サンリオの人気キャラクターを語るうえで外せないのが、ハローキティ、マイメロディ、ぐでたまの3組だ。それぞれ異なる個性を持ち、公式大賞とファン投票でも違った順位を記録している。
ハローキティ:世界的な知名度と変わらない存在感ハローキティは2026年の公式大賞で5位、ファン投票では8位だった。2025年も公式大賞5位であり、2年連続で同じ順位を維持している。
キティの強みは、長い歴史とシンプルで認識しやすいデザインにある。赤いリボンをはじめとする象徴的なビジュアルは、キャラクターを知らない人にも印象を残しやすい。
加えて、ファッションや雑貨など幅広い分野とのコラボレーションにも対応できる。特定の年齢層や流行に依存しすぎないことが、長期的な人気を支える要因だ。
マイメロディ:世代を超えて愛される癒やし系キャラクターマイメロディは2026年の公式大賞7位、ファン投票7位。両ランキングで同じ順位となった。
公式大賞では2025年の6位から1ランク下がったものの、トップ10を維持している。ファン投票でも安定した支持が確認できる。
ピンクを基調としたかわいらしいデザイン、頭巾をかぶった親しみやすい姿、柔らかな世界観が特徴だ。幼い頃から親しんできた世代と、新たにグッズを手に取る若い世代の双方に受け入れられやすい。
また、クロミとの関係性も魅力の一つ。正反対ともいえる2人のキャラクター性が、それぞれのファンを惹きつけている。
ぐでたま:脱力系の個性がファン投票で強さを発揮ぐでたまは2026年の公式大賞20位、ファン投票9位。今回取り上げた3キャラクターのなかでは、ランキング間の差が最も大きい。
ぐでたまの魅力は、従来のかわいいキャラクター像とは異なる脱力感にある。やる気のない表情やマイペースな振る舞いは、忙しい日常のなかで気持ちを緩めたい人にも親しみやすい。
また、食べ物をモチーフにした分かりやすさや、短い言葉でも伝わるユーモアも特徴だ。SNSなどで共有しやすいキャラクター性も、ファン投票で高い評価を受ける背景として考えられる。
公式大賞の順位だけを見ると20位だが、ファン投票では9位。これは人気の有無ではなく、ランキングの集計方式や支持の表れ方が違うことを示している。
【なぜサンリオキャラクターは人気なのか】株式会社サンリオの強みと選ばれる理由

サンリオキャラクターが長期間にわたって支持される理由は、単純にかわいいデザインだけでは説明できない。
1.かわいさの方向性がキャラクターごとに異なるサンリオには、ふんわりした癒やし系、元気で活発なタイプ、少し生意気なキャラクター、脱力系など、幅広い個性がある。
例えば、ポムポムプリンの親しみやすさ、クロミの小悪魔的な魅力、ぐでたまのユーモアは、それぞれ違う感情に訴えかける。好きなキャラクターを一つに絞る必要がなく、複数のキャラクターを同時に応援できる点も特徴だ。
2.キャラクター同士の関係性がファンの楽しみを広げるマイメロディとクロミ、ポムポムプリンとマフィン、マイメロディとマイスウィートピアノなど、キャラクター同士のつながりも人気を支える要素だ。
一人のキャラクターを好きになったことをきっかけに、友達や仲間のキャラクターにも関心が広がる。こうした関係性は、グッズ収集やイベント参加、投票活動にもつながりやすい。
3.懐かしさと新鮮さを両立できるハローキティやマイメロディのように長い歴史を持つキャラクターがいる一方、はなまるおばけやがおぱわるぅなど、新しいファンにも届くキャラクターが登場している。
昔から好きだったキャラクターを応援し続ける人もいれば、SNSや新しい商品をきっかけに初めてサンリオに興味を持つ人もいる。世代ごとに異なる入口があることが、株式会社サンリオのキャラクタービジネスの強みだ。
4.海外人気も公式大賞を押し上げる2026年の公式発表では、ポムポムプリンが9つの国と地域で1位、シナモロールが4つの国と地域で1位を獲得した。
国内だけでなく海外からも応援が集まることで、公式大賞の総得票数は拡大している。2026年の7,064万票超という数字は、サンリオキャラクターが国境を越えた支持を獲得していることを示す結果だ。
また、2026年は企業や自治体などとのコラボレーションを対象とするパートナー部門も実施された。こちらでは「しろたん×サンリオキャラクターズ」が1位を獲得。キャラクター単独の人気に加えて、異なるブランドとの組み合わせにも需要がある。
出典:株式会社サンリオ「2026年サンリオキャラクター大賞」結果発表資料。
【プロの結論】サンリオキャラクターの人気ランキングは目的別に見るのが正解
サンリオキャラクターの人気を調べる際、ランキングの数字だけを見て判断するのはおすすめできない。何を知りたいのかによって、参考にするべき順位が変わるためだ。
ランキングを活用する際の判断基準は次のとおり。
- 現在の公式人気を知りたい人:2026年サンリオキャラクター大賞の最終順位を参考にする。
- ファンからの評価を知りたい人:みんなのランキングの145位までの順位や評価点を確認する。
- 長期的な人気を知りたい人:歴代の1位獲得キャラクターと複数年の順位変化を見る。
- 推しキャラを決めたい人:順位だけでなく、デザインや性格、友達関係など自分が魅力を感じる部分を重視する。
- グッズ選びの参考にしたい人:ランキングに加え、キャラクターごとの商品展開や好みのデザインを比較する。
特に注意したいのは、公式大賞で20位以内に入っていないキャラクターが、必ずしも不人気というわけではないことだ。今回のファン投票ではマフィンやKIRIMIちゃん.、ぼんぼんりぼんなど、公式大賞のトップ20とは異なるキャラクターも上位に入っている。
ランキングは、その時点の投票行動を数値化したもの。キャラクターそのものの魅力や、個々のファンが長年抱いている愛着まで順位だけで測れるわけではない。
2026年の結果で特に注目すべきなのは、ポムポムプリンの連覇だけではない。シナモロールの安定した支持、あひるのペックルの躍進、マイスウィートピアノの上昇、そしてぐでたまのファン投票での強さなど、複数の人気の形が見えていることだ。
【サンリオキャラクターの人気ランキング】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年のサンリオキャラクター大賞で1位になったのは誰?
A1:ポムポムプリンです。2026年6月28日に発表された最終結果で2年連続、通算5度目の1位を獲得しました。総得票数は7,064万7,379票でした。
Q2:2026年のサンリオキャラクター人気投票で1位は誰?
A2:みんなのランキングの2026年11月2日時点の掲載順位では、シナモロールが1位です。ただし、公式のサンリオキャラクター大賞ではポムポムプリンが1位となっています。
Q3:ハローキティは2026年の人気ランキングで何位?
A3:公式大賞では5位、みんなのランキングでは8位です。2025年の公式大賞でも5位で、安定した人気を維持しています。
Q4:マイメロディは2026年の人気ランキングで何位?
A4:公式大賞では7位、みんなのランキングでも7位です。2025年の公式大賞では6位だったため、1ランクの変動となりました。
Q5:ぐでたまは2026年のサンリオキャラクター大賞で何位?
A5:公式大賞では20位です。一方、みんなのランキングでは9位に入っており、ファンからの評価が高いことが分かります。
Q6:公式ランキングとみんなのランキングは何が違う?
A6:公式大賞はサンリオが設定した投票期間と参加キャラクターを対象に、総得票数で順位を決めるイベントです。みんなのランキングはユーザーがキャラクターを点数評価する参加型ランキングで、集計方法や対象キャラクターが異なります。
2026年のサンリオキャラクター大賞は、ポムポムプリンが2連覇、通算5度目の1位を獲得する結果となった。シナモロールとポチャッコが続き、トップ3を犬のキャラクターが独占。総得票数も7,064万7,379票と過去最多を記録した。
一方、ファン投票ではシナモロールが1位となり、ポチャッコ、ポムポムプリンが続いた。ハローキティ、マイメロディ、ぐでたまもそれぞれ異なる順位を示しており、投票方法によって人気の見え方が変わることが明らかになった。
2025年からの順位変動では、あひるのペックルやマイスウィートピアノの躍進も見逃せない。長年愛されているキャラクターと新たな支持を集めるキャラクターが共存することこそ、サンリオの魅力だ。
今後ランキングをチェックするときは、公式大賞の順位、ファン投票の評価、歴代の実績という3つの視点を組み合わせたい。順位の上下だけでなく、自分が好きなキャラクターの個性や物語にも目を向けることで、サンリオの世界をより深く楽しめるはずだ。