |
| 正式組み合わせ発表 | 2026年6月16日正午 |
| 開催期間 | 2026年7月5日~7月26日 |
| 参加チーム | 118チーム(一球速報.com掲載) |
| 会場 | 8会場 |
| 決勝 | 7月26日 |
| 決勝会場 | 神宮球場 |
| 優勝 | 八王子実践 |
| 準優勝 | 創価 |
東京都高等学校野球連盟によると、組み合わせ抽選会は6月14日に青山学院高等部PS講堂で実施された。球場名と試合開始時刻を含む正式な組み合わせは、6月16日正午に発表されている。
大会の基本情報は、一球速報.comの日程・大会情報でも確認できる。なお、参加校と連合チームを含めた参加チームは区別して把握する必要がある。
西東京大会のトーナメント表はどう見る?西東京大会は、複数の球場で試合を進めながら勝ち上がったチームが準々決勝、準決勝、決勝へと進出するノックアウト方式だ。
2026年の大会では、強豪校同士が早い段階で対戦する可能性もあり、組み合わせによって勝ち上がりの難易度が変わる展開となった。
トーナメント表を確認する際は、次の3点が重要になる。
- 初戦の相手: 実力校でも初戦から難しい相手と当たる可能性がある。
- ブロックの強豪校: 同じブロックに有力校が集中しているかを確認する。
- 準々決勝以降の対戦予想: ベスト8以降の顔ぶれを考えると、優勝候補の実力が見えやすい。
出場校一覧には、八王子実践、創価、国士舘、佼成学園、東海大菅生、早稲田実業、日大三などが名を連ねた。
一球速報.comでは、出場校、組み合わせ、トーナメント、日程・結果がそれぞれ整理されており、大会全体の経過を確認できる。
【試合結果】西東京大会2026の勝ち上がりとトーナメントの注目カード
2026年の大会を振り返るうえで注目したいのが、優勝した八王子実践だけでなく、上位進出を果たした強豪校の戦い方だ。
特に準々決勝から準決勝にかけては、実績のある学校同士の対戦が相次いだ。
2026年の主な試合結果| 日付 | 回戦 | 対戦カード | 結果 |
|---|---|---|---|
| 7月13日 | 2回戦 | 創価-国士舘 | 11-1 |
| 7月18日 | 4回戦 | 駒大-早稲田実 | 7-3 |
| 7月20日 | 準々決勝 | 八王子実践-佼成学園 | 5-2 |
| 7月20日 | 準々決勝 | 創価-駒大 | 6-3 |
| 7月21日 | 準々決勝 | 日大三-東海大菅生 | 5-4 |
| 7月24日 | 準決勝 | 八王子実践-明大八王子 | 4-2 |
| 7月24日 | 準決勝 | 創価-日大三 | 7-4 |
| 7月26日 | 決勝 | 八王子実践-創価 | 1-0 |
※スコアは勝利チームを先に記載。大会記録および各試合の結果に基づく。
佼成学園を破った八王子実践の勝負強さ7月20日の準々決勝では、八王子実践が佼成学園を5-2で下した。
佼成学園も4回戦で小平南に10-0と勝利しており、攻撃力を示して準々決勝に進出していた。
しかし、八王子実践がこの対戦を制し、準決勝進出を決めた。
日大三と東海大菅生の対決は1点差7月21日の準々決勝では、日大三が東海大菅生に5-4で勝利した。
両校は西東京を代表する実力校として知られ、2026年の組み合わせでも注目度の高いカードだった。
東海大菅生は4回戦で駒場学園に9-5で勝利していたが、準々決勝で日大三に惜敗。日大三はそのまま準決勝へ進んだ。
準決勝で創価が日大三を撃破7月24日の準決勝では、創価が日大三を7-4で破った。
一方の八王子実践も明大八王子に4-2で勝利。両校が決勝へ進み、最後の代表枠を懸けて対戦することになった。
この時点で、日大三や東海大菅生といった有力校は姿を消しており、決勝は八王子実践と創価の対決に決まった。
【決勝詳報】創価対八王子実践は1-0!7回の1点が優勝を決めた
2026年7月26日、神宮球場で行われた決勝は、八王子実践と創価の対戦となった。
試合は午前10時7分に開始。9回を終えて八王子実践が1点を守り切り、1-0で創価に勝利した。
東京都高等学校野球連盟の公式試合記録によると、試合終了は12時17分。八王子実践は大会初優勝を飾った。
決勝のスコア| チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 八王子実践 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 |
| 創価 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
公式記録に掲載された両校の投手は次のとおり。
- 八王子実践:奥山、塚原
- 創価:平井、川久保
捕手は八王子実践が大塚、創価が浴口だった。
また、八王子実践には荒木の二塁打、創価には小金丸と渡部の二塁打が記録されている。本塁打は両チームともなかった。
試合は6回まで両チーム無得点。7回に八王子実践が1点を奪い、そのリードを最後まで守り抜いた。
大量得点で圧倒する試合ではなく、投手陣と守備の粘りが勝敗に直結した決勝だった。
八王子実践にとって初めての決勝、そして初優勝八王子実践の学校公式発表によると、同校は7月24日の準決勝で明大八王子に4-2で勝ち、初めて夏の西東京大会決勝に進出した。
そして2日後、創価との決勝を制して初優勝を達成。
初の決勝進出から、そのまま大会の頂点まで駆け上がったことになる。
この結果、八王子実践は第108回全国高校野球選手権大会の西東京代表となった。
【注目校比較】国士舘・佼成学園・東海大菅生・早稲田実・日大三の明暗
2026年の西東京大会では、ノーシードからの戦いとなった実力校にも注目が集まった。
大会前から名前が挙がっていた国士舘、佼成学園、東海大菅生、早稲田実業、日大三は、それぞれ異なる結果を残している。
ここで重要なのは、知名度や過去の実績だけでは大会の勝ち上がりを予測できないという点だ。
主要注目校の大会成績・関係性| 学校名 | 2026年の結果 | 主な対戦・スコア | 大会での位置付け |
|---|---|---|---|
| 八王子実践 | 優勝 | 決勝で創価に1-0 | 初優勝 |
| 創価 | 準優勝 | 準決勝で日大三に7-4 | 決勝進出 |
| 国士舘 | 2回戦敗退 | 創価に1-11 | 序盤で敗退 |
| 佼成学園 | ベスト8 | 八王子実践に2-5 | 準々決勝進出 |
| 東海大菅生 | ベスト8 | 日大三に4-5 | 準々決勝進出 |
| 早稲田実業 | 4回戦敗退 | 駒大に3-7 | 4回戦進出 |
| 日大三 | ベスト4 | 創価に4-7 | 準決勝進出 |
国士舘は7月13日の2回戦で創価と対戦し、1-11で敗れた。
実績のある学校同士の対戦が大会序盤に実現した形だ。
創価はその後も勝ち進み、最終的に決勝進出を果たした。国士舘にとっては厳しい結果となったが、対戦相手が大会準優勝校だった点も見逃せない。
佼成学園はベスト8まで進出佼成学園は4回戦で小平南に10-0と勝利し、準々決勝まで駒を進めた。
しかし、八王子実践との試合では5-2で敗れた。
準々決勝まで進出した実力は示したものの、決勝進出には届かなかった。
東海大菅生は日大三との接戦で惜敗東海大菅生は4回戦で駒場学園に9-5で勝利。
準々決勝では日大三と対戦し、4-5で惜しくも敗れた。
わずか1点差での敗退は、今大会の西東京大会が強豪校同士の接戦になったことを象徴している。
早稲田実業は駒大に3-7で敗れる早稲田実業は7月18日の4回戦で駒大と対戦。
駒大が16安打を記録した一方、早稲田実業は11安打を放ちながら3得点にとどまり、3-7で敗れた。
試合結果だけを見ると得点差は4点だが、両校とも一定の安打数を記録しており、攻撃のつながりが勝敗を分けた試合だった。
日大三は前年の甲子園準優勝校としてベスト4日大三は2025年夏の甲子園で準優勝した実績を持つ学校だ。
日本大学第三高校の公式発表によると、2025年の第107回全国高等学校野球選手権大会では決勝まで進出し、沖縄尚学に1-3で敗れて準優勝となった。
2026年の西東京大会でも、その実力を示している。
4回戦では工学院大付に12-0、準々決勝では東海大菅生に5-4で勝利した。
しかし、準決勝で創価に4-7で敗れ、2年連続の甲子園出場はならなかった。
前年の全国大会準優勝校であっても、地方大会を勝ち抜くことは簡単ではない。西東京の競争の激しさを感じさせる結果だ。
【ライブ配信】高校野球西東京大会2026はどこで見られた?
2026年の西東京大会は、現地観戦だけでなくインターネット配信でも注目を集めた。
中心となったのが、朝日新聞社などが関わる高校野球配信サービス「」だ。
2026年は地方大会の全試合を無料ライブ配信2026年5月29日のSPORTS BULLの発表では、第108回全国高校野球選手権大会に関連して、地方大会の全試合を無料ライブ配信する方針が案内された。
そのため、西東京大会もライブ配信を通じて観戦できる環境が整えられていた。
配信を利用するメリットは次のとおり。
- 球場から離れた場所でも試合を観戦できる。
- 応援する学校の試合をリアルタイムで確認できる。
- 現地観戦が難しい保護者や卒業生も試合を見届けられる。
- 試合によっては見逃し映像やダイジェストも確認できる。
7月26日の決勝は、スポーツナビ内のバーチャル高校野球配信ページでも案内されていた。
試合開始予定時刻は午前10時、会場は神宮球場。映像提供は東京メトロポリタンテレビジョンだった。
配信ページには見逃し配信とダイジェストの案内も掲載されている。
ただし、2026年11月現在は大会が終了しているため、当時のライブ配信をリアルタイムで視聴することはできない。見逃し映像については、試合ごとの公開状況や視聴可能期間を確認する必要がある。
【プロの結論】2026年の西東京大会から読み解く強豪校の実力と勢力図
2026年の大会で注目すべきなのは、過去の実績や大会前の評価だけでは優勝校を予測できなかったことだ。
日大三は前年の甲子園準優勝校としてベスト4まで進出した。東海大菅生や佼成学園もベスト8入りを果たした。一方、国士舘や早稲田実業は上位進出を逃している。
そして、決勝では初めて決勝に進んだ八王子実践が創価を破った。
この結果から、2026年大会を評価する際には次の3つの視点が重要になる。
1. 過去の甲子園実績と現在のチーム力は分けて考える日大三の2025年甲子園準優勝は大きな実績だが、翌年の地方大会では別のチーム状況になる。
選手の入れ替わりや対戦相手との相性など、年度ごとに条件は異なる。
学校名だけで優勝候補を決めるのではなく、その年の試合結果を見ることが大切だ。
2. ノーシード校は組み合わせと初戦が重要ノーシードの実力校は、早い段階から強豪校と対戦する可能性がある。
国士舘と創価の2回戦、東海大菅生と日大三の準々決勝などは、その典型だ。
実力があっても、組み合わせ次第では上位進出が難しくなる。
3. 1点差の勝負を制する力が優勝につながる八王子実践は日大鶴ケ丘との4回戦を9-8で制し、佼成学園、明大八王子を破って決勝へ進出した。
最後の決勝も1-0という接戦だった。
大量得点で勝ち続けることだけが強さではない。苦しい展開でも試合を崩さず、最後までリードを守る力が優勝には欠かせない。
2026年の西東京大会は、そうした高校野球の勝負の厳しさを改めて示した大会だった。
【高校野球西東京大会2026】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年の西東京大会の優勝校はどこですか?
八王子実践です。2026年7月26日の決勝で創価を1-0で破り、初優勝を達成しました。
Q2:創価対八王子実践の決勝はいつ開催されましたか?
2026年7月26日に神宮球場で開催されました。午前10時7分に試合が始まり、八王子実践が1-0で勝利しました。
Q3:2026年の西東京大会で日大三は何位でしたか?
ベスト4です。準々決勝で東海大菅生に5-4で勝利しましたが、準決勝で創価に4-7で敗れました。
Q4:国士舘は2026年の西東京大会でどこまで勝ち進みましたか?
2回戦までです。7月13日に創価と対戦し、1-11で敗退しました。
Q5:早稲田実業は2026年の西東京大会で敗退しましたか?
はい。7月18日の4回戦で駒大と対戦し、3-7で敗れました。
Q6:2026年の西東京大会は無料でライブ配信されましたか?
はい。バーチャル高校野球を通じて地方大会の無料ライブ配信が行われました。決勝の創価対八王子実践も配信対象でした。
Q7:2026年の西東京大会の出場チーム数は何チームですか?
一球速報.comの大会概要では118チームと掲載されています。大会情報を確認する際は、学校数と連合チームを含む参加チーム数の違いにも注意が必要です。
第108回全国高等学校野球選手権西東京大会は、八王子実践が創価との決勝を1-0で制し、初優勝を飾った。
国士舘、佼成学園、東海大菅生、早稲田実業、日大三といった注目校も、それぞれ異なる結果を残した。特に日大三のベスト4進出や、創価の決勝進出は大会を盛り上げる大きな要素となった。
今大会を象徴するのは、過去の実績だけでは測れない高校野球の難しさだ。初の決勝進出から優勝まで駆け上がった八王子実践の戦いは、トーナメントにおける一戦一戦の重みを示している。
2026年の西東京大会はすでに終了したが、八王子実践の初優勝、創価の準優勝、そして強豪校同士の接戦は、今後の西東京の高校野球を振り返るうえでも記憶に残る結果となった。