趣里の父親は、ドラマ『相棒』シリーズで杉下右京を演じる俳優・水谷豊、母親は伝説的なアイドルグループ「キャンディーズ」の元メンバーである伊藤蘭です。
2人は1989年に結婚し、1990年9月21日に長女の趣里が誕生しました。趣里は両親の芸能活動を身近に感じながら育ちましたが、幼い頃から俳優を目指していたわけではありません。もともとはプロのバレリーナを目指していました。
現在の家族関係を整理すると、趣里は水谷豊と伊藤蘭の娘であり、2025年8月に俳優の三山凌輝との結婚を公表。同年9月には第1子の誕生を報告しています。つまり、2026年現在は自身も家庭を築き、俳優として活動する母親になっています。
父親・水谷豊のプロフィール水谷豊は1952年7月14日生まれ、北海道出身の俳優・歌手・映画監督です。
1968年のテレビドラマ『バンパイヤ』で初主演を務め、その後も『傷だらけの天使』『熱中時代』などの作品で人気を獲得しました。
特に代表作として知られるのが、テレビ朝日系の刑事ドラマ『相棒』です。2000年に始まった同シリーズでは杉下右京役を長年演じ、知的で独特なキャラクターを確立しました。
俳優としての活動に加えて映画監督としても作品を手がけており、2026年には娘の趣里との映画共演も実現しています。
母親・伊藤蘭のプロフィール伊藤蘭は1955年1月13日生まれ、東京都出身の歌手・女優です。
1973年、田中好子、藤村美樹とともにアイドルグループ「キャンディーズ」のメンバーとして歌手デビューしました。
キャンディーズは「年下の男の子」「春一番」「微笑がえし」などのヒット曲で人気を集め、1978年に解散。伊藤はその後、1980年公開の映画『ヒポクラテスたち』で本格的に女優活動へ復帰しました。
2019年にはソロ歌手としてもデビュー。2026年にはソロデビュー7周年を迎え、全国ツアー「Dance on!Love on!」を開催するなど、歌手としての活動も続けています。
【両親の歩み】水谷豊と伊藤蘭の結婚・馴れ初めと芸能界での実績

水谷豊と伊藤蘭の結婚は、芸能界でもよく知られた夫婦の歩みの一つです。2人の出会いには、キャンディーズ時代から伊藤のファンだった水谷の存在が関係しています。
水谷豊と伊藤蘭はドラマ共演を経て結婚水谷豊が伊藤蘭と初めて顔を合わせたのは、水谷が23歳だった頃です。当時、伊藤はキャンディーズのメンバーとして活躍していました。
水谷は以前からキャンディーズのファンで、初対面の際には緊張しながら握手を求めたというエピソードを、2026年に刊行された『水谷豊 自伝』に関連するインタビューで明かしています。
その後、2人は1982年から1983年にかけて放送されたドラマ『あんちゃん』や、1983年から1984年の『事件記者チャボ!』で共演しました。
共演を重ねた2人は、1989年1月に結婚を報告。1990年には長女の趣里が誕生しています。
両親と趣里の関係を一覧で整理| 人物・関係 | 主な職業・経歴 | 趣里との関係 |
|---|---|---|
| 水谷豊 | 俳優・歌手・映画監督。『相棒』『熱中時代』など | 父親 |
| 伊藤蘭 | 歌手・女優。キャンディーズの元メンバー | 母親 |
| 趣里 | 俳優。『ブギウギ』『生きてるだけで、愛。』など | 長女 |
| 三山凌輝 | 俳優・アーティスト。BE:FIRSTの元メンバーRYOKIとしても活動 | 夫 |
| 第1子 | 2025年9月に誕生 | 趣里と三山の子 |
このように、趣里の実家は水谷豊と伊藤蘭の家庭です。2025年の結婚と出産を経て、趣里自身の家族も新たに形成されています。
水谷豊と伊藤蘭は芸能活動を続けながら家庭を築いた2人の結婚生活では、それぞれが俳優・歌手として活動を続けている点も特徴です。
水谷豊は『相棒』シリーズを中心に俳優として活躍し、伊藤蘭もドラマや映画、舞台、ソロコンサートなど幅広い分野で活動してきました。
2026年の水谷の自伝関連インタビューでは、伊藤との出会いや結婚に至る経緯が本人の言葉で紹介されています。長年にわたって第一線で活動してきた2人の関係を知るうえでも、注目すべき資料です。
【幼少期・生い立ち】趣里はバレリーナ志望だった!女優デビューまでの経緯
趣里の生い立ちで特徴的なのは、両親と同じ芸能界を最初から目指していたわけではないことです。
幼少期からクラシックバレエに打ち込み、将来はバレリーナになることを夢見ていました。しかし、海外留学中の大きなけがが人生の方向を変えることになります。
4歳からクラシックバレエを始め、15歳でイギリス留学趣里は4歳からクラシックバレエを始めました。幼い頃から練習を重ね、バレリーナになることを目標にしていたといいます。
15歳になると、バレエを本格的に学ぶために単身イギリスへ留学。現地では寮生活を送りながら、ダンサーとしての将来を目指していました。
ところが、留学中に右足首の剥離骨折とアキレス腱断裂という大きなけがを経験します。以前のように踊ることが難しくなり、バレリーナになる夢を断念せざるを得なくなりました。
長年取り組んできた目標を失ったことは、趣里にとって大きな挫折でした。
母・伊藤蘭が演劇との出会いを後押し帰国後、趣里は自分の将来について悩む時期を過ごしました。
そんなとき、母の伊藤蘭が趣里を演劇の舞台へ連れ出しました。そこで出会ったのが、舞台演劇の世界です。
趣里は、岩松了が手がける舞台などを鑑賞するなかで、演劇に心を動かされていきました。舞台に集中している時間は、バレエのけがや将来への不安を忘れられたと振り返っています。
この経験が、俳優という仕事を志すきっかけになりました。
2011年『3年B組金八先生ファイナル』でデビュー趣里は大学進学を目指す時期に演技のレッスンを始め、2011年、TBS系ドラマ『3年B組金八先生ファイナル』で俳優デビューしました。
その後、映画や舞台、テレビドラマへの出演を重ね、徐々に演技力を評価されるようになります。
大きな転機となったのは、2018年公開の映画『生きてるだけで、愛。』です。主演を務めた同作で、第42回日本アカデミー賞新人俳優賞や第33回高崎映画祭最優秀主演女優賞などを受賞しました。
さらに2023年度後期のNHK連続テレビ小説『ブギウギ』では、ヒロインの花田鈴子を演じました。歌と踊りを披露する役柄は、幼少期からのバレエ経験とも結びつき、趣里の個性を広く印象づけました。
【親の七光り説を検証】趣里が両親の名前に頼らず評価を築いた理由
水谷豊と伊藤蘭という有名な両親を持つ趣里には、デビュー当初から「親の七光りではないか」という見方がつきまとってきました。
ただし、本人と両親の発言、これまでの出演歴を確認すると、単純に親の知名度だけで現在の評価を得たと説明することはできません。
両親の名前を積極的に出さなかった趣里2025年7月に放送されたテレビ朝日系『有働Times』で、水谷豊は娘の趣里との映画共演について語りました。
その際、水谷は、趣里が長い間、親の名前を出したくないという気持ちを持って活動してきたことを明かしています。
趣里自身も、親の知名度に頼るより、自分の俳優としての仕事を見てもらいたいという姿勢を大切にしてきました。
2022年にNHK連続テレビ小説『ブギウギ』のヒロインに決まった際にも、オーディションの合格を両親には事前に伝えていませんでした。2022年10月17日の発表会見では、合格を伝えた後に両親へ電話するつもりだと話しています。
『ブギウギ』で証明した俳優としての実力親の七光り説を考えるうえで重要なのが、趣里自身が積み重ねてきた作品と評価です。
2018年の『生きてるだけで、愛。』では、感情の揺れが大きい主人公を繊細に演じ、映画賞を受賞しました。
その後も『ブラックペアン』シリーズ、『DCU』『ほかげ』『愛にイナズマ』など、異なるジャンルの作品に出演しています。
2023年から2024年にかけて放送された朝ドラ『ブギウギ』では、歌唱やダンスを含む役柄を演じ、主演俳優としての存在感を示しました。
2024年のドラマ『モンスター』でも主演を務めており、両親とは異なる個性を持った俳優としてキャリアを重ねています。
親の知名度と本人の実力は分けて考えるべき著名な両親を持つことは、芸能界で話題になりやすいという意味では有利に働く場合があります。趣里も、両親の名前によって注目を集めた側面はあるでしょう。
しかし、話題性と俳優としての評価は別の問題です。
オーディションを受け、さまざまな役柄に挑戦し、映画賞を受賞して朝ドラの主演に至った経歴は、本人の仕事として評価されるべきものです。
親の七光りという言葉だけで趣里のキャリアを説明するのは、これまでの実績を十分に反映していません。
【不仲説の真相】趣里と父・水谷豊の関係は?家族エピソードを紹介
趣里と水谷豊について検索すると、父娘の不仲説が関連ワードとして表示されることがあります。
しかし、2026年の本人の発言や親子共演の実現、過去のインタビューを確認すると、継続的な不仲を裏付ける状況とは異なる家族の姿が見えてきます。
趣里本人が2026年7月に不仲説を否定2026年7月13日放送のテレビ朝日系『帰れマンデー見っけ隊!!』に出演した趣里は、父親との関係について語りました。
番組では家庭内の習慣について話題になり、水谷豊の出演作品が始まると、家族が集まって一緒に視聴する習慣があったことを明かしています。
特に『相棒』シリーズは家族で鑑賞しており、水谷が撮影時のワンカットの話などを楽しそうに説明することもあったそうです。
趣里は父との不仲説についても、実際の家庭内の関係とは異なるという趣旨の説明をしています。
これは、単なる芸能関係者の証言ではなく、本人がテレビ番組で語った家族エピソードです。
父親が趣里の出演作品を応援していた2026年4月には、文春オンラインが『水谷豊 自伝』に関連した記事を掲載しました。
記事では、趣里の出演作品にあったヌードシーンをめぐり、水谷が激怒したという過去の報道について、実際の事情は異なっていたことが紹介されています。
水谷は娘の出演について、若い時期だからこそ挑戦できる仕事として背中を押していたと説明しています。
このエピソードからも、父親が娘の俳優活動を一方的に否定していたという見方は実情と一致しません。
2015年にも趣里は父親との仲の良さを語っていた2015年8月のデイリースポーツのインタビューでも、趣里は水谷との不仲説を否定していました。
当時の取材では、両親が自分の進路について温かく見守り、本人の決断を尊重してくれたことへの感謝を語っています。
また、両親の出演作品を互いに見るという親子の交流についても触れていました。
2015年、2026年の発言を比較すると、少なくとも公に語られてきた親子関係は、長期間にわたって不仲説とは異なるものです。
【2026年最新】趣里と水谷豊・伊藤蘭の親子共演が実現!現在の活動も紹介
2026年は、趣里と両親の関係を考えるうえで大きな節目となりました。母親とのコンサート共演に加え、父親とは映画で初共演を果たしています。
2025年1月、母・伊藤蘭のコンサートで親子初共演趣里と伊藤蘭は、2025年1月25日に開催された「伊藤 蘭 ~Over the Moon~ コンサートツアー2024-2025」の東京公演で共演しました。
伊藤蘭が歌手としてステージに立ち、娘の趣里がスペシャルゲストとして登場したことで、母娘の初めてのコンサート共演が実現しました。
母親が長年築いてきた音楽活動の舞台に、女優として独立したキャリアを持つ娘が参加したことは、親子の新たな交流として注目されました。
2026年5月にも母娘でステージに登場2026年3月、伊藤蘭の公式サイトは、全国ツアー「Dance on!Love on!」の東京公演に趣里がスペシャルゲストとして出演することを発表しました。
出演日は2026年5月30日と31日。会場は東京のSGC HALL ARIAKEです。
実際に両日とも母娘共演が実現し、6月には伊藤蘭が自身のSNSで東京公演の終了を報告。趣里への感謝も伝えました。
母娘が一緒にステージに立つ機会が継続していることは、親子関係を考えるうえで注目すべき出来事です。
2026年4月公開の映画で父・水谷豊と初共演2026年には、父娘の関係にも大きな変化がありました。
水谷豊が企画・監督・脚本・プロデュース・主演の5役を務めた映画『Piccola felicità(ピッコラ・フェリチタ)~小さな幸せ~』で、趣里との親子初共演が実現したのです。
同作は2026年4月24日に劇場公開され、趣里は白河葵役で出演しました。
水谷は2025年7月のテレビ番組で、趣里から映画に出演したいという申し出があったことを明かしています。以前は親の名前を出したくないと考えていた娘からの申し出だったため、父親としても驚きがあったようです。
さらに2026年7月11日には、映画の初日舞台あいさつで親子そろって登壇しました。公の場での父娘ツーショットが実現し、互いに自然な掛け合いを見せています。
趣里は水谷を「監督」と呼び、撮影中のエピソードを披露。父親と娘という関係だけでなく、同じ俳優・映画制作者として向き合ったことが伝わる場面でした。
2026年現在の趣里は結婚・出産を経て活動を継続趣里は2025年8月29日、俳優の三山凌輝との結婚を発表しました。三山はBE:FIRSTのRYOKIとしても活動していた人物です。
同時に第1子の妊娠も公表し、2025年9月26日には無事に第1子が誕生したことを報告しました。子どもの性別など、詳細なプライベート情報は公表されていません。
2026年にはテレビ朝日系ドラマ『大空港~GATE24~』で主演を務めるなど、俳優としての活動も続いています。
家庭生活の変化と仕事の両立という新たな段階に入り、趣里自身も親としての人生を歩み始めています。
【よくある質問】趣里の親に関する疑問(FAQ)
Q1:趣里の父親と母親は誰ですか?
A1:父親は俳優の水谷豊、母親は元キャンディーズの歌手・女優である伊藤蘭です。2人は1989年に結婚し、1990年に趣里が誕生しました。
Q2:趣里に兄弟や姉妹はいますか?
A2:趣里は水谷豊と伊藤蘭の間に生まれた長女で、一人娘として知られています。
Q3:趣里と父親の水谷豊は不仲なのですか?
A3:2026年7月のテレビ番組で趣里本人が不仲説を否定しています。家族で『相棒』を鑑賞する習慣も明かしており、2026年には映画での初共演も実現しました。
Q4:趣里の母親・伊藤蘭はキャンディーズのメンバーだったのですか?
A4:はい。伊藤蘭は1973年にキャンディーズのメンバーとしてデビューし、1978年の解散後は女優として活動を続けています。2019年にはソロ歌手としてもデビューしました。
Q5:趣里と水谷豊は2026年に共演しましたか?
A5:はい。2026年4月公開の映画『Piccola felicità~小さな幸せ~』で親子初共演を果たしました。7月11日の初日舞台あいさつにも2人で登壇しています。
Q6:趣里は結婚していますか?
A6:はい。2025年8月29日に三山凌輝との結婚を発表し、同年9月26日には第1子の出産を報告しています。
趣里の父親は俳優の水谷豊、母親は元キャンディーズの伊藤蘭です。日本の芸能界で長年活躍してきた2人の間に生まれた趣里は、幼少期からクラシックバレエに取り組み、イギリス留学を経験した後、けがをきっかけに俳優の道へ進みました。
2011年のデビューから映画賞の受賞、朝ドラ『ブギウギ』の主演まで、趣里は自身の演技力を通じてキャリアを築いてきました。親の七光りという見方だけでは説明できない実績があります。
また、長年取り沙汰されてきた父娘の不仲説についても、本人の発言や家庭でのエピソード、2026年の映画共演を見る限り、報道上のイメージと実際に語られている家族関係には違いがあります。
2026年は伊藤蘭とのコンサート共演、水谷豊との映画初共演という節目が続きました。さらに結婚と出産を経て、趣里自身も新しい家族を築いています。
今後注目したいのは、両親の影響を受けながらも独自の表現を追求する趣里の俳優活動です。親子共演が一度きりの話題で終わるのか、それとも新たな作品や舞台へ発展するのか。水谷豊と伊藤蘭、そして趣里がそれぞれの分野でどのような活躍を見せるのか、引き続き注目が集まります。
【プロの結論】 趣里の家族を理解するうえで大切なのは、有名な両親の娘という肩書きだけで判断しないことです。バレエでの挫折、演劇との出会い、俳優としての受賞歴、そして2026年に実現した親子共演までを時系列で見ると、家族の支えと本人の自立したキャリアが両立している姿が浮かび上がります。
主な事実確認資料: 水谷豊・伊藤蘭の公式プロフィール、NHK関連会見報道、ORICON NEWS、日刊スポーツ、スポニチ、TBS NEWS DIG、テレビ朝日、文春オンラインの2026年報道。